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OSK日本歌劇団 翼和希主演公演『へぼ侍~西南戦争物語~』開幕!

OSK日本歌劇団の約4年ぶりとなる東京銀座博品館劇場公演、翼和希主演『へぼ侍~西南戦争物語~』が2月1日開幕した。
関西を拠点に活動を続けるOSK日本歌劇団は、2024年創立102周年を迎える伝統を誇るカンパニー。お家芸のグランドレビューはもちろん、芝居、ミュージカルにも熱心に取り組んでいるが、コロナ禍の影響でしばらく東京でのミュージカル作品上演が途絶えていた。今回の『へぼ侍~西南戦争物語~』は、2023年9月に初演された作品をブラッシュアップした再演としての、待望久しい芝居もの作品の東京公演。OSK出身でブギの女王と謳われた笠置シヅ子の人生をドラマティックに描いて現在も放映中のNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロインの先輩劇団員橘アオイ役を演じ、一躍時の人となった翼和希主演で、日本最後の内戦と呼ばれる西南戦争のただなかに、へぼ侍とあだ名されながら飛び込み、成長していく主人公の姿が描かれていく。

【物語】

明治維新で没落した大阪士族の家に生まれ、薬問屋に奉公している志方錬一郎(翼和希)はへぼ侍と呼ばれながら、奉公の間にも剣の鍛錬を続けていた。そんななかの明治10年西南戦争が勃発。ここで武勲を挙げれば志方の家を再興できると考えた錬一郎はあの手この手で官軍の兵士となるが、待っていたのは松岡(天輝レオ)をはじめ、一癖も二癖もある問題児ばかり。そんななか分隊長を任された錬一郎は彼らを率いて九州に出陣する。だが戦場は、既に銃器を主軸とした殺さなければ殺される、剣の道を華々しく極めたいと思っていた錬一郎の想いを打ち砕く修羅の場だった。初めて人を殺した日、現実の重さに苦しむ錬一郎を松岡が誘い、彼は戦のなか夜鷹に身を落とさざるを得なかった鈴(唯城ありす)を抱く。
戦場の傍らにはそこに住む人々が必死で暮らす日常がある。取材に訪れた新聞記者の犬飼(壱弥ゆう)と出会った錬一郎は、次第に銃や刀ではなく大阪人らしい機微を使い、難題を乗り越えるという自分の戦い方を見つけ出していく。やがて誰もが認める一人前の男に成長した錬一郎は「バアスエイド(説得)こそがへぼ侍の武士道だ」と、新たな時代の大海原へと漕ぎ出していき……

原作となった「へぼ侍」は第26回松本清張賞を受賞した坂上泉のデビュー作で、西南戦争のなか、若き侍が曲者揃いの大人たちに揉まれながら成長していく姿が高い評価を得た。そんな作品の初舞台化にあたり、脚本・演出を担ったのが新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』や、『流白浪燦星(ルパン三世)』などで知られる歌舞伎脚本家の戸部和久で、場面、場面である種の見栄を切っていく歌舞伎表現と、歌と華やかなダンスで物語を運ぶ歌劇の表現が融合した、これまでOSK日本歌劇団が取り組んできたミュージカル作品とはひとつ異なる、独特の作りが展開されている。特にミュージカルナンバーの数が極めて多く、しかも感情があふれて、あふれて、もう言葉では語れないから歌になっていく、という王道のミュージカルのセオリーではなく、台詞と歌が境なく地続きになっているという、極めて個性的な構成がなされていた。その為台詞にメロディーがついている、オペラで言うところのレスタティーボのように感じられる部分も多く、しかもかなり各曲の音域が高い。これは男役を中心とした今回の座組にとって困難も多かっただろうと思われるが、とにかく全員がよく歌っていて、その難しさを感じさせない。特に裏声になるか、シャウトするかしかないのでは?と思える高音域を、男役が極自然に発声して違和感を与えないのには驚かされた。ここにはもちろんキメるところはとことんキメるが、男役も女役も自立していて、作りこみのなかにも自然な感触が残るOSKの歌劇、OSK独自の色が表れていて興味深い。とは言え、作品自体が非常にユニークな作りなので、好き嫌いが分かれる面もあると思うが、翼率いる僅か12名のキャストで西南戦争の激闘をはじめ、ダイナミックな場面をきちんと構築しているし、初舞台から6年目までの若手が多く、しかも彼女たちはコロナ禍の影響で芝居もの、ミュージカル作品に出演するのが初めてだと聞くと、OSK頼もしいな!これからもどんどんこうした芝居ものの作品も観せて欲しい、という気持ちが募った。

