秋がやってきましたよ。
やっとやってきましたよ。
窓を開け放ち、気持ち良い風を通し、ゆったりと家にいる時間を満喫しております。
オモトという観葉植物は邪気を吸ってくれるということで、1年半にわたり私の邪気を吸ってスクスクと成長していましたが、ゆったりした日々で私の邪気が薄まったことにより、ぐったりしてきてしまったオモト。
ですが最近、近所の騒がしい店に邪気を持ちはじめたので、私の邪気を吸ってオモトが元気に復活してくれることを願っています。
騒がしい店め!
さてこのコラムは、演劇界のいまを伝え続ける雑誌「えんぶ」を、1986年4月創刊の「演劇ぶっく」時代から遡り、毎月1号ずつ感想を綴るコラムです。
「演劇ぶっく」と「えんぶ」はなんと、創刊号から最新版まで、下記URLにて無料でダウンロードし閲覧できるのです。
https://enbutown.com/museum/free-gallery/
では今回は、「演劇ぶっく」1987年11月発行の第10号へ、ぶっく TO THE FUTURE!
https://enbutown.com/museum/2026/01/30/engekibook009/
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表紙→

夢の遊眠社「野獣降臨」ですね。
→飴屋法水 三上晴子 AT RAM DE SCOP

飴屋さんの「演劇を絶対化したり、特別視しない事だよ」って、いい言葉ですね。
ずっと携わってると、ついついそう捉えてしまいがちですが、距離をとったほうが逆に素敵に見えたりもね。
久しぶりにゆったりした日々を過ごしていると、ひびく言葉も違ってきますなぁ。
→わがままな観客の芝居ノォト
−〈他人〉またはトンデモナイコトを探して−

離風霊船「ゴジラ」、ショーマ「ウォルター・ミティにさよなら」、なんて懐かしいのでしょう!
大学の演劇サークル時代に、かつて先輩たちが上演したチラシが張り巡らされていたのですが、そこで目にしたタイトルだらけです。
当時実家から大学に通っていた私は終電が早く、22:35くらいの電車に乗るために、22:30に部室を飛び出し疾風のごとき速さで(当社比)駅まで走っていたものです。本当に同じ人間なんでしょうか…。
→劇団第七病棟公演「湯毛の中のナウシカ」

「『蓮司よ、一体、君は何のために芝居をやっているのだ?』と思わず聞きたくなるほど、痛々しくも苦悩に満ちている。そこに演じることへの快感というのは、感じられない。むしろ、彼には、やみがたい使命感があるのだろう。それを彼は決して口にすることはないだろうが、何故か、そこに心引かれるのである。」
こんな風に受け止めてもらえるって素敵ですね。石橋蓮司さんの舞台、観てみたかったです。
→ちょっと不思議な(おかしな)美人(ヒロイン)たち ワクワクインタビュー

銀粉蝶さん(ブリキの自発団)登場!
常々、かっこいい芸名だなぁ…と思っていましたが、このインタビューでお名前の謎も解けました。
銀粉蝶という芸名に勝つには、金塊象くらいの名をつけなくては…。
→特集 海外公演

第三エロチカのヨーロッパ公演延期の記事の中に、フランスの太陽劇団との交流も。
イキウメのパリ公演の際に、太陽劇団のアトリエを見学させてもらいましたが、空気感、温度、匂い、エネルギー、静寂、いろんな感覚をいまだに覚えているくらい印象的な場所でした。
蜷川幸雄さん、野田秀樹さんも。
写真左下に、若かりし浅野和之さん発見!
→土井美和子 トーキング・ワンダーランド

真田広之さんのインタビュー。
英語を勉強しなきゃ、とお話しされてますが、何十年後かに海外で作品を撮って、賞もいただいて…そんな未来が待ってるのですね。
→カブキ白書「将門」・屋体くずし・大道具
十七代目長谷川勘兵衛さんによる、カブキの屋体くずしや大道具に関するあれこれ。職人さんのお話は面白い。
→FROM KANSAI ザ・美少年

劇団☆新感線のいのうえひでのりさん。
俳優としての才能、俳優を発掘する才能、演出の才能、あらゆる才能をカバンに詰めて、東京初公演に出かける直前のインタビュー。
いまのご活躍は言わずもがな。
こんな風に未来を知りながら、改めてスタート地点を知れるのも、グッときますね。
→小劇場演劇の軌跡⑩
女性演劇の元気な世界 扇田昭彦

劇団青い鳥の木野花さん、劇団3◯◯の渡辺えり子さん、劇団綺畸の如月小春さん、岸田事務所+楽天団の岸田理生さん、自転車キンクリートの鈴木裕美さん・飯島早苗さん、二兎社の大石静さん・永井愛さん、女性たちによる作劇への扇田さんからのエール。
「脚本にも、演出にも潰されない、強くたくましい役者づくり」という木野さんの言葉に、力強さを感じます。
→プランニングニュース
VIDEOで蘇る、あの名作

演劇のビデオ化が盛んになってきた、というニュース!
いまやディスク化、配信があたりまえになりましたが、ビデオで舞台が見られるなんて画期的だったでしょうね。
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私が初めてビデオで舞台を見たのは、ちょうどこの年1987年。演劇部の先輩がどこからか入手してきた、劇団夢の遊眠社のビデオでした。
内容は全く覚えていませんが、初めて目にする情報量の多さにクラクラした覚えがあります。
ビデオですらクラクラしたのですから、生で観ちゃったら大変なことになってたのでしょうね。
きっと先輩も、生で体験した素晴らしさを必死に伝えたくて、私たちにビデオを見せてくれたのだと思いますが、生で体験した先輩の必死さがいちばん記憶にあるので、やはり生で体験するのはすごいことなのだと、改めて。

池谷のぶえ
いけたにのぶえ│94年より04年の解散まで劇団「猫ニャー」(後の「演劇弁当猫ニャー」)の劇団員として活動。解散後は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作品、NODA・MAP、蜷川幸雄演出作品など数多くの舞台に出演。
- 出演情報
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【テレビ】
テレビ朝日系
木曜ドラマ「アナログナース 〜デジタルってなんなんだよ!?〜」
2026年10月22日(木)スタート 毎週木曜 21:00〜
第1話<初回拡大スペシャル>
シアリア寮 寮母・土井たま子役
https://www.tv-asahi.co.jp/analog-nurse/【舞台】
「新作」(タイトル未定)
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
2027年1月12日(火)~2月14日(日) シアタークリエ
ほか、大阪・福岡・上田公演あり
https://www.cubeinc.co.jp/archives/theater/kera2027
https://www.tohostage.com/kera/【映画】
「Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜」
企画・監督・脚本・プロデュース・主演:水谷豊
順次、全国拡大公開中
https://piccolafelicita.jp/





