KASSAY第16回公演『五瓣の椿』 栗原沙也加・緒形敦・稲岡良純・中野亮輔・有賀沙織 座談会

山本周五郎原作の『五瓣の椿』が、久しぶりに舞台化される。脚本・プロデューサーはKASSAY主宰の有賀沙織、演出は演劇集団円の大谷朗。2025年2月に三越劇場での上演となる。

これまで映画、ドラマ、舞台で幾度となく取り上げられている本作品だが、今回は原作に出来るだけ忠実に丁寧な作品づくりが進められている。俳優陣には実力を備え今後の可能性を秘める18人が集まった。

《あらすじ》天保5年正月、亀戸天神近くの薬種商「むさし屋」の寮の火事で一家3人が亡くなった。遺体は損傷がはげしく男女の区別さえつかなかった。その後しばらくして、椿の花びらが現場に残される連続殺人が起こる。躊躇う様子もなく平簪で突かれ、死に至らしめられた男たち。いったい、何の目的で? 現場で目撃された美しい娘は、何を思っていたのだろうか?

この公演の出演者の中から、主人公おしのを演じる栗原沙也加、歌舞伎役者・中村菊太郎(女形)を演じる緒形敦、むささびの六こと六助を演じる稲岡良純、町方与力・青木千之助の中野亮輔に、主宰で脚本を手掛ける有賀沙織とともに語り合ってもらった。

中野亮輔・稲岡良純・栗原沙也加・有賀沙織・緒形敦

 エンターテイメントでありながら伝統芸能を継承できる

──まず今回この作品を取り上げた意図を聞かせてください。

有賀 『五瓣の椿』という作品は、昭和51年に日比谷芸術座で十朱幸代さん主演、小幡欣治さん脚本・演出で上演されて、その後も再演されていて、昭和55年には岡田茉莉子さん主演、野口達二さん脚色、戌井市郎さん演出で三越劇場、平成17年には菊川怜さん主演、さとうしょうさん脚本、山田和也さん演出で明治座、平成20年には、座☆吉祥天女さんが小幡欣治さん脚本・名栗琉さん演出でシアターΧにて上演されています。舞台化の前に映画化がされていまして、岩下志麻さんが主演を務められ、話題になりました。ドラマ化も何度かされていて、これまで錚々たる方々により演じられてきました。今回このような作品を上演するにあたり、生涯俳優という仕事を続けていかれるであろう方々に出ていただきたいとキャスティングしました。

──それだけ意味のある作品なのですね。

有賀 私は大学院で文化資源学を学んだのですが、指導教官に『五瓣の椿』を薦められて読んでから、いつか舞台化してみたいと思っていたんです。エンターテイメント性が高く、台詞も巧みです。登場人物それぞれがシンボリックで、この作品から社会の縮図が見えてきます。観る方にとっては多様な解釈ができて、演劇に関わる者にとっては教材とするに相応しい原作だと思っています。出演者の皆さんのキャリアにも繋がればいいなと思っています。今日、国立劇場はじめ、いくつかの歴史ある劇場の建て替え計画が難航していたり、日本の伝統芸能を継承する場が少なくなっているため、今後の演劇界全体の見通しに不安を感じることがあります。小さな規模であっても学べる場、芸や技を繋げる場を作りたいと思いました。

──出演者の皆さんにもお聞きします。まずこの作品を読んでみていかがでした?

栗原 おしのを演じさせていただくという気持ちで読んだこともあって、復讐劇ですし、理解が追いつくのが難しい作品だなとまずは思いました。おしのがどういうトリガーがあって、こういう行動をしていったのか、そこは皆さんと稽古する中でわかっていくのかなと思いますし、自分なりに念入りに精査していきたいと思っています。作品全体について言えば、私はサスペンスものが大好きなので(笑)、すごく面白く読んだのですが、書かれた昭和34年から65年経った今も、法で裁けない悪人がいるというのは変わってなくて、そこは現代人でも共感できる作品だと思いました。

──この作品は、おしの以外はそれぞれ1場面とか2場面しか出てこないという贅沢なキャスティングですが、栗原さんは1人、ほとんど出ずっぱりです。

栗原 とにかく台詞の量に驚いています。それとおしのは相手によって名前を変えるので、一貫性はありつつ相手に合わせて喋り方や雰囲気も変わるし、年齢による変化もあります。そこがすごく大事だし、たいへんなところかなと。

有賀 栗原さんは丁寧に役作りをされる方という印象なので楽しみです。それにミュージカルを多くされているので声が通るんです。台詞量が多いから余計にそこは大事だし、声が通るのは強みだと思っています。

──緒形さんはこの作品をいかがでした?