そんな若いメンバーを引っ張る主演の翼和希は、歌、ダンスの実力だけでなく、アイドル的な華がある男役として、早くからOSK次世代のホープと注目を集め続けてきた人だが、前述したテレビ出演で一気に大ブレイク。この作品も追加公演を含めた全日程のチケットが完売(※若干の当日券が出る日もあるとのことなので、確認を)という人気ぶりと勢いを、主人公・志方錬一郎の成長物語のなかにそのまま投影し、生き生きしたビルドゥングスロマンとして作品を成立させている。何より成長した姿はもちろん、「へぼ侍」と呼ばれ周りよりも未熟という設定の青年像を、若手が大半を占める座組のなかできちんと瑞々しさを失わずに演じきれることに翼の力量を改めて感じた。難しい歌の数々も持ち前の歌唱力で美しく聞かせ、OSKに千載一遇の追い風をもたらした人だけに、今後ますますの活躍に期待が高まった。

松岡の天輝レオは、個性派の多いOSK男役陣のなかでも、更に特段の野性味を感じさせる色濃い個性が役柄によく合っている。錬一郎に対して一見厳しいようでいて、実は常に気を配り、助け船を出す役柄をきちんと表現した好演だった。どこか謎めいたたたずまいも、物語展開に奥行を与えている。終盤昭和の時代に登場してくることの解釈は観客に委ねられているそうで、個々の捉え方があるだろうが、生き抜いてくれた、ということならいいなと私個人は思った。それほど愛着を感じられる人物造形だった。

後の犬養毅である犬養仙次郎と、昭和の時代の新聞記者・井上を二役で演じる壱弥ゆうは、時系列が飛ぶ作品のなかで、ストーリーテラーでもある役割りに重なるものがある二役を朗らかに演じていている。この二役も松岡同様、別の受け取り方もできるようにも思うが、こちらは二役です!と宣言しているのが面白いし、壱弥が時折見せる破顔一笑と言いたい笑顔のおおらかさが、主人公に武力でなく言葉で戦うという、新しい視点をもたらす役柄の存在感を高めた。

錬一郎と思いを寄せることになるお鈴の唯城ありすは、可憐な容姿と確かな実力で、近年急速にジャンプアップしている娘役。このお鈴役でも苦界に身を沈めながらも、悲しみばかりでなく意地も持っている娘を、楚々とした雰囲気を残しながら演じていてますますヒロインらしさが加わってきた。男役の歌の音域が高いくらいだから、お鈴のソロナンバーは終始非常にハイソプラノだが、決してか細くならず歌詞をきちんと伝えていて力量を感じさせた。

錬一郎と苦楽を共にする軍人の一人・沢良木のせいら純翔は、賄の腕に長けていて、言葉の通りの「腹が減っては戦はできん」を実践している好人物を、終始にこやかに演じている。品の良いプリンスタイプの男役だが、沢良木役では目が細くなるような、二枚目男役はあまり見せない表情を頻発していて、役柄の性根をよく表した役者魂に感心した。

もう一人の軍人仲間・三木の知颯かなでは、錬一郎や周りをどこか一歩引いて見ているような、マイペースの役柄を個性的に表出している。くっきりした顔立ちの印象を丸めがねでガラリと変えているのも効果的で、ここぞという時にふっとはずして整った顔立ちを露わにするタイミングも心憎かった。

