『超えんぶ』創刊号


〜電子雑誌『超えんぶ』創刊号〜
えんぶ☆TOWNは“作り手”と“観客”が自由闊達に行き交うアートとエンタテインメントの実験都市です。
その見どころ・使いどころをゴクゴク一部「トリセツ」的にご紹介!
※1 このページは、改訂中の電子雑誌『超えんぶ』創刊号として作成しました。
※2 上記の画像はweb担当のKが、なかなか来ない原稿に業を煮やして勝手に生成AIで作ったものです。
えんぶ☆TOWNのトリセツ

電子版☆ミュージアム -新たな発見を楽しむ-
【期間限定】電子版『演劇ぶっく』全182冊無料公開キャンペーン
※キャンペーンは終了いたしました。引き続き1冊¥300にてダウンロードいただけます。

特別展示室で公開中


マッチング☆フリーダムの利用法
みんなが勝手にPR情報を投稿、自由に「なにかを探し・発見する」場所です。
“同行の友”と出会いをお楽しみ下さい。



クラウドファンディング☆ファーム -企画を共催-
参加者のみなさんと共に“新しいカタチの表現世界” を生みだしたい!という現在進行形のトライアル企画です。
プロジェクトを一緒に立ち上げましょう!

共催の例
「パブリッシング☆えんぶ」で計画中の単行本シリーズを「クラウドファンディング」を利用して、共同で作成。

※現在準備中です。
情報☆キックのオススメ
人気のコラム執筆陣
いまをときめくアーティストのコラムやPhotoエッセイ、そしてなんと渾身の人生相談まで、選りすぐりのラインアップでビルドアップ中!
他にはこんなコーナーも
「アーティストの活力源」や「宝塚ジャーナル」などの人気コンテンツが。
「観劇予報」ではミュージカルなどの大きな公演から小劇場の旬の公演の紹介まで、ジャンルにとらわれない内容でたのしい記事を随時更新中です!
各セクションからみた『えんぶ☆TOWN』の活用例
アーティストからみた活用例
- 自身のPRや募集記事を投稿して、同行の友を探す。
- 仲間ができたらイベントなどを計画。
- 「クラウドファンディング」を利用して一部運営費を確保。
- 「情報☆キック」など各所でイベント情報をPR。
- チケットの一部は「えんぶ☆ショップ」で販売することもできる。
主催者からみた活用例
- イベントの募集情報を投稿して人材を募る。
- アーティストページを見て必要な人材を探す。
- イベントの支援金を「クラウドファンディング」で募る。
- イベントを「情報☆キック」などでPR。
- チケットの一部は「えんぶ☆ショップ」で販売することもできる。
観客からみた活用例
- 各所でコアな最新情報を楽しむ。
- 応援したい企画を「クラウドファンディング」で支援する。
- 一般参加オーディション情報などもあるのでチャレンジ!
- 「えんぶ☆ショップ」で特選公演の割引チケットが買える。
- (準備中)「参加者同士の交流 観賞ログサイト」を開設して、イベントの感想・批評を投稿。
- (準備中)イベント以外のタグでそれぞれの展開を楽しむ。(Ex.動物・スポーツ・登山・甘味・旅行・料理・サウナ・銭湯・恋愛・etc.)
特別枠の方たちからみた活用例
- (準備中)アーティストではないけど表現と関わりの深い人たちとの関係づくりを応援&お手伝い(ex..ライター、デザイナー、ファッション、スタッフ、業界関連のすべての方たち)できる形を模索中。
各界からお寄せいただいたコメント
1986年の演劇ぶっく創刊以来、お世話になったみなさまに、
代表の坂口真人が「えんぶ☆TOWN」についてのご意見、ご提案、ご批判などを伺いました。(敬称略)

街歩きは、情報に頼らず、自分の足を使って、五感をフル活動させてのんびりするものだと思っています。
その入り口になってくれたらいいなあと思います。「ここがポイント」みたいな街紹介にならないといいな。
演劇と街のリアルでタイムリーな関係性が出るといいですね。
ポスターが貼ったそばから盗まれていた、という状況劇場の頃の話を聞くと、街と演劇のスリリングな関係が感じられて憧れますね。そんなの困るんだけど(笑)
久住昌之(まんが家・音楽家)


私は常に自分とは違うジャンルのアーティストとの繋がりを求めています。また、お互いを面白いと思い、新しく手を組むとのできる主催者を常に探しています。なんならばそういう方々と出会うために作品を作っているともいえます。
しかしどうしても演劇の現場と自宅との行き来になると出会いが限られたり、自分の世界が狭まっていくような心地にもなります。
なのでこのような試みを聞いて、大きな期待と希望をいだきました。
アーティストたちは誰しも自分のフィルターを通して世界を見つめ作品を作っていると思いますが、その眼差しを共有できる場所が出来ると思うと心が躍ります。
私も実際にぜひ活用させて頂きたいなと思います!
稲葉賀恵(演出家/文学座)



演劇に携わるようになって30年。
始めはいわゆる宝塚の「下級生」で、ただ流れに身を任せているだけでしたが、時が流れその大きな船から小舟に乗り換えてからは紆余曲折、演劇情報を得る為にまた宣伝していただく為に欠かせない雑誌だったえんぶ。それが昨今の紙媒体の衰退によりどこに行ってしまうのかと思っていたら、こんな画期的な場所が出来上がっていたなんて!正直驚きました!!!
ビルド&クラッシュしながらも無くてはならない、標準装備の原点になりますように。
そして新しい出会いのケミストリーで演劇界が盛り上がっていきますように。
これからも宜しくお願いします
えんぶ⭐TOWN
私も楽しみたいと思います。
水夏希(女優)
次回予定
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』
9/16〜10/3◎KAAT神奈川芸術劇場(ホール内特設会場)