緒形 僕も最初に読んだときは、言葉が難しくてなかなか理解できなかったのですが、何回か読むうちに、いい悪いは別にして信念と正義を持って突き進む主人公はカッコいいなと思いました。

──演じる役は若手女形の中村菊太郎です。

緒形 まだ若いし、遊び盛りで悪い子という評判もある男で。おしのにとっては母親が浮気をしている姿を見てしまったことでトラウマになった存在だと思います。それをどう演じて、おしののトラウマになれるか。またその事件がその後のおしのの行動を決定していくので、どれだけ強い印象を残せるか、いろいろ準備して作っていきたいです。

──稲岡良純さんは、むささびの六こと六助を演じます。

稲岡 このお話をいただいたとき、有り難い、嬉しいなとまず思いました。三越劇場はめったに出られるような劇場ではないですし、有賀さんがおっしゃったように、僕が所属する文学座でも和物の作品は近年本当に少ないので、今回のように本格的な時代劇に出演させていただけるのは貴重な機会だと思っています。僕の演じる六助は、職業不明でよくわからないというか(笑)。

有賀 今は落ちぶれてしまった常磐津三味線弾きの仲次郎のために、蝶太夫との間に入ってケンカを売る役です。すぐ頭に血がのぼって制御がきかなくなる、でも心はピュアで、おしのさんと近い感じがします。

稲岡 おしのは自分の復讐も果たしつつ、苦しんでいる人たちのために施しというかお金を与えたりしますね。自分の正義のために行動するけれど、自分のためだけではない行動もある。一方、六助はお金が貰えればいい、そのためには何でもやる、一見するとそういう人物のように捉えられそうですが、六助にも六助なりの正義があると思うので、そこを稽古の中で見つけていきたいですね。

勧善懲悪ではない、決めない、山本周五郎の世界

──中野さんは町方与力の青木千之助で、いわば正義の味方として後半に出て来ます。

中野 どうなんでしょう?役職は町方与力ですから、確かに正義の味方なんですが、あまりこの物語の中での役割を簡単にしたくないなと思っていて。先ほど緒形さんが、信念が強い人たちの話だと言ってましたが、悪とは何だろうとか、生きるためにやむを得ずやってしまうこととか、誰かのために何かをすること、そしておしのさんのように復讐の先に誰かに施しをするとか、それははたして善なのかと。この世の中ってそういうものの難しい均衡で成り立っていて、単純な善とか悪とか正義と言ってしまうことは俗っぽくなってしまう気がするんです。今も昔も人間って自分の選択に迷いながら進んで行ってるのかなと。青木は町方与力で、善と悪の判断をちゃんと下さないといけない人ですが、おしのがやってきたことに対してジャッジを下すことに迷いを感じているのかなと。そういうことを考えるなかで、この座組の中で自分の演じる人物の答えをどう見つけていくか、この本が持っている祈りのような部分をみんなでどう料理していくか、ですね。でもこの本の中には、善とか悪とか信念とか生きることの太さとかが、ものすごく凝縮されていることだけはわかります。

──青木は役目とはいえ、おしのを断罪することにどこか躊躇がありますね。それをおしのも感じ取っているから、逆にこの人になら生死を預けてもいいと。

栗原 だからわざわざ手紙を書くんですよね。

有賀 このような展開がとても山本周五郎らしいと思うんです。父の喜兵衛も「妻のおそのに言いたいことがある」と言いながら言わないまま亡くなってしまいますし、青木もジャッジを下さないまま物語は終わる。勧善懲悪ではない、決めないということを前提に書かれたのだろうなと思います。それに周五郎さんとしては女性の味方をしようと考えて書かれた部分もあるのではないでしょうか。物語に描かれている江戸時代はもちろんですが、執筆された昭和30年代もまだまだ男性優位の時代で、女性が割を食うことが多かったと思うのです。また、この作品の根底には親子の「血」の問題も描かれているのを強く感じます。それが法や倫理では裁けない行動の原理になっている、と。私は、ごく普通のサラリーマン家庭に生まれましたが、芸能の血を受け継いでいる方にはどこか敵わないと感じているので、今回は役者の血筋の方、お三方を意図的にキャスティングしました。

──その1人である緒形さん、「血」ゆえの葛藤などはいかがですか?

