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横山拓也(iaku)× 西本由香(文学座)初タッグによる新作!名取事務所『追熟しない果実』

名取事務所では、横山拓也(iaku)× 西本由香(文学座)の初タッグによる新作書き下ろし『追熟しない果実』を、10月〜11月、東京、岡山、兵庫で上演する。

緻密な会話劇に定評のあるiakuを率いて、劇団内外で活躍する劇作家・横山拓也と、文学座や劇壇ガルバの演出など、近年活躍が目覚ましい演出家・西本由香。その初タッグとなる『追熟しない果実』は、名取事務所が掲げているビジョンの一つである「共生」の本質を問う作品となる。
物語の舞台は、登山口付近にある休業中の食堂「つどい」。亡くなった店主の妻、店主のおいとその家族、店の常連客だった人物や、同じ町の農家たちが登場し、小さなコミュニティに軋轢が生じる様子が描かれる。
出演は、竹下景子、松本紀保、ハイリンドの枝元萌、劇団チョコレートケーキの西尾友樹、八頭司悠友、名取事務所から森尾舞と西山聖了など演技では定評のある俳優たちが名を連ねている。

《あらすじ》
ニホンザルが生息する薪刈山の登山口付近にある食堂「つどい」。
1年前にマスターの嘉瀬原浩一が亡くなってから店は休業、浩一の妻・嘉瀬原律子は、細々と一人で暮らしている。
かつて、薪刈山のニホンザルの群れに外来種のタイワンザルが紛れ込み、約30匹の交雑種が発生した。当初殺処分が検討されたが、町は保護管理施設を開設し、交雑種を保護。あれから20年が経ち、コロナや町の財政難で施設の存続が厳しくなっている。
あるとき、浩一の甥、嘉瀬原渉と、その妻・美幸、息子・芙羅武の3人家族が関西地方から律子の元を訪ねてきた。
「つどい」の常連客であった近所に住む小木谷奈央は、突如住み着いた3人家族を訝しく思っている。渉と美幸夫妻が「つどい」をカフェとして再開しようと律子に提案していることも、小木谷には面白くない。
同じ町で梨とブドウの果樹園を営む梅田陽子と、弟の梅田則夫。近年、施設から抜け出したサルの食害に悩まされていた。
あるとき、芙羅武が箱罠を製作し、交雑種サルを捕らえることに成功。発見時、サルは衰弱死していた。このことがきっかけで、小さなコミュニティーに決定的な軋轢が生じる。
「共生」の道を探る手前で立ち止まってしまった、彼らの動揺と葛藤を描き出す。

公演情報

名取事務所『追熟しない果実』

作◇横山拓也(iaku)
演出◇西本由香(文学座)
出演◇竹下景子 松本紀保 枝元萌 西尾友樹 八頭司悠友 森尾舞 西山聖了
10/2〜11◎吉祥寺シアター
https://www.nato.jp/