今こそ演劇•LIVEの持つ生で体感するエンタメの凄みをアピールする時だと感じています。何か分からないモノには興味が湧かないのは当たり前で、演劇体験者の裾野を広げる為には、まずは気軽に知って貰うこと、その手段としてネット媒体はかなり有効に違いありません。この『えんぶ⭐︎TOWN 』がその窓口となるような媒体になる事を願ってます。
宅間孝行(俳優・脚本家・監督/タクフェス)
次回予定
タクフェス『夕-ゆう-』11/1~10◎サンシャイン劇場、大阪、福岡、名古屋、札幌公演あり。
2024年夏ドラマ 日曜22時朝日放送
「素晴らしき哉、先生!」
脚本/監督:宅間孝行
主演:生田絵梨花https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/

まず何より芸術分野における持続的な経済環境をつくりたいという高い志には深く共感しました。それにともなう「作り手と観客が相互に交流し~」というコンセプトにもいいなと思いました。
とはいえ、疑問が・・・
というのも具体案が示されておらずよくわからなかったからです。そしてあえて突っ込むなら、「作り手と観客が相互に交流し~」というコンセプトに若干ですが、2.5次元的な匂いを感じました。もちろん2.5次元を否定するつもりはありません。いまとなっては2.5次元こそ演劇の救世主だと思ってるので。
いわゆるストレートプレイや前衛芸術の世界、もっと言えばアート色の強い芸術は基本的には、広く誰もが出入りできる場での交流は無理目な気がするので。観劇後や個展のあとならわかりますが・・・って感じです。僕自身、観客として観に行った舞台の創作者と触れ合いたいとは思わないので。
またこれらの交流がある種のヒエラルキーや他者排除の種にならなければよいなと思いました。
中村ノブアキ(脚本家・演出家/シアターカンパニーJACROW)

あの坂口編集長がこんな電脳なことを始めたのだから、アナログな自分も意識を改めなきゃなぁと思う今日この頃です。
さて2013年から始まった私と坂口編集長の戯曲対談「『過剰な人々』を巡る♂いささかな☀冒険」ですが、これが過去の対談も「えんぶ☆TOWN」内で全て読めたらホントは嬉しいです。更にこのコーナー内で劇作家や戯曲タイトルを検索できたらもっと有り難いですね。どう考えても学術的な意味のある対談ではないのですが、戯曲を読んだ第一印象はよく伝わるのではないか、その辺は戯曲を探している人と共有できるのではないかと思っています。まぁ、なかなか面倒な作業だと思うので、現実的には過去記事へ分かりやすく簡単に飛べるようになっているといいかなぁ。あと、バナーがまだ植本純米(花組芝居)となっているので、それは外してくださるようお願いしまーす。
「えんぶ☆TOWN」へ訪れることが演劇ファンの日常となり、演劇人にとっては時に駆け込み寺となるよう願っています。街の繁栄を心よりお祈りしてます。
植本純米(俳優)
次回予定
『テーバイ』11/7~24◎新国立劇場

八嶋智人(俳優/カムカムミニキーナ)
次回予定
カムカムミニキーナvol.74『鶴人(つるじん)』
12/5~15◎座・高円寺、21〜22◎近鉄アート館

演劇民にとって嬉しい町! 演劇って案外、分断されがちで。僕らは京都で劇団をはじめ、今も京都で劇をつくっていますが、作り手と観客が物理的に集まってこそ演劇であり、それと背理するように、つねに遠くの情報やつながりに飢えてもいます。リアルに集まるのって稀有なことであり難しい。そこを埋めてくれるのがメディアでありネットだな、と思っていて、僻地にいる我々は、えんぶをはじめ、そうしたことに随分助けられてきました。そしてどこにいたって僻地なのだな、とも思います。コロナでもずいぶんみんな引き裂かれたし。えんぶ☆TOWNはどこからでも行きやすそうな町で、色んな出会いの場所や、お店や看板や、まだ作りかけの公園とか、建設音がのべつ聞こえていそうでわくわくします。あとミュージアムが強烈だなと思いました。過去のえんぶが無料で読める!
我々さまよう演劇民のために、遠大な都市計画おそれいります、ありがとうございます。
上田誠(作家・演出家/ヨーロッパ企画)
次回予定
ヨーロッパ企画第43回公演
『来てけつかるべき新世界』(脚本・演出)。
8~11月◎ツアー(栗東プレビュー 、京都、魚津、新潟、東京、大阪、名古屋、横浜、福岡、広島、高知、札幌)。

