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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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ムシラセが新作『煙の汽水域』を7月に小劇場B1で上演!

演劇プロデュースユニット「ムシラセ」は作家・演出家・舞台写真家の保坂萌が主宰する団体で、分野を超えて様々なアーティストと幅広く創作し、自身の演出にも写真の審美眼を活かして活動、「リアルな痛みの先にすこしの希望が見える。ちょっとだけ今日と明日が美しく見えるような昨品作り」を目指している。

今回の新作『煙の汽水域』は、ある男の人生の潮目が変わる時期々々を、リアリティのある作劇で描く3人芝居で、男と女と、友達の男の三角関係にもなりきらない30年を描いている。阿岐之将一、池岡亮介、異儀田夏葉の実力派俳優が出演し、脚本・演出は保坂萌が担当する。

【ものがたり】
20歳。父が死んだ。
葬式の夜、母はちょっとだけ晴れやかな顔をしている気がした。友達が慰めてくれた。別に、傷ついてなんてないのに。

35歳。彼女に振られた。
その夜、友達から秘密を打ち明けられた。
僕は、どんな顔をすればいいかわからなかった。

50歳。父が死んだ歳に追いついた。
息子はもう帰ってこないし、妻とも必要なことしか話さない。友達の連絡先は、いつのまにか消えてしまった。

いつか、あの日の全部がわかる日が来るんだろうか。

池岡亮介 阿岐之将一 異儀田夏葉

保坂萌(脚本・演出)からのメッセージ

10年前、親戚が火事で亡くなりました。火が回る最中、そのおじさんは2階のベランダにいたのに逃げなかったそうです。飛び降りれば助かったかもしれないのに、なぜその場から動かなかったのか。おじさんのことを、男の人の一生の半分くらい描けば何かわかるかもなと思い立ちこの作品を作ろうと決めました。
書き上げてみて、これは性別を超え『人生の後悔』とどう向き合うかという物語になったと思います。力強い俳優陣と三十年を描きます。ぜひ劇場へお越しください。

公演情報

ムシラセ『煙の汽水域』

脚本・演出◇保坂萌
出演◇阿岐之将一 異儀田夏葉 池岡亮介

7/11〜19◎小劇場B1

★12、13、14昼、18日夜回にアフタートーク開催(ゲストあり)!
詳細は公式サイトをご覧ください。