彼らの上官になる堀輝明中尉の南星杜有は、若い軍人たちを見守り、戦況を冷静に判断して作戦を遂行していく役柄で、例えば特別専科の桐生麻耶がSpecial guest star として出演したとしても成立すると思えるほどの大役に果敢に挑み、全員を鼓舞しているのが喝采もの。立ち姿に若さが出るのは当然なので、翼や天輝を向こうに回して「生きてさえいれば次がある」という、大切なメッセージを伝える役割りを、立派に果たした力演に拍手を贈りたい。

また、様々な役柄を演じる面々にも、それぞれ大きな働き場を用意しているのもこの作品の美点で、遊女や薩摩の民衆、時によっては兵にもなる柊湖春は、遊女としてお鈴と相対する場面で大きなインパクトを残した。薩摩兵や民を野太く演じる凰寿旭は、昭和の場面で錬一郎が過去を語る決意をする珈琲店のボーイ役では、一転スマートな佇まいも見せて気を吐いている。同じく薩摩兵や民を演じる鼓珀響は、切れ味鋭いヤクザ者の表現に凄みがあり、役者として将来有望。同じく薩摩兵や民などに扮する奏叶はるは、飄々とした味わいがある菜っ葉売りの場面での活躍が目を引くし、遊女や民を演じることせ祈鞠は、そもそも物語が動き出す、錬一郎が奉公している薬問屋の娘お時役で「へぼ侍、へぼ侍」と錬一郎をはやし立てる、作品のタイトルにつながる台詞を、明晰な発声で伝えてくれた。

さらにもうひとつ、こういう形で?と驚くキャストのサプライズもあるが、12人の出演者それぞれに、どこかで必ず印象に残る場面や台詞があるのは、全員にとってさぞ大きなやりがいと収穫があることだろう。観客にとっても、OSK日本歌劇団の若手たちを覚えられる絶好の機会ともなっていて、ようやく復活した銀座博品館劇場での芝居ものの公演が、是非今後も続いていくことを期待したい舞台だった。

初日前日のゲネプロを前に囲み取材が行われ、主演の翼和希が登場。公演への抱負を語った。

【囲み取材】

──久々の博品館劇場での公演となりましたが、まず初日を前にしたお気持ちから教えてください。
OSK日本歌劇団にとりまして銀座博品館劇場での公演が約4年ぶりとなりますので、私たちもこうしてこの劇場に立てますこと本当に嬉しく思っております。お芝居の公演で東京に来るという機会がなかなかございませんので、今回の公演を大事にして、みんなで一致団結して千秋楽まで駆け抜けたいと思っております。
──作品の見どころを教えてください。
主人公となっている志方錬一郎が商人の出という着眼点がまず面白いと思いました。その商人の知恵を生かして、日本最後の内戦と言われている西南戦争を生き抜いていき、人間としてもどんどん成長していく過程もとても面白いです。登場してくるキャラクターそれぞれに個性があり、色々なキャラクターの目線で皆様にお楽しみいただけると思いますし、物語が歌劇と融合したことによって、歌も踊りも、特に今回大変たくさん歌わせていただくので、耳に楽しく内容も面白く、見どころ満載だと思っています。

──タイトルが『へぼ侍』ということなので、主人公は器用な人間ではないのですね?
そうですね。「へぼや、へぼや」と言われていた子が、どんどん成長していくんです。やはり『へぼ侍』とはじめて聞かれた時には、どちらかと言うとマイナスなイメージを持たれがちな言葉だと思うのですが、私は原作を読み終わった後に「へぼ侍で何が悪いんや」と誇れるような言葉に感じました。ですからその成長していく過程をお楽しみいただきたいです。
──歌がとても多い作品とのことで、歌唱力には定評のある翼さんですが、特にお好きな歌などは?
素晴らしい楽曲をたくさん書いていただきましたので、どれかひとつに絞るのは難しいのですが、再演にあたって終盤に大きなナンバーが追加されていることと、フィナーレのショーも加わりまして、劇中で流れた楽曲をフィナーレナンバーでまたご披露致します。私は個人的にフィナーレで劇中の曲を使うことがすごく好きなので、そこは歌詞も含めて皆様に聞いていただきたいなと思っています。

