【みょんふぁの気になるわぁ〜】第26回 〜奇跡の座組み〜
HOT SKY 『ほおずきの家』
作 釘本光/演出 横内謙介
2023年に座高円寺で産声を上げた『ほおずきの家』が
なんと2年を待たず再演。

今回は、東京公演だけでなく、
この作品の舞台となる北九州公演も。
2年以内の再演、さらに北九州公演まで。
それだけでも十分奇跡なのに、
この公演の奇跡は俳優・スタッフほぼ全員が同じメンバー。
(演出助手だけ残念ながら💦)
こんなことってまずあり得ない!

作家でありプロデューサーの釘本光さんが
初演の時から全員のスケジュールを押さえ、再演に向けて尽力してくれました。
おいら、主演を務めさせていただきました^^
北九州の港町。
大学を中退して娘を出産し、
女手一つで育て上げた“凪“
父親が誰なのか、過去を語らず、港町で小さな食堂を営む“凪“のもとへ
東京から学生時代の友人であった1人の男が訪ねてくる。
“凪”の娘の父親が在日だったこと、
映画の夢を諦めたこと、
志半ばで世を去ったこと
彼の訪問を機に、“凪“を取り巻く
様々な状況が明らかになっていく。
当時、在日が本名で生きることが困難だった時代。
就職も結婚も思うようにいかなかった時代。
名前と国籍を隠して生きるしかなかった時代。
そして、
現在のこの韓国ブーム。
韓国というだけで憧れられる時代が来るなんて、
在日一世になる私の祖父母は想像もしなかっただろう。
二世の両親ですらまだ困惑している。
私の幼少時代ですら、
ほとんどの在日が日本名(通名)を名乗って生きていた。
私の両親は自分の親にすら、本名の名前で呼ばれたことがない。
そんな時代に、
本名で映画監督として活動し、
自分の名前がかっこいいと言われるようになりたいと夢を抱いた青年、
金信洋(キムシニャン)
舞台上で、
“凪“として彼への想いを馳せながら、
この世を去った、全ての在日の先祖たちの姿が重なった。
みんなが韓国に優しい気持ちや憧れを抱いてる今こそ
この作品を多くの人たちに見てほしい。

それぞれが抱える背景を、全く重くなく、
軽快に、優しく、そしてコミカルに描いた『ほおずきの家』は
作、演出、俳優、スタッフワーク、
まさに奇跡の作品でした。

全ての公演が終了したけれど、
これ映画にした方がいいんじゃないかと
まじで考え中 笑
東京に戻る飛行機の中、
空の上で、そんな夢を描いております w
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著者プロフィール

みょんふぁ
女優やナレーション・司会業を中心に、日韓の通訳翻訳や戯曲の紹介など公演のプロデュースも行う。
在外研修で韓国国立劇団に留学、韓国デビューし、小田島雄志翻訳戯曲賞受賞。
現在、日韓演劇交流センター副会長。
映画・舞台・ドラマなど多数出演。昨今は日韓合同制作作品にも多数出演。
日韓交流の拡大化のために母体となるSORIFAを設立し、代表を務める。
●Youtubeチャンネル みょんふぁ(SORIFA)チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCI2ITpnZzwAlruYJ6eVCNwA
●HP〜花笑み時間〜
https://myonpappa.amebaownd.com/
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