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花組芝居『レッド・コメディ~赤姫祀り~』まもなく開幕! 加納幸和・阿部丈二・原川浩明 インタビュー

加納幸和 阿部丈二 原川浩明

2024年に上演され、好評を博した花組芝居の『レッド・コメディ~赤姫祀り~』が、早くも再演され、7 月に東京の座・高円寺1と、松本のまつもと市民芸術館で上演される。
八重垣姫、中将姫、桜姫、野分姫など伝説のヒロインたちを舞台に呼び戻し、義太夫の響きにのせて再現されるのは、日本の古典芸能が磨き上げた「女」の情念と美の極致。劇中で次々と繰り広げられる、古典演目の名場面たち──。

昭和という激動の時代を駆け抜けた一人の女形とその周辺の人々を描くこの作品で、構成・演出と女形の柊木葵役をつとめる加納幸和、客演で新聞社主・田岡啓太郎役を演じる阿部丈二、立役の二代目岸野咲次郎を演じる原川浩明に、この物語の世界を語ってもらった。

阿部さんの優男風な感じがぴったりだなと

──2年前の初演が大変好評で、今回の再演となりました。

加納 おかげさまで好評だったので、いずれ再演したいなとは思っていたんです。 ただこの芝居は、ちょっと体力的にたいへんで、もう1回やるとしても僕の体力のあるうちに再演したほうがいいなと思っていたところに、まつもと市民芸術館の芸術監督の木ノ下裕一くんが初演を観てくれて、「すごく面白いので、再演では松本へも来てください」と言ってくれたので、それなら「今年やりましょうか」みたいな話になったんです。

──今回は客演で阿部丈二さんも加わりますが、どんな経緯で?

加納 僕が西瓜糖公演の『いちご』(2023年)で演出をさせていただいたとき、阿部さんが出演していたんです。うちの原川もお婆さん役で出ていて。「西瓜糖って女形ありなの?」と(笑)。 そうしたら主宰の秋之(桜子)さんがわざわざ僕用に書いた脚本だったんです。

──秋之さんは花組芝居の大ファンだそうですね。

加納 ありがたいです。ですからあの作品だけ西瓜糖としてはちょっと異質なんです。その公演で阿部さんと初めてご一緒して、何でも対応できる良い俳優さんだなと。ちょうど 今回の再演で小林大介に他の仕事が入ってしまって、田岡啓太郎役をどうしようかなと考えたときに、この際だから阿部さんにそこに入っていただこうと。この芝居は劇中劇は歌舞伎の名場面がどんどん出てくるのですが、本編部分はナチュラルというかリアルな芝居として書かれているので大丈夫だと思ってお願いしたんです。 

阿部 ありがとうございます。
 
加納 この田岡啓太郎という役は、友人との同性愛という設定もあり、若い女形ともいい関係になっているという人なので、阿部さんの優男風な感じがぴったりだなと。聞いてみたらたまたまこの時期は空いていて。じゃあぜひ!みたいなことで。

阿部 お話をいただいて本当に嬉しかったです。お声がけいただいたときは、まず「花組芝居さんに出られませんか?」ということだったんですが、作品が何かも聞かずに、すぐ「出させてください」と言って、その後で作品のことを聞いて「やった!」と。『レッド・コメディ』は観ていて、めちゃめちゃ面白いと思っていた作品で、その年に観た芝居の中で一番印象に残っていたものだったので、本当に嬉しかったです。

──阿部さんにとっては異色な作品で、また別の面が見られそうですね。

阿部 やっぱり年齢を重ねると、呼ばれる作品とか呼ばれる役がどんどん絞られてくるような感じがあるので、あまりやったことないようなお仕事が来ると、すごく嬉しいですね。とくに加納さんが作られるような世界は、絶対にご縁がないと思ってたので、本当に嬉しさしかないです。

──原川さんも『レッド・コメディ』は今回が初めてですね。

原川 そうなんです。僕は初演のときはちょっと他の仕事が入っていて出られなかったんですけど、公演は観に行きまして、「おお、やるじゃん!」と(笑)。加納が前から赤姫を題材に何か作りたがっていることは知っていたのですが、けっこう衝撃的でしたね。 それに照明の使い方などもすごく良くて。花組では今まであまり使ったようなことがないような演出の手法も使っていてそこも印象でした。それで今回出てほしいと言われてもちろん OK でしたし、阿部くんが出てくれるというので、「あ、それはいいな」と。『いちご』で共演したとき、すごくみんなに気を遣って場を和ませてくれるし。もちろん芝居ができますし、酒も強いし(笑)。

