
加藤健一事務所では、今年の締めくくりとして『Wゲーム』を上演する。
本作は離婚騒動から始まるサスペンス・コメディ。作者ロベール・トマが仕掛ける華麗なトリックが、想像をはるかに超える幕切れへと導いていく。
夫・リシャールの横柄さに耐えかねた妻は、夫と瓜二つの弟・ミッシェルの協力を得て、夫が留守の間に離婚作戦を決行する。けれどもその作戦は、予想外の方向へと展開していく──。
加藤健一は「妻に対して横柄な夫」と「夫と顔は瓜二つなのに性格は正反対な弟」の二役を演じ分ける。共演には加藤 忍、天宮 良、上原奈美(東京乾電池) 、 辻 親八を迎え、演出は堤 泰之が手がける。

《STORY》
フランスの美しい田舎にポツンと佇む一軒家。そこには豪華で洗練されたリビングルームが広がっている。
叔父から莫大な遺産を相続したフランソワーズ(加藤忍)は、一目惚れして恋に落ちたリシャ―ル(加藤健一)と、そこで幸せな新婚生活を送っている…はずだった。
リシャールの本当の姿は、乱暴でギャンブル好きで浪費家の超ダメ男。
どうにか離婚したいフランソワーズは、リシャールと瓜二つの弟に協力を依頼する。
証人も書類も揃い、離婚は順調に進むかと思われたが、事態は思いもよらぬ方向へ──
【コメント】
加藤健一
今年の暮れは『Wゲーム』というサスペンス・コメディを上演してみようと思います。
前作が『ジン・ゲーム』でしたから、タイトル的にはゲーム続きですが、『ジン・ゲーム』と『Wゲーム』では、ゲームの意味が全く違います。『Wゲーム』の場合は「まるでゲームのような…」という言い方が正しいのかも知れません。
今回の僕の役どころは、顔はそっくりなのに性格は全く違うという兄と弟の二役を演じ分けるという、とても難しい役どころですが、それだけにとてもやり甲斐のある役どころでもあります。世界はもとより、日本でもこれまで何人もの名優たちがこの役に挑戦して来ました。今回は「これぞカトケン‼」という役作りを目指して全力でぶつかってみようと思っています。
師走のお忙しい最中とは存じますが、気分をスカッとさせるためにも、フランスを代表する推理劇作家の傑作をお楽しみいただけたらと思っています。なにとぞ劇場まで足をお運びいただけますようお願い申し上げます。

【公演情報】
『Wゲーム』
作:ロベール・トマ
訳:中村まり子
演出:堤 泰之
出演:加藤健一 加藤 忍 天宮 良 上原奈美(東京乾電池) ・ 辻 親八
●12/10〜20◎下北沢・本多劇場
〈公式サイト〉http://katoken.la.coocan.jp/



