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劇団おぼんろが物語を語り継ぐ拠点、芝居小屋「おぼんろシアター」開設!

劇団おぼんろは、10月12日〜11月1日、東京・王子のBASEMENT MONSTAR 王子に、期間限定の芝居小屋「おぼんろシアター」を開設する。

主宰の末原拓馬は、「物語をやって当たり前の場所が欲しい」と語る。これまで生み出した作品を、歌手の持ち歌や落語家の噺のように何度も上演し、語り手が変わるたびに育てていく。その構想を形にする、最初の3週間となる。

劇団の原点作『狼少年ニ星屑ヲ』は、劇団員による上演に加え、客演のみでの上演も行う。同じ劇場にて、サーカスと物語が融合する奇芸譚、暗がりの中想像力だけで物語の世界へ飛び込む朗読会、子どもたちとの舞台創作、完全新作となる参加型祝祭劇も展開する。

《上演演目》
■『狼少年ニ星屑ヲ』
■おぼんろ奇芸譚『ロガルシャに捧ぐ』
■暗がり朗読会『ジュロコロ』
■子ども参加型舞台企画『ごっこの空き地』
■祝祭劇『ルミョグ〜玉砕のへべれけオバケ〜』
 
【コメント】
主宰・作・演出:末原拓馬
「おぼんろの芝居小屋」の卵を抱いている。種かも知れない。ここから、ここからだ。ドキドキしながら、最初の瞬間を待ちわびてる。

朝から晩まで物語がうずまき続ける場所を創れないかと本気で考えてきて、もういいや、さすがにもうやっても怒られないでしょと、やることにした。これまでに生み出した物語をいくらでも繰り返し、洗練させ、進化させていく。僕らは僕らで、歌手が持ち歌をライブで歌い続けるように、落語家が同じ噺をありとあらゆる場所で何回もやるように、やりたいときにやりたい過去作をやり続けられる環境を持ちたい。レパートリー・シアターという概念は日本にはあまりないけれど、物語をやって当たり前の場所が欲しい。
物語は僕から世界への贈り物だ。「物語は世界を変える」といい続けてきた。世界は人間でできていて、人間は心でできていて、心は物語でできている。だから、物語は世界を、かなり具体的に変えてしまえる。この美しい革命こそが自分たちのやり口だと納得して、おぼんろは実際問題、それなりに世界を変え続けてきた。でも、もっと、もっとだ。参加者(観客)は、いまより気軽に、ふらっと僕らの物語を受け取りに来れるようになって欲しい。劇団員以外の人間にも、僕らの物語を解放していきたい。こどもたちにも、地域にも。
命は無限じゃないし、ここから先、僕らおぼんろだって永遠にいまのままでいられるわけもないねとケラケラ笑いながら、僕らは「おぼんろ」という作品を、もっともっと創り込んでいこうと腹を決めたわけです。この「おぼんろの芝居小屋」はいったん場所を構えていますが、物理的な空間というよりは、無限に膨張が許されている概念です。何度か実験して形になったら、世界中のどこにでも現れる極めて魔法めいた「劇場」になっていく予定です。
路上でやっていたような自由さで、僕らは今一度、物語を「たかだか遊び」と愛しきって、生きていくうえで当たり前の存在にしていくこころづもり。お金の問題だとかいろいろな課題は山積みです。急に思い立ってやると決めたから、スタッフも疲弊しているし、日頃から応援してくださる参加者のみなさんもてんやわんやかと思います。ごめんなさい。でも、思いついたらすぐにやるのがいいのです。おぼんろを創ったときも、廃工場のときもテントのときも、どんなときも、思いついたら後先考えずにやってみたことがいまのおぼんろの屋台骨となっています。
みんなで創る芝居小屋になっていけばと思います。演目たくさんでみんな心配してくれていますが、なんのその、これでもぜんぜん、やり足りないくらいなのです。
どうなるかなんていまだもってほとんどわかっちゃいませんが、うまくいこうが、すっころんじまおうが、それが僕らの「おぼんろ」という物語です。どうぞお楽しみください。
キンキラキンのラブをあなたに。

【公演情報】
第1回おぼんろシアター公演
上演作品:『狼少年ニ星屑ヲ』他
作・演出:末原拓馬
●10/12〜11/1◎BASEMENT MONSTAR 王子(東京都北区王子1-18-5 地下2階)
演目ごとの出演者・上演日時・チケット料金は、公演公式サイトにてご確認ください。
〈公式サイト〉https://www.obonro-web.com/obonro-theater