──完璧ですね。

原川 完璧ですよ(笑)。

阿部 僕もすごく楽しかったです。 

観たことがないというので「じゃあ行きましょう」と

───今回の役柄ですが、原川さんは歌舞伎役者で、立役の岸野咲次郎という役です。

加納 咲次郎は僕が演じる葵の父親で、女形の魏謳とコンビを組んでいたのですが、魏謳が亡くなってしまったので、葵を預かって役者としても育てている。それを咲次郎の弟の与三郎が妬んで、事件を起こすんです。

──原川さんは歌舞伎役者の役はぴったりですし、そのままで大丈夫ですね。

原川 いや、簡単じゃないです(笑)。場面的にそんなに出てこないので、それで咲次郎の人物像みたいなのを見せなくてはいけない。かなり前に『かぶき座の怪人』で、歌舞伎役者の役をやったのですが、その時はまだ若かったので、ちょっと気張って演じていました。今回は年相応の役なので気張らずに、台詞を大事にやっていけば大丈夫かなとは思っています。
 
加納 ちょっとたいへんなのは『菅原伝授手習鑑』の菅丞相をやるところがあって、短い場面ですが、それをやるのはたいへんだと思います。

原川 この間、文楽でも観たんですけど、ここは難しいわと思いました。

加納 昔の小芝居なら動いたろうな、と想像しながら作り変えようと考えてます。

──阿部さんにとって、歌舞伎の場面がこんなに出てくる作品に出るのは?

阿部 初めてですね。歌舞伎も映像で観たことはあっても、生では観たことがなかったので。それで先日加納さんに連れて行っていただいて。

加納 歌舞伎座にも行ったことがないというので、「じゃあ行きましょう」と。

阿部 まず舞台の間口がめちゃくちゃ広いことに驚いて。ああいうのはやっぱり生で見ないとわからないですね。僕は芝居を始めたのも遅かったし、とくに専門的な勉強を全然しないまま俳優になったので、歌舞伎についても面白い面白くないの前に、自分には理解できないものという思い込みみたいなものがあったんです。でも観ているとやっぱり面白いんですよね。この『レッド・コメディ』の初演を観たときも、言葉とか全然拾えないながらも、あれとリンクしているのかなと想像したり、どういう意味なんだろうとか考えたり。それが自分がまだ演劇を始めた頃の、お芝居に対してすごく前のめりで、わからないなりに一生懸命理解しようとしていた感覚にすごく近くて、楽しかったんです。ただ言葉をうまく聞き取れないことに関しては、この年で日本で俳優をやっているのに、本当に情けないなと思っていたのですが、台本をいただいて読んだら、ちゃんと聞き取れていても意味がわからなかったなと(笑)。

──この作品は歌舞伎の演目が14本ぐらい出てくるので、お客さまでも全部わかる方はそんなにいないかと。そういう意味ではこの作品そのものが、歌舞伎の勉強の機会にもなりますね。

阿部 稽古で皆さんがやっていることとか、加納さんがやっていることを拝見するのが楽しみですし、いろいろ勉強させていただけるなと思っています。

原川 僕らも楽しみです!(笑)

戦前の文豪・文壇の世界という設定が素晴らしい

──加納さんは女形の葵役です。花組芝居を知り尽くした秋之さんらしい、加納さんの魅力がたっぷり詰まった役ですね。

加納 実は第一稿のときは、葵がちょっと気がふれている状態について、いわゆる「愚に返る」というような子どもっぽい感じで書かれていたんです。でも僕がこの年になって子どもっぽい演技をしても、変な感じに見えてしまうんじゃないかと。設定を少し変えてもかまわないと言ってくれたので、自分をお姫さまだと思っている設定にすれば、ちょっと距離が縮まっていいかなと思ってそうしました。 

──狂った葵は、阿部さん扮する新聞社の社主・田岡啓太郎の家に匿われているのですが、田岡との関係も面白いですね。 

加納 葵は弟子の百田と同性愛の関係にあって、田岡も友人で作家の手塚修造と以前そういう関係にあったんです。その後、田岡は手塚と別れて一人で暮らしていて寂しいということもあって、いろいろな経緯で葵を預かることになった。それがお互いにちょっと癒しになったというような感じなんでしょうね。