盛り上げていきましょう
芝居を愛する人たちの広場を創ろうという『えんぶ☆TOWN』の趣旨に共感し、おおいに期待します。
コロナ禍に始まり、セクハラ・パワハラ問題とか、ここ数年演劇界には危機ばかりが襲い掛かり、実感として観客の足も遠のき気味で、業界として希望が語られることがめっきり少なくなったことを危惧しています。
今こそ、縮小してゆく小さなパイを奪い合うのではなく、パイそのものを大きくしてゆくことに芝居を愛する人たちが協働して取り組むべき時だと思います。
もう半世紀近く活動してきた私と扉座としては、今後新たな観客を開拓してゆくことも大切にしつつ、かつて我々の観客だった人々で、その後仕事や家族のために観劇習慣を失ってしまった人たちをもう一度、劇場に呼び戻すことを実現したいと思います。
振り返れば演劇界における歴史的なムーブメントであった小劇場ブームを支えていた『演劇ぶっく』の熱心な読者だったような人たちです。
私たちも若い頃は、演劇活動は若さの特権で青春の思い出であるような感覚でいました。しかしここまで続けてみると、生涯通して取り組む値打ちのあるものだったと多くの方に伝えたいです。
劇作家協会の戯曲セミナーの受講生も、リタイア世代が毎年増加しています。
彼らは芝居の面白さをすでに知っている人たちです。私の同世代である彼らにしっかり届く情報の発信を模索したいです。
横内謙介(劇作家・演出家/扉座)
次回予定
「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進演劇人育成公演
『ドリル魂2024』(作・作詞・演出)
9/7~15◎すみだパークシアター倉

街をひとつ、丸ごと作ろうというプロジェクト、本当にすごいと思います!構想に賛同した人たちが集まっていき、街を形成する。舞台を見る人とつくる人が行き交うという発想にとてもワクワクします。たくさんの人が集まり、わいわいと賑やかな声と活気の絶えない街になりますように。発展を楽しみにしています。今のレイアウトもいいですが、ぼくの理想はヴァーチャルTOWN化です。ボイスチャット機能付のアバターとなって街を散歩して、入りたい建物(プロジェクト)に入ったり、広場で雑談したり。配信の上演を見たり、誰かがアバターでパフォーマンスをしていたり。某GTAのように。そういうWeb上に仮想空間を立ち上げて、交流できたりするといいなあ。そんな街だったら入り浸っちゃいそうです。
細川洋平(俳優・劇作家・演出家/ほろびて)
次回予定
劇壇ガルバ『ミネムラさん』(作)
9/13〜23◎新宿シアタートップス
詳細はhttps://gekidangalba.studio.site

時代を超えて形を変え続けるサグラダファミリアを思わせる「えんぶ★TOWN」。今は骨格に筋肉を付けていっているような時期でしょうか。「演劇からスタートはするけど、そこにとどまらない」という点が当社ネビュラエンタープライズの歩む道と重なるものを感じます。そして、作り手と見る側が自由闊達に行き交う仕組みは、これまさに劇場において演者と観客が互いにチカラを渡し合う演劇最大の魅力と似ています。コレを最大活用して新たな表現世界を作ろうというのですからわくわくが止まりません。人によっては「なんのこっちゃ?」と思ってしまう人もいるでしょうから、そういう人たちもちょくちょくチェックしたくなるような仕掛けやサービスがあると、ますます親しみやすい街になっていくと思います。えんぶ★TOWNがたくさんの笑顔にあふれた街になっていくことを期待しています!
緑川憲仁(株式会社ネビュラエンタープライズ 代表取締役)

えんぶ☆TOWNが、まずは演劇を中心にスタート! とのこと。おめでとうございます&ありがとうございます。
今は、検索して調べたり、SNSをチェックしていれば、欲しい情報を入手できる時代ではあるのですが、演劇において【ひとまずココをチェックしておけば良し】みたいな場所があればいいなぁと思っていたので街ができて嬉しいです。
早速、『演劇ぶっく』創刊号無料ダウンロードしました! 感動です。
私が今後望むのは、演劇体系? みたいなもの。音楽雑誌だとバンドの系譜みたいなジャンル分け載ってる時ありますでしょ? 「ああこのミュージシャンはここに影響を受けてこの流れで、ここから派生して」とか。そーゆー図解の演劇版が見たいなぁとは思うのですが、昔のように劇団が演劇の主流とも限らず、ジャンル分けなんてものも意味をなさず、「勝手に分けるなよ」という声も上がりましょうから、無理ですね。
この先、演劇以外にも、映像、音楽、文芸、美術、写真、とジャンルが交錯していく街計画とのこと。ダンスや演芸も入れて頂けると、私は助かります。
街に人が集まり、人が街を作っていく。住宅メーカーの宣伝文句のようではありますが、私自身も素敵な街づくりに参加できればと存じます。
松永玲子(俳優/ナイロン100℃)

僕らが劇団を始めた90年代、今とは比べ物にならないほど得難かった「情報」を求めて、演者と観客の思惑が交錯する場となっていたのは雑誌だった。演劇ファンにとって関係雑誌のチェックは必須。そこにはもちろんお目当ての情報があり、同時にお目当ての情報の横にたまたま並ぶ、お目当てでなかったけども、その瞬間興味がわいて、次のお目当てになっていく情報が、文字通り溢れていた。つまりそれは出会いの場だった。中でも「演劇ぶっく」は、まだ誰も知らないような若い劇団や役者に次々とスポットライトをあてて、演劇見せる側と演劇見る側との出会いを活発に促進し、結果、見る側見せる側の垣根も取っ払われた、小劇団界隈というサブカル運動体を作ったひとつの原動力だった。
あの頃の活力を今「TOWN」という言葉で括ってWEB上に再び構築しようとするアイデアは、オジサン的にはワクワクする。WEBによる情報社会は圧倒的に便利になったけど、人と情報はある意味一方通行で、確かなもので、フラフラとした行き来がなくなった。たまたまの脱線がなくなっていった。その結果何かがしぼんでいく。やはり活力を生み出しうるのは人の往来ではないか。だから「TOWN」なんだと。
色んなアイデアが並んでいる。どれも楽しみなコンセプトだが、これはそのうち整理されていくというよりは、人の往来の果てに、思いもよらぬ方向に増殖、変形していくだろう。そうあってくれればこそ面白い。そんな有機的なイメージを持ちながら、この「TOWN」を僕も歩き回っていきたいと思う。
松村武(作家・演出家・俳優/カムカムミニキーナ)
次回予定
カムカムミニキーナvol.74
『鶴人(つるじん)』(作・演出)
12/5~15◎座・高円寺
12/21・22◎近鉄アート館

