舞台「ウェンディ&ピーターパン」東京公演、無事閉幕。このコラムが更新される頃は、大阪公演の折り返しあたりです。元気にしてますか? 大阪公演中のわたしたち。
東京公演中、お天気はずーっと雨のマークがついていて梅雨の本気を感じていましたが、ぼんやりしているうちに夏が来るではないですか!
私の嫌いな夏がよぉ!
ですが今年はスイカに夢中なので、スイカのためなら夏も仕方ないかもしれません。
スイカに興味のない人生を送ってきましたが、わからないものですね。
これからも、思いがけないものを好きになれるかもしれません。
ちきしょう、いい感じにまとまってしまった…夏め‼︎
さてこのコラムは、演劇界のいまを伝え続ける雑誌「えんぶ」を、1986年4月創刊の「演劇ぶっく」時代から遡り、毎月1号ずつ感想を綴るコラムです。
「演劇ぶっく」と「えんぶ」はなんと、創刊号から最新版まで、下記URLにて無料でダウンロードし閲覧できるのです。
https://enbutown.com/museum/free-gallery/
では今回は、「演劇ぶっく」1987年5月発行の第7号へ、ぶっく TO THE FUTURE!
https://enbutown.com/museum/2026/01/30/engekibook007/
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表紙→夢の遊眠社

不適な笑みをたたえた野田さんが表紙です。
→特集 夢の遊眠社 野田秀樹インタビュー

野田さんの普段の言葉は、クレバーでダークで面白い。インタビューの中で、好きな文章をピックアップ。
「役者って怠けものだから、絶対にラクする方法に行くのね。コツを覚えちゃうのね。その時に必ず変えてやらないと」
「どうだろ、ずっと止まってるものって色っぽいかな」
「もう、そろそろテントの色がなくなっただろうから…」
→銀座セゾン劇場公演「カルメンの悲劇」

演出:ピーター・ブルック
演劇の原点と、言葉以前のものを求める旅…なんだかちょっぴりわかる気がする。
ずっと演劇をやっていると、素敵なところに慣れてしまう気がする。
ちょっとだけ原点を見てみたい、感じてみたい。ピーター・ブルック氏は、出会えたのかしら。
→小宮孝泰+劇団ショーマ公演「パズラー」

2026年春、小宮孝泰プロデュースvol.10 「知らぬが仏、見ぬは極楽」を拝見しましたが、とても面白かったです。小宮さんはこの頃から、演劇に精力的だったのですね。
→ランダムアクセス

劇団21世紀FOX公演「ブドリ 眠れぬ夏の月」
なななな懐かしい‼︎
私が大学1年生の時、演劇サークル「劇団昏々睡々」入団後初めてやった作品です。
演劇部に男性がたくさんいるというのも、入場料をいただくというのも、芸名をつけていいというのも、完全暗転というのも、いろいろな初めてがありました。
そんな中でも、「池谷さんの演技は、眠くなるね」と言ってくださったシルク先輩(芸名)のおかげで、演劇の階段を一段登れたと思ってます。
高校生までの演劇は、お客さんのこととかまるで考えてなかったのだなぁ。
→特集インタビュー TOKYOはじめて物語
いろいろな俳優さんたちの、上京インタビュー。
家賃相場は違えど、いまも共感できるなにかがありそうな。
→ 野田秀樹に100の質問ぜめ

・好きな言葉 ねえな。
・好きな動物 動物は全般的にあんまり好きじゃない。
・尊敬する人物 ないない。
・ズバリ、演劇とは しるか!
100の質問ぜめ、いいですね。
人となりが見えて楽しい。
→夢の遊眠社「明るい冒険」




写真集のごとき、舞台写真の数々。
ネットもまだ本格的じゃない時代、こんなにもたくさんの舞台写真が見られることは、とてもワクワクしたんじゃないかしら。
→蜷川VS中根

この史上最強のプッツン・コンビ「栄光の光と影」後編
どんどん過激に、マニアックな内容になってまいりました。
→もう、男性版だけじゃつまらない。
ついに実現、女たちの、第三舞台。

第三舞台の女優さんたちが、木野花さんの演出で公演するという。オフィス・ザ・サード・ステージ第一回プロデュース公演と銘打っている。
サードステージさんの第一回公演がこれだったのですね。
生まれたての瞬間を見られました。
→ Media Mix
演劇ライティング・マン(照明家)たちにスポットon!