──共演者の方々もみなさん個性的で素敵な方達ですが、アピールポイントや、ここを観て欲しいなど翼さんからのおススメは?
ポスターに乗っているメンバーのなかで、壱弥ゆうは二役をさせていただいているのですが、他のメンバーはひとつの役を通して演じます。それ以外の下級生の子達は、場面場面で姿を変え、髪型も変え、色々な役に挑戦していますが、一つひとつのお役に対してこうしてみよう、ああしてみようと、みんながこだわりを持ってどんどん役を深めています。フィナーレナンバーの最後に「桜咲く国」で全員が並んだ時に「12人しかおらへんかったんや!」と思ってもらえるぐらいに、本当にたくさんのお役に挑戦させていただいてるので、その違いを是非お楽しみいただきたいです。歌劇って私も最初はそうだったのですが、はじめてご覧になるとみんな同じ顔に見えるところがあると思うんですね。でもそこからどんどん個々の顔が見えてきはじめると、「さっきもこの子出てたよね?へーもうこんな役で出てくるんや」と気づいて、この役ではこんな表現をするんだ、という楽しみ方もしていただけると思いますので、もちろん作品全体も楽しんでいただきたいですが、そういう一人ひとりの細かいお芝居やこだわりも観ていただけると、かなり面白いと思います。

──昨年はNHK朝の連続ドラマ小説『ブギウギ』への出演があり、今年はこの公演がスタートとなりますが、去年を振り返りつつ、今年はどんな年にしていきたいですか?
昨年は『ブギウギ』の放映があり、OSKをたくさんの方に知っていただける機会になったと思います。ですから今年はこうして劇場に足をお運びいただいて、OSKをより知っていただき、好きになっていただいて、今後もOSKを応援してくださる方がたくさん増えたらいいなと思っております。「飛翔と継続」とよく私は申し上げているのですが、今年は更に飛躍の年となっていきたいですし、かつ継続というのは今年でOSKは102年目を迎えます。この歴史を絶やしてはいけない、劇団を続けていかなければいけないという責任を、ドラマを通じてより一層感じたので、続けていくためには時代、時代によって変化していくことも必要だと思うのですが、変わってはいけない不変の志がありますので、そこは大事にしながらどんどん歴史を繋げていく、継続を目標としています。
──『ブギウギ』をきっかけに、今回初めてOSKの舞台をご覧になるお客様もたくさんいらっしゃると思いますが、どういったところに注目してもらいたいですか?
OSKにはスローガンにもなっている「強く、たくましく、泥臭く、そして穏やかに」という言葉があります。歌劇と泥臭いという言葉は、ちょっと縁遠いように聞こえがちなのですが、そこにOSK魂、志がすごくあると思っています。『ブギウギ』をご覧になった方でしたら、労働争議の話も出てきたのでご存じかと思いますが、そうした目の前に大きな壁が立ちはだかっても、それと真っ向勝負をして、決して負けずに戦い続けてきた先輩方がいらっしゃって、それを支えてくださる皆様がいてくださったからこそ、OSKの今につながる歴史があります。戦争も経験していますし、その後も解散危機だったり、本当に色々な壁にぶち当たるのですが、それを一つひとつ乗り越えてきた力強さがOSKならではの強みであり、魅力なのではないかなと思っています。私自身も初めてOSKの舞台を拝見したときに、それを強く感じたので、お客様にも感じていただきたいですし、特にこの作品は生命力、今を生きる力だったり、明日への活力を感じ取っていただける作品だと思うので、それが少しでも皆様に伝われば嬉しいなと思います。