えんぶ☆TOWNオープンおめでとうございます!
古くから演劇界と共に歩み、歴史を見守り続けて来られたえんぶさんが、志を持ってまた新しい企画を立ち上げられるとは!自身も舞台界の一端に身を置く者として、とても嬉しいニュースです。
“作り手”と“観客”が自由に行き交う都市えんぶ☆TOWN、これをきっかけに益々演劇界が、エンターテイメントの世界が、ジャンルや垣根を越えてシームレスに広がっていくことでしょう。アナログ人間の僕も、これからのえんぶ☆TOWNの発展を楽しみに拝見させていただきます。
東山義久(歌手・俳優・演出家/DIAMOND☆DOGS)

総合的な演劇の情報サイトってなかなか難しいと思ってます。結局情報の羅列になったり、口コミの集積所と化したり、変なコラムばっかりになったり。えんぶ☆TOWNの作り手と観客が自由闊達に行き交うってコンセプトは理想的ですよね。でも、きっと他のサイトもそこを目指していたはずです。でもなかなかうまくいかない。その壁を超えて、えんぶ☆TOWNには作り手と観客が素敵な出会いをする場所になって欲しいと期待してます!
古川健(俳優・劇作家/劇団チョコレートケーキ)
次回予定
第133回公演『失敗の研究ーノモンハン1939』(作)
9/13〜23◎紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA


主宰者 坂口真人インタビュー
コロナ禍からユートピアへ
雑誌えんぶ創刊35周年記念事業として計画していた「アートとエンタテインメントの街」づくりでしたが、その予算をコロナ禍で傷んだ自社の修復に宛ててしまい(それでも全然足りませんでしたが)諦めかけていたところ紆余曲折!
まずは、理想と現実のギャップに翻弄されつつたどり着いた「えんぶ☆TOWN」第一段階の“混乱と希望”。
いまさらですが、街づくりの責任者坂口に編集部員たちの疑問が集中!今回の企画に関わりがありそうな歴史を探るような部分からインタビューを始めてみると。少しずつですが街作りの背景がみえてきたような……。

演劇ぶっく創刊前に影響を受けたこと。
―1986年に演劇ぶっくを創刊していますが簡単な経緯を聞かせてください。
その前に自分は所謂アングラ芝居に影響されていて、唐十郎の状況劇場や寺山修司の天井桟敷に興味を持っていました。彼らは所謂ジャンル分けとかにこだわらない、わりと何でもありの人たちでしたので、その影響は今回の「えんぶ☆TOWN」の企画まで引っ張られているかもしれませんね。

「出発は冒険だった」扇田昭彦(朝日新聞記者/当時)著

「出発は冒険だった」扇田昭彦(朝日新聞記者/当時)著
―たとえばその当時どんなことがあったのでしょう?
状況劇場では画家の横尾忠則や合田佐和子などがポスター作りなどで影響し合っていましたし、人形作家の四谷シモンや舞踏家の麿赤児などは本人たちが役者として舞台に立っていました。天井桟敷(寺山修司)はオールラウンダーといった印象で、初期のころの作品は見世物を意識して作られていましたし、劇団員のカルメン・マキが歌った「時には母のない子のように」は100万枚をこえる大ヒットになりました。
海外での公演もそれぞれが問題意識を持って積極的におこなっていますね。
―坂口さん自身もアングラだったのですか?
ぼくは瓜生良介という人が主宰していた「演劇集団 発見の会」という所にすこしだけ所属していました。虚実ない交ぜになったコミカルで自由度の高い作品を作っていました。
―そこが今回の企画の原点?
アングラって叙情とユーモアと乱暴力(自由な発想と言ってもいいかもしれません)が基本で、自主的な立ち位置は当時の僕にとっては魅力的でした。
1986年、演劇ぶっくを創刊。
―1986年に演劇ぶっくを創刊するまでにはまだ少し時間がありますね。
はい。向こう側にいるには覚悟と能力とバカさ加減がたりませんでしたのでね(笑)。
―何をしていたんですか?
ぶらぶらしていました。
ラッキーだったのは当時はバブル期でオペラやバレエなど海外から面白い公演がたくさん来ていましたし、猿之助歌舞伎なども脂がのりきっていてエキサイティングでしたね。落語もいい時代でした、桂米朝、笑福亭松鶴、古今亭志ん朝、柳家小三治、立川談志もう書いているだけでよだれが出そうな人たちがいました。
―その部分は個人的な趣味が強く出ているような。
(笑)。
―そのころ映画もよく観ていたようですね。
はい。高円寺に1軒、中野に2軒、ボロの映画館がありましたのでそこにかかるやつはけっこう見てました。
―どんな作品が面白かったのですか?
「ロシアの雪原を延々と歩いて行く」ような長いやつとか「飽食が過ぎて自分たちの糞尿の濁流で溺れ死んでしまう?」ようなやつとか、とにかく玉石混合で、その中から面白いものを探すのがたのしかったですね。
―演劇は?
宝塚ですね。
半世紀前に漫画を原作とした大ヒット作品「ベルばら」があったんですね。先見性ハンパないですよね。
出演者が女性だけという不自由さを逆手の取った、自由な発想の素敵な作品がたくさんありましたね。
―ぶらぶらしていたのが役に立ったと……
ここらへんのどれもこれもがジャンルを超えて勝手で自由で面白い。そのバラバラさ加減は魅力的でしたね。
1986年、演劇ぶっくを創刊。