「いい芝居のカーテンコールの瞬間が何よりも最高ですね」
「僕は特殊でね、よくなぐられました。(中略)ピンがズレたりする度に一発ずつ…」
などなど、照明家さんたちへのインタビューコーナー。
毎日お世話になっておきながら、舞台と調光室は遠く離れていたりするので、なかなかお話しする機会が持てないのが、照明さんや音響さんです。
各部署、いろいろなご苦労がありますな。
→ 遊◎機械全自動シアター
シーズンオフシアターらいぶPart II
涙なしで玉葱の皮をむく方法
-むかし僕の台所は涙でいっぱいだった-
完全実況誌上公演
Photo and Scenario Story

7ページにおよぶ、渾身の実況中継。
→ 超豪華! 劇団NIKKORi
春のオーディション

若かりし頃の、坂口真人編集長が審査員!
上杉清文さん、南伸坊さん、糸井重里さんなど、豪華な審査員。
→ 小劇場演劇の軌跡⑦
役者たち・その光と影

大好きな、扇田昭彦さんのコラム。
私がリアルに見られていない、素晴らしき役者さんたちへの扇田さんからのラブレター。憧れてしまうなぁ。
→一周年のプレゼント

一周年記念号だったのですね。おめでとうございます!
テレフォンカード、公演のビデオVHSかβを選択…ノスタルジックすぎるプレゼント!
→ from Readers

17歳や18歳や22歳や、ちょうどその頃の私と同い年の方々が、演劇に対する情熱的なおたよりを寄せています。
みなさん、いまはどうしていらっしゃるのかしら。きっとこれを読んだら、あの頃の気持ちが一気に蘇るのでしょうね。
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このコラムも、やっと「演劇ぶっく」1年分を遡ることができました。記念して、テレフォンカードを…と言いたいところですが、いまテレフォンカードを使える公衆電話ってあるのかしら…画期的でしたよね、テレフォンカード。
便利なものは、だいたいカードの状態を通過するような気がします。
まだ梅雨が続いていますが、傘とかは、昔からずっと進化しないなぁ…いつか、カードになるでしょうか。

池谷のぶえ
いけたにのぶえ│94年より04年の解散まで劇団「猫ニャー」(後の「演劇弁当猫ニャー」)の劇団員として活動。解散後は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作品、NODA・MAP、蜷川幸雄演出作品など数多くの舞台に出演。
- 出演情報
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【舞台】
Bunkamura Production 2026 DISCOVER WORLD THEATRE vol.16
「ウェンディ&ピーターパン」
作:エラ・ヒクソン〈J.M.バリー原作より翻案〉
翻訳:目黒条 髙田曜子
潤色:山本卓卓
演出:ジョナサン・マンビィ
美術・衣裳 :コリン・リッチモンド
大阪:2026年7月13日(月)~20日(月・祝) フェニーチェ堺 大ホール
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/26_wpp.html
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/12863【舞台】
KAATキッズ・プログラム2026「子どものためのうつくしい国」
原作:ヤヌシュ・コルチャック
訳:中村妙子
作・演出:ノゾエ征爾
音楽・演奏:田中馨
振付:熊谷拓明
2026年8月16日(日)〜23日(日) KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ
https://www.kaat.jp/d/kodomono【映画】
「Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜」
企画・監督・脚本・プロデュース・主演:水谷豊
順次、全国拡大公開中
https://piccolafelicita.jp/【テレビ】
Eテレ
アニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
毎週金曜 18:40~ / 毎週土曜 17:45~
声:銭天堂の店主・紅子役
https://www.toei-anim.co.jp/tv/zenitendo/





