紅ゆずる×井上小百合×日野真一郎、詩楽劇『沙羅の光』～源氏物語より～」メインビジュアル＆公演詳細公開！　

2023-10-27

　
紅ゆずるが光源氏、その最愛の女性、紫の上を井上小百合が演じる「J-CULTURE FEST presents　井筒装束シリーズ詩楽劇『沙羅の光』～源氏物語より～」。そのメインビジュアル＆公演詳細が公開された。
　
出演者が豪華絢爛な平安時代の装束をまとい、王朝絵巻を彷彿させるビジュアルとなっている。この公演は2024年1月3日～7日に東京国際フォーラムホールD7で上演される。

今回出演者が着る装束は、有職装束を製作・販売する井筒が、特別に製作した装束となっている。
光源氏を演じる紅ゆずるは、深紫（こきむらさき）の地に山吹と流水の文様をあしらった色鮮やかな直衣（のうし）姿。光源氏は六條院「春の御殿（はるのおとど）」に住んでいるため、春の花である山吹を用いた。
光源氏が愛する紫の上を演じる井上小百合は、紅色に桜文様の小袿（こうちき）を着用。紫の上の若々しさをいっそう引き立てる装束となる。
日野真一郎(LE VELVETS)は、光源氏の息子である夕霧の役で、若々しい浅緑（あさみどり）色の地に唐花尾長鳥の文様の直衣（のうし）を着ている。
聖徳太子の役を演じる尾上菊之丞は飛鳥時代の装束をまとって、見るものに威厳を感じさせるまばゆい色使いとなっている。

2018年より日本文化の魅力を発信してきた東京国際フォーラムのJ-CULTURE FEST。2024年に上演する『源氏物語』にテーマを求めた、詩楽劇『沙羅の光』～源氏物語より～は、源氏物語の中で詠まれた和歌を、舞や歌、語りで聴かせ、光源氏と心を通わせた女たちの姿を描く詩楽絵巻として構成。和歌の朗読、二十五絃箏・胡弓、篳篥・笙などの和楽器演奏、日本舞踊などにより、女たちの思い、愛や苦悩を描く。演者は豪華絢爛な平安装束を身にまとい、舞台を盛り上げる。
また、１月6日の公演では、上演後に出演者によるアフタートークも行われ、ファンには見逃せない機会となる。

【あらすじ】
権勢を極めた光源氏(紅ゆずる)は六条院を造営し、紫の上(井上小百合)を妻として迎えようとしている。
幼き日に若紫として光源氏に見染められてから、星霜を重ね、紫の上は遂に光源氏と結ばれる。
そう思ったのも束の間、朱雀帝の娘でまだ幼い女三宮(羽鳥以知子)が光源氏の正妻として降嫁することを知らされ、紫の上は悲しみに暮れる。
そんな紫の上の姿を見て息子の夕霧(日野真一郎)は、父に対する葛藤を吐露する。
しかし、歳は巡り、新年の節会、光源氏は女三宮を迎えて宴をひらく……。
お互いに愛し合いながら運命にからみとられ暗闇に引きずり込まれそうになる二人の心に平安は訪れるのだろうか……。

気鋭の歌舞伎作家、戸部和久が源氏物語を新たに解釈する書き下ろしの脚本で、終幕まで目を離すことができない作品となるはずだ。

【配役】
光源氏・・・・・・・・・紅ゆずる
紫の上・・・・・・・・・井上小百合
夕霧・・・・・・・・・・・日野真一郎
女三宮・・・・・・・・・羽鳥以知子
聖徳太子・・・・・・・尾上菊之丞　

【公演情報】
J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ
詩楽劇『沙羅の光』～源氏物語より～
演出・振付：尾上菊之丞　　
脚本：戸部和久　
音楽・演奏・音楽監督：二十五絃筝　中井智弥(3～5日)/金子展寛（6～7日）
雅楽：稲葉明徳　
和楽器：吉井盛悟
出演：　
紅ゆずる・井上小百合・日野真一郎／
花柳喜衛文華・藤間京之助・羽鳥以知子／
尾上菊之丞　
●2024/1/3～7◎東京国際フォーラムホールD7
〈料金〉SS席12,000円　S席9,000円　U-25席4,000円（全席指定・税込・5歳未満入場不可）
※SS席オリジナルグッズ＜非売品＞付）　
※U-25チケットは公演当日に満25歳以下対象。来場時に年齢が明記された身分証を提示。
〈一般発売日〉2023年11月14日（火）12：00
〈チケットに関する問い合わせ〉ticket_genjimonogatari2024@le-himawari.co.jp
〈公演に関する問い合わせ〉info＠iz2tokyo-genji.com
〈公式サイト〉 https://www.iz2tokyo-genji.com