―で、1986年の演劇ぶっく創刊につながりました。
当時はいわゆる「小劇場演劇」の台頭期で、社会的な現象として“若者文化の旗手”などと言われて、演劇のみならず他の分野の表現者たちにも大きなインパクトを与えていました。
―“若者文化の旗手”というフレーズはなんとなく聞き覚えがあるような……。
この時期にムーブメントの周辺にいることができ、みなさんの成長の過程を見ることができたのはとてもラッキーでしたね。ただ、この“表現たちのおもしろさ”は評論家的な言葉では世間に届いていないような印象を受けました。
―なるほど。
「“おもしろさ”を伝えたい」って、余計なお世話ですが思ってしまったんですね。ではどうするか?舞台写真とインタビューの組み合わせで紹介するのがベストかなと思って、『演劇ぶっく』を作りました。ですのでここでは写真がとても重要な要素でした。舞台の迫力を出すために判型もA4版と大きめにしました。
―舞台写真とインタビューを組み合わせた後記事の演劇雑誌って、世界でもあまりないような気がしますが。
(笑)。『演劇ぶっく』に参加してくれた人たちはぼくを含めて本作りは素人でしたので、記事がうまく書けなくて、インタビューならなんとか形になりました。ちなみに当時の編集部のキャッチコピーは「土方でも本は作れる」でした。
―かなり乱暴ですが。
(笑)。そうなんですが、既成の価値観に頼らない(頼れない)、自分で考えるしかないという点では、「小劇場演劇」の人たちの作品の作り方に近い部分があったかもしれませんね。
―とりあえず「小劇場演劇」のムーブメントにのって好調なスタートだったんですね。
そうは言っても素人が隔月刊とはいえ継続して雑誌を出版するのは曲芸みたいなもので、面白いけどたいへんな経験でした。これは現在までエンドレスで続いてますが……。
「演劇と映像の学校」「映像雑誌」「アートショップギャラリー」を作った。

「ENBUart&playingゼミナール」チラシ。

―で10年後に演劇や映像を作りたい人のための学校ENBUゼミ(現在は別会社が運営)をつくります。
はい。いま面白い作品を作っている人たちと、それに興味を持っているひとが出会って、とりあえず1本作品を作ってみたらおもしろいかなと考えました。表現ってつくってなんぼですものね。
―当時、講師が豪華なのにびっくりしました。
講師は僕たちが面白いって思っていた人たちが参加してくれましたね。生徒さんたちは主に20代の方が多くてここまで受験や就職活動に追われて、一杯いっぱいだったと思うので、ここで一休みも兼ねて栄養も蓄えて、リスタートできたらいいと考えていました。
―それは上手くいきましたか?
う~ん、やっぱり来てくださった人たちは今すぐ活躍したいと思っている人が多いので、その部分でのギャップは大きかったかなと思います。「学ばない学校」が自分の中でのキャッチフレーズでしたので。これも面白いけどたいへんな経験でした(笑)。

―この時期にピクトアップ(現在は(有)ピクトアップ社が発行)という映像雑誌をつくっていますね。
はい。当時自分はウォン・カーウァイが好きで、毎号(隔月刊)いろんなウォン・カーウァイ的な人を紹介できたら面白いかと思ったんです。もうひとつはゼミの宣伝も兼ねてクリエーターの紹介もできるという一石二鳥を狙っていました。
―いまのピクトアップとはずんぶん内容が違いますが
そうですね。自分は早々に編集的な役割から外れていまして、現在のピクトアップは人気者を扱いながら媚びない、気持ちの良いカッコイイ雑誌になっていますね。
―この時期にもうひとつお店を作ってますね。
手作りのアート作品や工芸品を貸し箱のスペースに置いて販売するというスタイルで、下北沢で始めました。
―本業でも忙しいと思いますがなんでまた
西荻窪にある「ニヒル牛」というお店に入ったときに、かわいいアート作品が入った箱がきれいに並んでいて、あっ、これやってみたいと思いました。
まあそれは長年の経験とセンスの良さがあっての“かわいさ”なんですけどね。一応今回の企画でもよくでてくる“協業”の形を取ったので忙しさは大丈夫でした。
―うまくいったんですか?
これはいい話なんですが、管理をしてくださっていた人が水道の水が漏れないように、蛇口を固く閉めすぎてひびが入いってしまい、そこから水が漏れ出して、弁償金などでお店が続けられなくなりました。
―話を聞いていると今回もいろいろと心配になりますが。
まあ大丈夫でしょう(笑)。