──登場人物それぞれに想う人や愛憎があって、同時に人間同士として結びつく部分もあって、いろいろな愛の形がモザイクのように散りばめられているのが素敵ですね。

加納 何よりも戦前の文豪・文壇の世界にしてあるという設定が素晴らしいですよね。戦前の文豪の人たちが、私小説という表現に行き詰まっておかしな方向に行ってしまったときで。いわゆる自然主義という表現が明治から流行って、それをどんどん面白いドラマにするために書く本人が面白い人になっていく。そのためにちょっと気が狂ったようなことをわざとやる。酒に薬に女、同性にも恋をしてということもわざとやってしまう。そういう破滅型の小説家があまた居た時代で。だから秋之さんはいいところに目をつけたなと思います。もし現代にしてしまったらそこまで濃いキャラが出てこなくなるので。

──昭和の始まりから10年代で、まだ平和ですがまもなく戦争の足音が聞こえてくるという時代ですね。

加納 大正の退廃的な文化が残っていて、でも気がつけば戦争が始まっていたという。だから生きることに濃厚な時代だったと思います。

人間の生き方とか業がコメディになっている

──登場人物もそれぞれドラマチックで、原川さんの咲次郎も、コンビだった魏謳との人間関係以上に、自分の息子より葵の才能を認めていた。それが葵の運命を大きく動かします。

原川 ただ、描かれている人間関係はすごくおどろおどろしかったりするんですけど、その人間の業をちょっと引いて見ると可笑しいんです。ちょっと笑えてしまうところもある。この芝居は、そういう人間の生き方とか業がコメディになっているんだなという気がします。

──業という意味では、芸に生きる者や文学者の心の裏側についても鋭く描いていますね。

加納 表現する人間はいやでも自分と向き合わざるを得なくなる。そこから生まれる人には言えないようなことも含めた言ってみれば闇みたいなもの。それと向き合わないといけない。逆にそれが好きだから表現者をやっているというところがあると思います。

──そういうものは阿部さんにも?

阿部 それはあると思います。やっぱりいろいろ失敗したり、悩んだり、自分と向き合うことは多いので。

──キャラメルボックスの作品でも東野圭吾さん原作のものなど、心に闇を抱えた人が出てきたりしますね。

阿部 そうですね。でも、基本的には成井(豊)は、オリジナル作品では真っ直ぐな心を持っている人を描きたいのだと思います。実際はいないからこそ憧れるというか、こんな人がいたら素敵だよねとか、そういうことを芝居でやっている気がします。成井自身いろいろ不器用な人で、成井が書く主人公とは全く違っていて、完全に想像で書いている。でもそれだけ、そういう人がいたらいいなと思って書いているし、自分の足りないところを書いたりしている。たぶんいろいろなコンプレックスを抱えて、それと向き合っているのだと思います。

──阿部さんはこの作品の人間たちをどんなふうに捉えていますか?

阿部 いろいろな人がそれぞれの愛をもとに、その人に対する愛だけではなく、いろんなものに対する愛で一生懸命もがいて生きているなと思います。人間って呼吸をしていれば生きているわけじゃないと僕は思っていて。生きるって「その何か」がないと生きている感じがしないということで。だから僕、ライブ媒体が好きなんです。単純に心臓がドクドクする感じとか、一瞬一瞬が流れていく感じに、自分もすごく生きていると感じるので。この話も一生懸命みんながそれぞれの人生を生きようとしていて、それがいろいろ絡み合っていく。その中でたとえば作家志望の川野(和夫)の最後の場面なども、行きたい道とは違うけれどそれで生きるしかなくて。なんかすごく生きるって何だろう、それぞれの人にとっての生きるって何だろうということをすごく感じる作品ですね。

劇中劇がもう1作増えて15演目になる?