緒形 ありますよ(笑)。良かったと思うことも、面倒くさいなと思うことも。でもそれを背負って28年間生きてきましたし、自分のやりたいことで迷惑がかかったらとかいつも無意識に脳裏にあります。いまは自分で打ち勝つしかないと開き直っていますが(笑)。

──おしのの「血」の問題ですが、何故あそこまで母親を憎んで、父親に尽くそうと思うのでしょう?

栗原 そこが私も演じて心理が難しいなと。とくに私は小さな時に両親が離婚していて、中年の男性という存在が身近にいないので、おしのがあそこまで父親に愛を持つというのが一番想像しにくい部分です。一応、母親に変換して考えたりしていますけど。でもおしのは母親の女性としての部分を憎んでいるのかなと。とくに目の前で浮気されたりするので嫌悪感は強いと思います。

有賀 母親のおそのは小さい時は娘のおしのを可愛がっていて、一緒に芝居見物に行ったりしていたんです。でもある時期から厄介者扱いするようになるんです。

──母親に愛されない反動もあったのかもしれませんね。でもよく何人も殺しに行けるなと。しかも昔の男まで調べあげて、まるで母親の痕跡まで消したいぐらいの執念ですね。

栗原 本当に!

中野 やっぱり血なのかな。自分の中にある血を消したいとか。

緒形 自分の中にある血は消せないんですけどね。

日本人の暮らしが作った動きを所作指導で身に付ける

──今回の上演の大きな目的である「伝承・技」という部分にも、皆さんは取り組むわけですが、栗原さんは俳優のキャリアが長いですが、和物はいかがですか? 

栗原 和物自体はミュージカルなどで2、3本出演しているのですが、ちゃんとした所作指導とか和物の鬘とか今回初めてです。今、所作を藤間秀曄先生に教えていただいているのですが、ふだん着物を着ているときの動きを、体に馴染ませることの大切さを感じています。

──男性の方々も和物にはあまり縁がなさそうですね。

緒形 ないですね。ドラマなど映像では何回かありましたけど、ここまで所作とかきちんと教えてもらえるのは初めてで、すごく有り難いです。そのなかで改めて感じたのが、日本人が着物で暮らしていたからこういう動きになったんだとか、木造の家だったから隣に迷惑のかからないように静かに話すんだとか、当時の暮らしを知ることが日本人の考え方や生き方に繋がっていく。そういう意味では、時代劇はこれからどんどんやっていきたいです。

──ご両親にも和物の所作とか聞けますね?

緒形 聞けますね(笑)。この前も羽二重の付け方を習ったんですが、家にも羽二重がありました。

稲岡 すごいね。

中野 いいなあ!(笑)

緒形 ただ生活ベースで教えてもらう機会はほとんどないので、体の動きから作っていく役作りは現場で教えてもらうしかないです。とくに今回は女形ですから、藤間先生に教えてもらえて勉強になりました。

中野 すごい吸収がよくてビックリした。僕は2回目から合流したんですが、すでに女形の動きになってて。

稲岡 僕もビックリしました。

有賀 お二人とも何をおっしゃいます(笑)吸収のはやさは皆さん全員ですよ。力のある方が揃っているから。中野さんは青年座に長くいらっしゃいますよね。基本が身に付いていて自然といいますか、姿勢がとてもよくて、それだけで清々しい。稲岡さんは、私は未来の渡辺徹さんだと思っています。出てくるだけでフワーッと明るくなるし、パワーみたいなものがあるので。