えんぶ☆TOWNの立ち上げに影響したこと
「えんぶ☆TOWN」の立ち上げに影響したこと、いくつか
―「えんぶ☆TOWN」を作るにあたって近々で影響を受けた出来事がいくつかあったと聞きましたが
はい。時期も理由もまちまちですがあります。
―教えてもらえますか
一つ目は劇団地蔵中毒という集団の変化です。
この集団は演劇とかいうカテゴリーを越えて、“劇団地蔵中毒”という新しいジャンルが生まれるのではと思うほど、ぼくにとってインパクトがありました。そのナンセンスぶりや反社会的ないい加減さなどが俳優たちの存在とあいまって、「なんだかよくわからないけど、おもしろいコント的なショートレンジが、最終的にひとつの物語に収斂していく様は、狂気に近く」、ちょっとやそっとでは味わえない体験でした、それが段々に普通に面白い演劇に変わっていきました。


地蔵中毒『つちふまず返却観音』の出演者全員インタビューが掲載されています。
無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。
―う~ん。でも演劇的に整理されてきて面白いんですよね。
う~ん。それのどこが悪いんだよと言われれば言い分はありません。
―その流れでどこが今回の企画に影響したのですか?
どこが今回の「えんぶ☆TOWN」の企画に影響したのかは自分でもよくわからないのですが、影響しました。変わらないものはこの世にないのだよと表現の神様がおっしゃっているのかもしれませんね。私は無神論者ですけど。
―……二つ目は
田中優子さんの『江戸の想像力』という単行本にとてつもなくインスパイアされています。
とくに「金唐革は世界をめぐる」という章では、イタリアのルネッサンスから始まり、アジアの貿易の流れや影絵劇の人形までからんできて、江戸中期に活動していた平賀源内によって勘案され(本来は革で作られる工芸品が紙でつくられるようにになった)、主に煙草入れの装飾などに用いられて大ヒット商品になったくだりは圧巻でした。
この絵は「清水の舞台から飛ぶ美人」鈴木春信作の東錦絵で、“恋の成就を願って清水の舞台から飛び降りる様子”を描いたものだそうです。

もう少し二つ目を。
「大江戸ボランティア事情」石川英輔・田中優子著 講談社文庫からの引用を少し。
「連はたのしい絡み合い」という田中優子さんが書かれた章で、天明年間の“連”(歌舞伎や狂歌などと縁があります)についての説明があった後、以下引用文です。
(前略)
大江戸ボランティア事情 石川英輔・田中優子著 講談社文庫より引用
ボランティアもまた、社会的には確立していない関係を、人とのあいだで自主的に作っていくことである。誰かに手を貸すにしても、貸してもらうにしても、いっしょに何かをするにしても、そこに利害関係がまぎれこまず、それが賃金をともなう仕事ではなく、立場上強要されたものでも組織的に決まったことでもなく、政治運動や票のとりまとめでもなく、単に知り合うとか、食事するとか、一時的に遊びに行くとか、というほど刹那的なものでもなく、社会的組織の隙間において、互いに自ら起こす、いくらか継続性のある、喜びをともなった関わりのことである。
もちろんそこには、強制されない金銭のやりとりも生じる。
このように考えてみると、ボランティアは、連と同じようにさまざまな範囲と可能性を含んでいる。パトロネージという場合もあり、主張をもった運動の場合もあり、何かをともに作るグループの場合もあり、ともに遊ぶ仲間の場合もある。それがたまたま社会的な弱者を含んでいたり、誰かの緊急事態を皆で手助けするために集まれば、いかにもボランティアらしくなるが、そうでない水平的な関係だけの場合も、ボランティアであり、連なのである。
(以下略)
この文章は「えんぶ☆TOWN」を作っている途中で出会ったもので、著者には畏れ多いのですが「援軍がきた!」と思ってしまいました。
―三つ目はなんですか?
青空文庫です。ここに行くと清々しい気持ちになれます。
あのうっとうしいネット広告もありません。ここではあなたの一生分の文芸作品を無料で読むことができます。
どうやったらこんなに落ち着いた運営ができるのか……、特別な仕掛けはないようですので、センスの良さと誠実な仕事ぶりなのでしょうか?
見習おうにもちょっと清々しさのレベルが違います。

―以前、このサイトで宮沢賢治の面白い戯曲をみつけたと言ってましたね。
はい。
宮沢賢治の一幕戯曲『飢餓陣営(きがじんえい)』です。
賢治が岩手の農学校教師時代に作って、生徒たちと演じたコミックオペレッタです。たぶん彼の生涯で一番たのしい時間を過ごしたと思われます。宮沢賢治がすごくたのしそうにみえます。
「えんぶ☆TOWN」で第二、第三の“宮沢賢治”に出会いたいですね。
―以下に、植本純米vs坂口真人の『飢餓陣営(きがじんえい)』についての対談が掲載されています。ぜひ読んでみてください。
もちろん戯曲は青空文庫で読めます。せっかくの機会ですのでご自分でいって探してみてください。
―では「えんぶ☆TOWN」について
すみませんもう一つだけ。とても日常的に影響されている言葉があって。井上ひさしさんの「ゆれる自戒」というメッセージで、昔どなたかからいただいたクリアファイルに書かれていました。

「えんぶ☆TOWN」ってなに?