──映像のドラマを経験されていかがですか?
ドラマのお芝居もすごく楽しくて、舞台とは違う表現の仕方があるんだということを様々に発見できましたし、ひとつの劇団の劇団員として、みんなで作り上げていく団体生活をしてきた中から、個人で頑張っていらっしゃる方々とご一緒させていただくことで、刺激もたくさんいただきました。そこから学んだもの、空気だったり表現の仕方だったりというのはとても貴重な経験だったと思うので、また舞台に戻ってきた時に、こんな表現も実はできるんじゃないか、とより意欲が湧きましたし、舞台っていいなぁと再認識しました。また、OSKはレビュー作品が多いのですが、こうしたお芝居の作品にもたくさん挑戦していきたいという気持ちになりました。
──大阪公演に続いて、東京公演も完売し、急遽設定した追加公演も完売とお聞きしていますが、翼さんご自身はこのことを聞かれていかがでしたか?
色々なところで申し上げているのですが、本当にびっくりしました。全公演完売するという経験がなかったので。特に私は大阪出身で、東京には友人も少ないですから、東京で主演させていただくことを大丈夫かなと思っていたところがありましたので、本当にありがたいことだなと。たくさんの方にご観劇いただけることになり、追加公演をするという形になったのにもまず驚きましたが、更にそれも完売ということで本当に嬉しかったですね。ドラマをきっかけに、OSKに興味を持ってくださった方が多いと思うのですが、実際にチケットを買って劇場に足を運ぼうとしてくださるお客様が、こんなにもたくさんいらっしゃるんだと感謝の気持ちでいっぱいです。
──出演者の皆さんも喜ばれたのでは?
「完売やってぇ!!」と大騒ぎになりました。関東圏出身の子もおりますので、その子達も本当に張り切っています。

──翼さんご自身の今後の目標はなんですか?夢でも構いません。
やはりOSKを全国、全世界の方々に知っていただきたい、ということをこれまでもずっと目標にしてきましたので、それは今後も変わらないと思っています。夢ということでしたら、言うのはただやと思いますから(笑)、紅白に出たいです!
──何を歌いますか?
「エル・クンバン・チェロ」という曲があるのですが、それを是非歌いたいなぁと思っています。昨年の年末もTVでずっと観ていましたが、紅白に出る機会なんてそうそうないと思いますので「出たいです!」と言葉にしておきます!
──『ブギウギ』で共演した方々も観劇にこられますか?
撮影が佳境なので「ごめんね、行かれへん」とわざわざご連絡をくださったりして、もうそれはわかっていたので、かえって申し訳ないのですが「『春のおどり』には行くからね!」というお話をしてくださったり、これまでにも大阪でさせていただいたスペシャルLIVEや、ブルックリンパーラーでのLIVEにも来てくださっているので、ありがたいなと思っています。
──では最後にお客様へメッセージをお願いします。
『へぼ侍~西南戦争物語~』初日を迎えます。おかげさまで全公演完売となりました。本当にありがとうございます。出演者一同精一杯舞台を務めて参ります。また次回東京で2月にさせていただきますコンサートも完売ということで、こちらも本当にありがとうございます。ですが8月には新橋演舞場にてレビュー『夏のおどり』の公演がございます。こちらはトップスターの楊琳さん、舞美りらさんのご卒業公演でもございます。OSKのグランドレビューを皆さまに全身で浴びていただきたいと思いますので、ぜひお越しください。お待ちしております!

【公演情報】
OSK日本歌劇団公演『へぼ侍~西南戦争物語~』
原作:坂上泉「へぼ侍」文春文庫刊
企画協力:文藝春秋
脚本・演出:戸部和久(松竹株式会社)
音楽:山田文彦
振付:花柳まり草
出演:翼和希・天輝レオ・壱弥ゆう・唯城ありす・せいら純翔・知颯かなで・柊湖春・南星杜有・凰寿旭・鼓珀響・奏叶はる・ことせ祈鞠
●2/1~4◎博品館劇場
〈お問い合わせ〉OSK日本歌劇団 06-6251-3091 ※平日10時〜17時(12時〜13時除く)

〈OSK日本歌劇団公式サイト〉https://www.osk-revue.com/

【取材・文・撮影/橘涼香】

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