稲岡・中野 ありがとうございます(笑)。

──文学座の研究所では和物芝居も教わりますよね。

稲岡 『女の一生』は全員が必ずやるんです。あとは、去年自主企画で矢代静一さんの『宮城野』をやりました。ただ『女の一生』では僕の役は背広で、『宮城野』はリーディング公演だったんです。研究所の授業で所作なども数回習ったことはありますが、今回改めて教えていただけるのが嬉しいです。

──中野さんは青年座で、『真田風雲録』など時代劇に出ていますね。

中野 でもあの作品は、頭も着物も現代風にアレンジしていたので、時代劇らしい時代劇は初めてです。藤間先生のお話が面白くて、所作だけでなく、それこそ当時の町の様子はこうだとか目の前に見えてくるような話し方で、着物を直すときもその光景が見えてくるように教えてくださるんです。それをこれから芝居を作る仲間たちと一緒に聞いていることが楽しくてしょうがないです。

有賀 藤間秀曄さんはすごく使命感に燃えていらっしゃる方で、彼女が持っている知識なども、若い方たちにどんどん伝えたいと熱心に指導してくださるので有り難いです。

──今回、男優の方々もかつらをつけられるのですか?

有賀 はい。役によって、かつらを選んでいただき、床山さんに結っていただきます。皆さん、すごく協力的で。衣裳は東宝舞台の衣裳をお借りするのですが、今からワクワクしています。三越劇場での上演ということで、力を入れてくださっているんだと感じています。

──まさに本格時代劇とうたっていい公演ですね。

有賀 これから劇団や演劇の世界を背負っていく方には、本物を知っていただきたいですし、今回の出演者は、全員それにふさわしい方たちだと思っています。

「法で裁けない悪がある」と「法と人倫の境界」というキーワード

──最後に、この舞台を観にいらっしゃる方たちへのメッセージをお願いします。

中野 この作品は有賀さんをはじめ、沢山の方たちの思いやいろいろなご縁が重なって実現した公演だと思うんです。僕も青年座に10年いたことで声をかけてもらって、初めての時代劇を三越劇場でやらせてもらえる。この物語もそうで、人と人が出会い、その中に悪があったり善があったりするわけです。そういうそれぞれが背負ってきた言葉にできないもの、できれば善いものがお客様に伝わればいいなと思っています。

稲岡 僕は台本をあまりスラスラ読めるほうではないんですが、この本は面白くて一気に最後まで読めたんです。エンターテイメント性が強い作品ですし、出演者も経験豊富な先輩方が揃っていますので、絶対面白くなります。ぜひ観にきていただきたいです。

緒形 有賀さんが伝統的な歴史あるものを下に繋いでいくとおっしゃっていて、それはとても大切なことだし、日々実感しながら稽古に励みたいです。また三越劇場という伝統ある劇場で上演することは、どんな注目作品や数字を持っている作品よりも僕にとっては貴重なことだと思っていますし、それを皆さんと一緒に作り上げることに幸せを感じます。この作品をただの復讐劇と捉える方もいていいし、おしのに共感してもいいし、男って最低だなとか(笑)、いろんな捉え方ができる作品に作り上げたい。そしてその一部にちゃんとなりたいです。

栗原 親子だったり、男女だったり、善悪だったり、二極化しているものがいろいろ出てくるので、観ている人によって受け取り方が違うと思うんです。そしてこのカンパニーもいろいろなところから集まっているので、できれば観てくださるお客様もいろいろな層のさまざまな年代の方に観ていただきたいし、ぜひ感想を聞きたいです。

有賀 私はこの作品のテーマである「法で裁けない悪がある」ということを、「法と人倫の境界」というキーワードを借りて、いろいろなところで書いたり語ったりしています。そこには演劇そのもの存在意義、社会的使命を、この作品を通してメッセージとして届けたいという思いがあるので、できれば権力を持っている方たちにも、この作品を観に来ていただきたいです。『五瓣の椿』の力を借りて、演劇の力を社会全体にお魅せしたいと思っています。

 

