
2027年3月にPARCO劇場にて、PARCO PRODUCE 2027『セールスマンの死』の上演が決定した。4月には新潟、豊橋、大阪、岡山、北九州でも上演を予定している。
年老いた63歳のセールスマン、ウィリー・ローマンとその家族の物語。自立出来ない2人の息子や、上り調子だった過去の幻影にさいなまれつつ、ついには誇りを持っていた仕事まで失い、最後に自ら死を選ぶ……。
『セールスマンの死』(原題:Death of a Salesman)は、アーサー・ミラー作、エリア・カザンの演出により1949年2月10日ニューヨークのモロスコ劇場で初演され、742回の当時としては画期的なロング・ラン公演となった。これにより、トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞し、アーサー・ミラーは弱冠33歳で一躍アメリカの代表的な劇作家として脚光を浴びることとなった。
戦後の新しい価値を求め、急成長を遂げるアメリカ。その奔放な自由主義経済社会とは裏腹に、ウィリーの周りには、夫婦の関係、父子の関係、現実逃避や自己欺瞞など様々な個人的な問題が浮かび上がってくる。
良き夫でありたい、良き父親でありたい、良き働き手でありたい、他人から愛されたい――。
そんな欲望と、社会と、現実との葛藤は、時代や国境を超えて普遍的に、様々な困難に見舞われた現代の我々にも通じる。

2020年『FORTUNE』のワールドプレミアで鮮烈な日本デビューを果たし、その後『桜の園』や『リア王』を手掛け、現在はサイモン・スティーヴンスの書下ろし新作『スリーゴースト』が上演中の演出家・ショーン・ホームズ。2024年に紫綬褒章を受章、今年は舞台『メアリー・ステュアート』に出演し、現在は前述の『スリーゴースト』に出演中の日本を代表する名優・段田安則。
2022年、この2人が初めてタッグを組み、段田は令和4年度芸術選奨 演劇部門 文部科学大臣賞や第30回読売演劇大賞 最優秀男優賞を受賞。演劇界に大きな話題を呼んだパルコ・プロデュースによる『セールスマンの死』が、2027年3月、再び幕を開ける。
ウィリー・ローマンはなぜ死ななければならなかったのか?
ショーン・ホームズ×段田安則のゴールデンタッグで贈る、1人の男の24時間の物語。
【公演情報】
PARCO PRODUCE 2027『セールスマンの死』
作:アーサー・ミラー
翻訳:広田敦郎
演出:ショーン・ホームズ
出演:段田安則 他
●2027年3月◎PARCO劇場
●2027年4月◎新潟、豊橋、大阪、岡山、北九州公演
〈公式サイト〉https://stage.parco.jp/program/salesman2027