えんぶ☆TOWNは、情報コーナー「情報☆キック」を軸に
・「クラウドファンディング☆ファーム」
・「マッチング☆フリーダム」
・「電子版☆ミュージアム」
・「えんぶ☆ショップ」
・「パブリッシング☆えんぶ」などのコンテンツが “作り手”と“観客” という共通項で結ばれています。
―「えんぶ☆TOWN」ってひとことで言うとどんな所ですか?
「えんぶ☆TOWN」は“作る人”と“観る人”が自由闊達に行き交うアートとエンタテインメントの街です。参加者のみなさんと一緒に新しい仕組みやサービスを開発して“楽しみながら得をする場所”をつくり出そうという実験都市です。
―わかりにくい所もあるので、楽しみ方のヒントをください。
まずは街のコンテンツを見ていただき、楽しめそうな場所を見付けて参加してください。使い方はいろいろですが、それぞれの立場からの活用例を、ほんとにごく一部ですが下記してみました。
アーティストからみた活用例
・自身のPRや募集記事を投稿して、同行の友を探す。
・仲間ができたらイベントなどを計画。
・「クラウドファンディング」を利用して一部運営費を確保。
・「情報☆キック」など各所でイベント情報をPR。
・チケットの一部は「えんぶ☆ショップ」で販売することもできる。
主催者からみた活用例
・イベントの募集情報を投稿して人材を募る。
・アーティストページを見て必要な人材を探す。
・イベントの支援金を「クラウドファンディング」で募る。
・イベントを「情報☆キック」などでPR。
・チケットの一部は「えんぶ☆ショップ」で販売することもできる。
観客からみた活用例
・各所でコアな最新情報を楽しむ。
・応援したい企画を「クラウドファンディング」で支援する。
・一般参加オーディション情報などもあるのでチャレンジ!
・「えんぶ☆ショップ」で特選公演の割引チケットが買える。
・(準備中)「参加者同士の交流 観賞ログサイト」を開設して、イベントの感想・批評を投稿
・(準備中)専門イベント以外のタグで課外活動を楽しむ(ex.動物・スポーツ・登山・甘味・旅行・料理・サウナ・銭湯・恋愛・etc.)
特別枠の方たちからみた活用例
・(準備中) アーティストではないけど表現と関わりの深い人たちとの関係づくりを応援&お手伝い(ex..ライター、デザイナー、ファッション、スタッフ、業界関連のすべての方たち)できる形を模索中。
- ジャンルを超え!国境も越えて、世界的な規模の情報が載っている、たのしい街にしたいです!
- サグラダ・ファミリアみたいに様々な困難を乗り越えて、変化しながら成長し続けることができたら嬉しいです!
- 表現に関わる全ての人たちが、貧富の差・有名無名・男女差別・雇用関係などの様々な関係から起きるハラスメントのない自由で平等な街にしたいです。
- 中野の掘っ立て小屋での蝶の羽ばたきが表現の社会でトルネードを引き起こし、そして、そこがユートピアとなることを夢見て!
- 決して低いハードルではありませんが、志を高く持って進めてまいります!

特別寄稿 帯金ゆかりの「世相を縫う」
えんぶ☆TOWNってなに?〜PR版〜
乱れに乱れた世の中を、斬ったところで物足りない。じゃあいっそのこと縫ってみよう! と立ち上がったのは、知る人ぞ知る演劇界のおてんば姉さん帯金ゆかり。勝手気ままな帯金ワールドへようこそ!

どうもこんにちは!春から秋まで俄然演劇の予定がない帯金です!!!
気づくと、スーパーでウインナーを焼いては配るバイトをしまくっているこの夏!今日も売り上げ自己ベストを更新してしまった。やばい。このままでは試食販売が天職であることに気づいてしまう!
でも、今日もウインナーを焼き、明日もウインナーを広め、きっと秋まではウインナーを食す毎日。最近は、気づくとウインナーの美しい曲線について考えている自分がいる。は!身も心もウインナー化しているじゃないか!このままだと演劇自体を忘れてしまうかもしれないウィン!!
ウィンウィン泣いている帯金に、えんぶ編集長坂口さんから連絡がありまして。
えんぶ編集長坂口さん(以下、坂): やあ帯金さん、お元気ですか…最近ウインナーになりかけてると聞きましたよ。愉快ですね。
― 坂口さん!助けてください!帯金は程なくウインナー星人になってしまうウィン!
大変ですねえ。次号の記事はちゃんと書けそうですか?
― 美味しい粗挽きウインナーの焼き方と、激うまウインナーTOP3について書こうと思ってるウィン。
マジで勘弁してください。早く演劇人に戻ってくださいよ!
そうだ、僕がつくった『えんぶ☆TOWN』に遊びに来たらどうですか?無くした演劇心を取り戻せるかもしれませんよ。
─ え、坂口さん、市長にでもなったウィン!?
とりあえずこのリンク先へ行くのです!
※せっかくなので、これを読んでる皆さんも一緒に行きましょう!レッツアクセス!