中野亮輔・稲岡良純・緒形敦
栗原沙也加・有賀沙織 

■PROFILE■ 

あるがさおり○脚本家・プロデューサー。KASSAY合同会社代表。幼少期より演劇、ミュージカルに親しみ、学業と医療機関や事業会社勤務を継続しながら、東宝演劇部の活動の中で脚本執筆の手ほどきを受け、東京大学大学院人文社会学研究科文化資源学教室修士課程では、文化経営学を学び、これまでにないプロデューサーのあり方を打ち出している。2007年10月、石川県小松市での小学校の朗読劇の上演を機会にKASSAY(カッサイ)を立ち上げ、地域発の作品づくりを行い、その後、伝統芸能・新劇・商業演劇・宝塚歌劇・大衆演劇・舞踊など、多様な芸のエッセンスを生かしながら、多様な演劇人とのコラボレーションを行っている。過去の脚本・プロデュ−ス作品は『やすな』『直実』『吉良きらきら』『振り返れば、道』『うらみ葛の葉』『面影小町伝』『ふたりの老女』プロデュ−ス作品として、『ジョルジュ&ミッシェル ショパンを創った、ふたり』など。 

くりはらさやか○東京都出身。子どもの頃からミュージカル俳優を目指し、『アニー』『葉っぱのフレディ』などに出演。小学校から成城学園に通い、成城大学に進む。在学中から本格的に俳優の道を進み、ミュージカルを中心に多くの作品に出演するほか、映画、テレビドラマでも活躍。近年の主な出演作に東宝『SHINE SHOW』音楽劇『ハムレット』ドラマ『不適切にもほどがある!』などがある。 

おがたあつし○神奈川県出身。2017年、TBS日曜劇場『陸王』で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ『MAGI-天正遣欧少年使節-』『いだてん~東京オリンピック噺~』『相棒19』『大豆田とわ子と三人の元夫』『オリバーな犬(Gosh!!)このヤロウ』『ソロモンの偽証』『一橋桐子の犯罪日記』『七夕の国』、映画『劇場版 ルパンの娘』『LOVE LIFE』『レジェンド&バタフライ』、舞台『カノン』踊り部田中泯『外は、良寛。』『わが町』など。また東京芸術劇場の野田秀樹芸術監督が師範をつとめる「東京演劇道場」にも参加している。  

いなおかりょうじゅん○滋賀県出身。2020年、文学座附属演劇研究所に入所。2023年、準座員に昇格。近年の主な出演舞台に、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』、文学座『アラビアンナイト』、文学座アトリエの会『アンドーラ~十二場からなる戯曲~』、松竹『わが街、道頓堀~OSAKA1970~』、ナミマノチドリ『宮城野』など。

なかのりょうすけ○東京都出身。青年座での主な出演作品は、『金閣炎上』『横濱短篇ホテル』『からゆきさん』『山猫からの手紙』。外部作品は『あらしのよるに』『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニストパガニーニ~』『命日オプション』『親子ごっこ』『ピンボケ』『遥かな町へ』『Necessary Targets』『ふたりカオス』『GOYA』など。

【公演情報】
KASSAY第16回公演『五瓣の椿』
原作:山本周五郎
脚本:有賀沙織(KASSAY) 
演出:大谷朗(演劇集団円)
《配役》
おしの…栗原沙也加(東宝芸能)
おその…荒木真有美(俳優座)
喜兵衛…岡森諦(扉座)
徳次郎…キムセイル(世aml)
まさ…新澤泉(劇団民藝)
佐吉…前田一世(青年座映画放送)
島村東蔵…齊藤尊史
中村菊太郎…緒形敦(スターダストプロモーション)
岸沢蝶太夫…佐野圭亮
六助…稲岡良純(文学座)
海野得石…坂本三成(REMIX)
青木千之助…中野亮輔(青年座)
はな/ほか…いまむら小穂(劇団民藝)
米八/ほか…青木隼(希楽星)
香屋清一…石井英明(演劇集団円)
小幾/ほか…上倉悠奈(G-Production)
おかね/ほか…大川婦久美(J.CLIP)
丸梅源次郎…丹羽貞仁(石井光三オフィス)
●2025/2/14~16◎三越劇場
〈料金〉S席10,000円、A席8,500円、B席6,500円(全席指定・税込)
※S席…前10列センターブロックとセンターよりサイド3席、後列最前列センター/2階最前列
〈KASSAY 公式サイト〉https://kassay-stage.com/

 

【取材・文/榊原和子 撮影/山崎伸康】

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