野外劇団楽市楽座、夫婦でただ今、全国旅公演中!
夫婦で車2台に舞台装置と家財道具を詰め込んで、北は北海道、南は沖縄まで全国津々浦々旅して回る野外劇団楽市楽座。
屋根も壁もない空の下、手作りの水上回転舞台に立つ2人。
作、演出、出演はもちろん、楽器の演奏、歌も踊りもふんだんに、子どもからお年寄りまで楽しめるすべて手作りの音楽劇。
誰でも自由に座れる入場無料の投げ銭芝居は、「面白い、がんばってる!」と思ったシーンで、会場で配られる折り紙に小銭(10円からOK!)やお札を包んで投げるというスタイル。
かけ声、拍手も大歓迎、撮影自由(フラッシュ禁止)というおおらかさも魅力的。
聞くだけでワクワクしてくる楽市楽座の新作旅公演『ドリームタイム』が、今年も5月18日滋賀県長浜市よりスタートしました。
翌週に神戸・長田公演を終え、6月に名古屋、鎌倉、国立、仙台、八戸と北上、7月は北海道(札幌・帯広)、秋田、山形と日本海側を南下し、8月に再び東京(東大和・池袋)。
旅はそこから大阪、四国、中国地方、九州各地、沖縄と11月まで続くという。
【詳しい旅公演スケジュールはこちら】
http://yagai-rakuichi.main.jp/2024sukejuru.html
今年の作品タイトルは『ドリームタイム』。
運命の赤い糸で結ばれ世界中を旅していた金魚姫と蛇ダンディの二匹は、今はタマシイとなって宇宙を旅しているという・・・。
”時間も命もクルクル回る、おかしな現代神楽劇!”
【作品のあらすじ】
http://yagai-rakuichi.main.jp/index.htm
そんな劇団旗揚げ33年、旅公演15周年記念エッセイ『ドリームタイム』が5月に販売されました。
著者は、副座長・看板女優で、衣裳・制作・雑務・宣伝美術など事務仕事を一切取り仕切る佐野キリコ。
”1997年、31歳でバツイチ、ワケありの女”だった彼女が、夫で座長の長山現との出会いから、結婚。
9歳の娘と3人で投げ銭の野外劇の旅を始め、家族が増え、また2人に戻るまでの喜怒哀楽の日々を振り返る。
カラー、モノクロの舞台写真とオフショットも満載。
巻末には長山現の代表作『金魚姫と蛇ダンディ』の上演台本も掲載しています。
ご購入はこちらより▼
https://yagai-rakuichi.stores.jp
芸能としての野外劇の原点に挑み続ける二人の旅公演。
と、その誕生秘話エッセイ。
今まで知らなかったことが恥ずかしい。
出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
野外劇団楽市楽座ホームページ▼
http://yagai-rakuichi.main.jp/index.htm
【文/矢崎亜希子】