─ あらあ、可愛らしいデザインで楽しそうなサイトだウィンね!
ここは“作り手”と“観客”が自由に行き交える情報ポータルサイトなんですよ。
6つのサイトで構成されてます。(※詳しくは、以下の挿絵を参照してね☆)

─ 『情報☆キック(旧:演劇☆キック)』や『えんぶ☆ショップ』は知ってるけど、『マッチング☆フリーダム』や『クラウドファンディング☆ファーム』って…?
その話はあとでしましょう。
その前に聞いてくれませんか…僕はね、『えんぶ☆TOWN』をユートピアにしたいんですよ。
いきなりすげーデカい夢語り出した!昔から変なオジ…ファンキーダンディーだと思ってたけど、ついに何かの一線を超えたのか…?
─ どうしました、なんか極端に辛いことでもあったウィンか?
(遠い目)コロナで酷い目に遭ってねえ…その時思ったんですよ…作る人も見る人も、表現に関わる全ての人たちが自由で平等に刺激し合えて、経済的な支えにもなる新世界を作りたいって。
─ なんか上手い言葉見つからないんですけど、ガチで苦労したんですねえ。
雑誌の売り上げは下がり、公演中止が相次いだせいでチケット収入も途絶え、あげくには…
─ もういい!もういいです!!死ぬほど伝わりました(涙)!!
アスピレーション(和訳:熱望・願望・大志)!!
なんか向上心に溢れる英語デタ!
─ うん、そのユートピア絶対実現させましょう!!!!…とはいうものの、実際どうしていくウィン?
参加者の皆さんと協業して、新しいサービスや仕組みを計画するつもりです。
そこで生まれた展示・販売システムなどで商品・商圏を広げ、収益に繋がる形を開発したいと考えてます。
専門的な知識を持った方たちや、情報通信技術(ICT)を中心にした異分野のみなさんとも積極的に協業して、できるだけ業界の若い人たちの仕事の確保にも役立てたいですね。
─ む、む、むずい…!最初の“協業“の時点でもうむずい!ソーセージとウインナーの違いくらい分からん!
えと、参加者のみんなで協力して楽しみながら得する場所をつくろう!ということです。
─ おお、なるほど!ん?でも“みんな“って誰?
よくぞ聞いてくれました!まさに、表現に関わる全ジャンルのアーティストと、それに関わる全ての人です!
─ ドヒャー!もはや地球規模!
そう!国境もジャンルも越えて!世界中のアーティストが自由に楽しく目一杯存在するサイトを目指してます!
─ ぃよ(拍手)!!
でも、ひとつ問題が…この街…完全に人口不足でして…
確かに地球規模なら、あと80億人くらいに参加してもらいたい…
─ 『えんぶ☆TOWN』を覗くだけじゃなくて、こう、積極的に参加したぞイエイ⭐︎ってなるような仕組みはないんですか?
あります!是非『マッチング☆フリーダム』をご活用ください。
─ おお、さっき気になったやつ!
ここではイベント主催者の募集情報とアーティストの自己PR情報を同時掲載しています。両者をつなぐマッチングサイトです。
─ あ!これ別に役者と劇団じゃなくてもいいんだ!
演劇、映像、音楽、美術・・・アートやエンタメに関する全てのジャンルが対象です。
─ 他にも、カメラにダンスに殺陣に小説家に…は!考えようによってはウインナー星人もアーティストと言えるのでは…まだ見ぬ異国のポークビッツ星人に出会えるかもしれないウィン…!!あれ?でも、もしイベント主催も自己PRもない場合はどうやって『えんぶ☆タウン』に参加したらいいんですか?
ご安心を。そんな場合は『クラウドファンディング☆ファーム』で、アーティストを支える存在として参加してください。
─ おお!じゃあ、美しいウインナーの焦げ目をつけた人が優勝の『W-1(ウインナーワン)グランプリ』開催のクラファンがあったら支援できると!
さっきからずっと何言ってるんですか。
帯金さんは前からやりたいって言ってた『帯金国際芸術祭』のクラファンを立ち上げてください、演劇人なんだから。
─ 確かに、その通りです…ウィンウィン言うてる場合じゃないですな、これは!
それにしてもまだまだ見どころが尽きない!ジャングルくらい深くて面白い街だなあ、『えんぶ☆TOWN』
まあ、ゆっくり見ていってください。
じゃあ僕は先に戻りますね。次回の原稿書くまでに演劇人に戻れるといいですね。あと締め切りはちゃんと守りなさいよアナタ。
ど⭐︎キーン!善処しまーす!いやはや…それにしても、知的な見た目なのに中身はいつまでも野心に燃えるアツい人だなあ、坂口さんって…
ん?さっきまで気づかなかったけど「今後の展開」っていうページがあるぞ?どれどれ…

ショショショショッピングモール作ろうとしてるジャーン!!
楽○じゃん 。これもう楽○じゃん。え、坂口さん…市長っていうか、三○谷さんじゃん。ていうことは…いずれは、えんぶコインの発行か?えんぶモバイルなのか?あの人ガチで新世界作ろうとしてるよ!!やっぱぶっ飛んでるぜうちの編集長は……ん?

し、食品!?じゃあもう私、ここでウインナーの販売するウィン!!
楽しくて面白い発想で愉快に発展していく実験都市『えんぶ☆タウン』。皆さんの参加が、この街の未来を作ります!
ちょいと興味が湧いたら、どうぞお気軽にアクセスしてみてね!!
…というPR案件でお送りした今回の「世相を縫う」。いかがでしたでしょうか?今回の記事を見て「うちの商品も是非『世相を縫う』でPRして欲しい!」と思った方は、マッチング☆フリーダムの「帯金ゆかり」の項目からどしどしご応募ください!!(※編集部に許可なく勝手に書いてマス!NGならカットでお願いします。)
