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片岡仁左衛門が14年ぶりに特別出演「平成中村座 十月大歌舞伎」上演作品・出演者発表!

本年10月、十八世中村勘三郎の熱い想いで誕生した「平成中村座」が、誕生の地・浅草に4年ぶりに帰ってくる。十八世中村勘三郎の夢が詰まった芝居小屋「平成中村座」で、勘九郎・勘太郎・長三郎の中村屋親子による初の『連獅子』、勘九郎・七之助の中村屋兄弟で魅せる『助六』の上演が観られる。

また初出演の鴈治郎に、扇雀、芝翫、橋之助、福之助、歌之助のおなじみの顔ぶれが揃い、さらに、「平成中村座」14年ぶりの片岡仁左衛門も出演する。

第一部は、華やかな舞踊『初帆上成駒宝船』で幕を開ける。平成中村座には前名の国生、宗生、宜生時代から出演したきた橋之助、福之助、歌之助の成駒屋三兄弟が、自身の襲名披露のために気鋭の現代美術家・山口晃と寛徳山人により書き下ろされた新作舞踊を、襲名披露の歌舞伎座から10年の時を経て平成中村座で踊る。
続いては、一面の雪景色の中、親子の苦悩と情愛が胸を打つ『仮名手本忠臣蔵』の「九段目 山科閑居」の名場面を上演。平成20(2008)年10月平成中村座『仮名手本忠臣蔵』通し上演の際に十八世勘三郎が演じた戸無瀬を、この度、七之助が初役で勤めるほか、大星由良之助に勘九郎、お石に扇雀、加古川本蔵に鴈治郎という充実の配役が揃う。
そして、十七世と十八世勘三郎の親子による伝説的な舞台以来、中村屋が親から子へと大切に繋げてきた舞踊の大曲『連獅子』を遂に、勘九郎、勘太郎、長三郎の親子が初めて三人で勤める。父・十八世勘三郎から「火の玉のように踊りなさい」と厳しく稽古をつけられたという勘九郎と七之助。十八世勘三郎、勘九郎、七之助の親子三人による『連獅子』は歌舞伎座さよなら公演の他、全国各地で上演され観る者を惹きつけ、平成中村座では平成19(2007)年のニューヨーク公演のオープニングで上演され、喝采を浴びた。令和3(2021)年には勘太郎、令和6(2024)年には長三郎がそれぞれ歌舞伎座で父・勘九郎と踊ってきた『連獅子』を、この度、親子三人で初めて勤める。中村屋の熱き魂が、心を揺さぶる舞台を創り出す。

第二部は、歌舞伎の様式美と名せりふが盛り込まれた四世鶴屋南北の名作『御存 鈴ヶ森』で幕開き。俠客の幡随院長兵衛と若衆の白井権八の出会いを描いた名場面は、数多の名優により演じられてきた。今回、芝翫の長兵衛に対する権八には、歌舞伎の本興行では史上最年少となる15歳の勘太郎が勤める。祖父・十八世勘三郎の腕に抱かれて、一歳のときに初めて平成中村座の舞台に姿を現した勘太郎が、古典の大役に臨む清新な舞台に期待が高まる。
そして、勘九郎が初めて助六を演じる『助六曲輪初花桜』がお目見得。浅草を跋扈した花川戸助六を描いた人気作を、ご当地で上演する今回の『助六』では、勘九郎の助六に、すでに定評のある七之助の三浦屋揚巻のコンビで魅せる。髭の意休に芝翫、母満江に扇雀(23~25日)、通人里暁に鴈治郎、白酒売新兵衛は仁左衛門(23~25日)と扇雀(1~22日)での上演。これまで度々助六を手掛けてきた仁左衛門が白酒売として出演する豪華配役で、十八世勘三郎が兄と慕った仁左衛門の平成中村座出演は、平成24(2012)年3月の六代目勘九郎襲名披露公演以来14年ぶり、4度目となる。今回、勘九郎が初めて勤める助六の役は、勘九郎の祖父・十七世勘三郎が6度手掛けた役。父・十八世勘三郎が一度も手掛けることのなかった大役に、平成中村座で勘九郎が挑む舞台に期待したい。

十八世勘三郎の夢が詰まった芝居小屋で、「平成中村座」ならではの“夢”が詰まった魅力的なラインナップが揃う「平成中村座 十月大歌舞伎」を楽しみたい。

【公演情報】
「平成中村座 十月大歌舞伎」
演目:第一部(午前11時開演)
『初帆上成駒宝船』
『仮名手本忠臣蔵 九段目 山科閑居』
『連獅子』
第二部(午後4時開演)
『御存 鈴ヶ森』
『助六曲輪初花桜』
出演:中村勘九郎、中村七之助、中村橋之助、中村福之助、中村歌之助、
中村勘太郎、中村長三郎、中村芝翫、中村扇雀、中村鴈治郎、片岡仁左衛門(23~25日)
日程:10月1日(木)~25日(日)[休演]8日(木)、19日(月)[貸切]23日(金)
会場:平成中村座(浅草寺境内・仮設劇場)
〈歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」〉https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/982