──そういう意味ではこの作品は、歌舞伎の要素を詰め込みながら、とても普遍的なことを、リアルな普通の人間たちを描いているのですね。

原川 歌舞伎なのでちょっと特殊な言い方をしていますけど、言っていることは普通のことですよね。愛があり、嫉妬があり、憎悪がありで。すごくわかりやすいと言えばわかりやすいですよね。でも今聞いていて、阿部くんすごく考えてるな、頭いいなと。呼吸をしていれば生きているわけじゃないとか。師匠と呼ばせてください。

阿部 やめてください(笑)。それよりこのストーリーに合わせて、これだけの劇中劇を演出する知識がある加納さんって凄まじくないですか。

加納 この作品を発想したときにどうしてもやりたい三役があって、秋之さんにこの三役はとにかく入れてくださいと。それが八重垣姫と雪姫と雲の絶間姫で、秋之さんが書き始めてから、「こういうシーンがあるので、こういう人間関係の歌舞伎作品ないですか?」と聞いてきたので、じゃあこれが入るかなと。そうやって第一稿が上がってきたときに、さらに「この作品も入れて」とか、これも絶対はまるぞと思って入れたりしているうちに14本になっちゃって(笑)。

──宣伝チラシに描かれている14演目ですね。

加納 稽古が始まったとき、これ上演時間どうなっちゃうんだろうと恐かったです。いつもの僕の台本と同じ長い本になっちゃってるし、しかも劇中劇が入ってるから。 それをカットしてどうにか 2時間半に収まって。でも今回さらに少し短くしようと思って、短くしようとしているのに、劇中劇を結局もう1作増やしちゃって、15演目入れちゃったんです(笑)。

──それは何という作品ですか?

加納 まだ内緒なんですけど義太夫物です。

──観るまでのお楽しみですね。それからオープニングが男性たちのタキシードで始まって、最後は赤姫たちの乱れ舞いになって、全体的にすごくスタイリッシュな演出だなと。

加納 実はチラシにある波津(彬子)さんの絵がもとなんです。車椅子に乗った女形の周りに男性たちがいるという、ちょっと男遍歴のようなドラマにしたいので、それを描いていただけますかと言ったら、「タキシードにしていいかしら?」と。そのアイデアをいただいて幕開きに使ったんです。

原川 あれを観て、あ、僕もあれ踊るのかと(笑)。 

加納 照明はモダンダンスとか舞踏みたいな照明にしてくれませんかとお願いして。いつもやってくれている山田(真輔)さんが面白がっていろいろやってくれました。

ストレートプレイでもここまでできるという可能性

──いつもの花組芝居とはまた違う意味で新しい試みがたくさん入った作品ですね。最後にお客さまへのアピールをお願いします。

加納 ちょっと破天荒な文壇の作家たちの愛憎劇で、ストレートプレイとしてはけっこうある内容ですけど、でもストレートプレイでもここまでできますという可能性、もちろん花組芝居なので劇中劇は歌舞伎を入れるのが大前提ではありますけれど、ストレートプレイでもこういう方法もあんなこともできるという、そこがうまくハマった作品だと思います。観たことがあるようで観たことのない芝居になっていると思いますので、それをぜひ楽しんでいただきたいと思います。

──リアリズム演劇でありファンタジーでもあるという、とても奥が深い世界ですね。

阿部 本当にそうですよね。普通の会話劇の部分はリアルな世界ですけど、その顔に少し白塗りが入っていたりすることで、少しゾクッとするというか、なんか不思議な世界が始まるぞみたいな感じもあって、そこも僕はすごく面白かったです。

加納 白塗りによってちょっと異化させるというか、劇中劇のほうで白塗りをしているので、普通に考えれば本編で等身大の役をやっている方々は、普通のナチュラルなメイクだと思うんですけど、劇中劇と本編を一体化したいなと思っていたので融合しちゃったほうがいいなと。それでもし何か別のものが見えてくるならいいなと思ったので。

──加納さんのあらゆる技が詰まった世界ですね。そこに今回はまた魅力的なお二人が加わったことでさらに楽しみが増えました。ということで原川さんもアピールをお願いします。

原川 『レッド・コメディ』、私は初めて参加させていただきますけれども、阿部丈二くんとも久しぶりの共演で、もう楽しいこと間違いなしと請け合います。楽しみにしていただきたいです。そして今回は松本の方にも行きます。私も松本は初めてなので、これも楽しみにしております。

加納 この間、松本に行きまして、木ノ下くんと作品の説明会をしたんですけど、ほとんどの方が話を書き取っていて、演劇についてすごく熱心でいろいろ勉強しているんですね。かつて18代目中村勘三郎さんが、当時芸術監督だった串田和美さんの芝居で何度も松本に行きましたけど、やはり受け入れる体制が松本にはあるのだなと。

原川 そういう方たちに阿部くんがしっかり応えてくれると思います。 

阿部 がんばります(笑)。今、劇団というものがどんどん少なくなっていて、プロデュース公演が多くなっている。もちろんそれぞれの良さはありますけれど、僕は自分も劇団員なので花組芝居さんのお芝居を観ると、やっぱり劇団にしかできないことをされているなとすごく思いますし、オリジナリティとか自分の武器とかしっかりしたものを持っている劇団さんだなと。そういう劇団ってすごく素敵だなと思います。ですからまだ観たことがない方は、まずは一度観ていただきたいです。それと、僕自身も花組芝居をいつも観ていらっしゃるお客さんとは「初めまして」になるのですが、出てくれてよかった、今回の田岡も良かったと思っていただけるようにがんばりたいと思いますのでよろしくお願いします。

阿部丈二 加納幸和 原川浩明

 
【プロフィール】
かのうゆきかず○兵庫県出身。日本大学藝術学部卒業。1987年『ザ・隅田川』にて、花組芝居を旗揚げ。来年創立40周年を迎える劇団の座長として、脚本・演出を手掛け、自らも女形で出演。帝劇・新橋演舞場など大劇場での出演・演出・脚本提供、さらに映像にも進出。女形指導、母校の日藝・カルチャースクールでの講師、NHK歌舞伎生中継の解説も務めるなど、多方面で活躍。西瓜糖『ご馳走』花組芝居『毛皮のマリー』で、2019年前期の読売演劇賞演出家賞にノミネート。最近の主な作品に、『ドレッサー』、ミュージカル『刀剣乱舞』髭切膝丸双騎出陣、パルコ・プロデュース2022『桜文』、『鹿鳴館』、結城座『荒御霊新田神徳』、こまつ座『連鎖街のひとびと』、博多座『新生!熱血ブラバン少女。』『演劇調異譚「xxxHOLiC」―續・再―』など。

はらかわひろあき○長崎県出身。1987年『ザ・隅田川』(旗揚げ公演)より花組芝居に参加。無類の落語好きで、落語会を主催。平成27年5月には、内幸町ホールで一人会も行った。近年の出演作品は、【ドラマ】NHK大河ドラマ「麒麟がくる」、「無用庵隠居修行7」、【舞台】『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』『帰って来た蛍~永遠の言ノ葉~』、あやめ十八番『雑種 小夜の月』、わ芝居〜その亖『カラサワギ』など。

あべじょうじ○フィリピン・マニラ出身(帰国子女)。サラリーマンを経て、04年に演劇集団キャラメルボックスに入団。『橋を渡ったら泣け』(07)、『アルジャーノンに花束を』(12)などで主演を務める。11年に作家・有川浩と演劇ユニット「スカイロケット」を旗揚げ、プロデュース・出演を務める。近年の出演作品は、【ドラマ】「大奥 シーズン2幕末編」(NHK)、【舞台】『トルネイド 北条雷太の終わらない旅』、彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』、#ミステラ『眠る脳と脈打つ宿罪』、復刻 舞台 増田こうすけ劇場 『ギャグマンガ日和 〜奥の細道 地獄のランウェイ編〜』など。

(宣伝イラスト:波津彬子 宣伝美術:小川真理)

【公演情報】
花組芝居『レッド・コメディ~赤姫祀り~』
脚本:秋之桜子
構成・演出:加納幸和
出演: 加納幸和 原川浩明 山下禎啓 桂 憲一 八代進一 北沢 洋 横道 毅 秋葉陽司 磯村智彦 丸川敬之 押田健史 永澤 洋 武市佳久 髙橋 凜(研修生) 阿部丈二(演劇集団キャラメルボックス)
●7/9〜12◎座・高円寺1 〈チケット取扱い〉花組芝居 03-3709-9430 https://hanagumi.ne.jp/ticket/
〈公演サイト〉https://hanagumi.ne.jp/stage-2607/
【松本公演】
●7/17・18◎まつもと市民芸術館 小ホール
〈チケット取扱い〉まつもと市民芸術館 https://www.mpac.jp

【取材・文/榊原和子 撮影/田中亜紀】