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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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2/28に開幕する最新舞台『業界〜恥ずかしながら、ボクらがこの世をダメにしてます〜』に向けて、⼩御⾨優⼀郎からメッセージが到着!

2020年4月、「NO密で濃密なひとときを。」をテーマに「フルリモート劇団」として誕生したノーミーツ。同年、主宰の1人として旗揚げ公演『門外不出モラトリアム』、『むこうのくに』『それでも笑えれば』と3作品の脚本・演出を担当した小御門優一郎。旗揚げ公演は2日間で5,000人以上が生配信を視聴した。

翌年、ストーリーレーベル「ノーミーツ」へと改名以降、ノーミーツ作品の他、2021年にはNTTドコモのCM曲に起用されたYOASOBI「三原色」の原作小説『RGB』執筆、2022年、23年とニッポン放送の社屋自体を舞台に、生配信つき上演で注目を集めた『あの夜であえたら』『あの夜を覚えてる』(脚本・演出)、2024年には中京テレビドラマ『おじさんだけど、キレイになってもいいですか?』(脚本)を手がけるなど活躍の場を広げている。

そんな”「ものづくりで⾷べていく」という夢を実現した”彼が手がける最新作『業界〜恥ずかしながら、ボクらがこの世をダメにしてます〜』は、己の業に向き合った作品だという。本作に向け、⼩御⾨優⼀郎からメッセージが届いた。

近頃は、芸能界、マスコミ界の悲しき実態が暴かれるようなニュースが連⽇続いております。
そんな中、このタイトルなので、「業界の闇を描く!抗う主⼈公たち!」みたいな作品かなと思われるかもしれません。本作、そんなイメージとは真逆かもしれません。今回の作品には悪⼈や、あからさまな加害者は登場しません。むしろ、時代の移り変わりにちゃんと敏感な、「無害な⼈たち」が主な登場⼈物たちです。彼らは、加害者としてニュースで報じられる⼈間ではありません。同時に、トップランナーとして名前が報じられる訳でもない⼈々です。でも彼らは「表現すること」を⽣業にできています。⼀体なぜでしょうか?その辺りを、描く作品となります。登場⼈物たちと同じく、ずば抜けた才能もないくせに⼩賢しく業界にしがみついている私の体験を詰め込みます。ちょっとイタいかもしれません。でもその分、ちゃんと切実な作品にしたいなと思っております。よろしくお願いいたします。

演出・脚本:⼩御⾨優⼀郎

【あらすじ】

「ものづくりで⾷べていく」という夢は、現実のものとなった。
最初は嬉しくて仕⽅なくて、気づかなかった。
表現を、⽣業とする。
それ⾃体に、本質的な意味などないことに。

程なく思い知らされる「本物」との差。
それでも、業界にしがみつく。
⼿放したくなくて、⼩賢しく⽴ち回る。
そうやって、なくてもいいものをまたひとつ、この世界に増やしていく。

これは、ボクらのささやかな業にまつわる物語。

【公演情報】

Tom’s collection vol.2
『業界〜恥ずかしながら、ボクらがこの世をダメにしてます〜』
作・演出◇⼩御⾨優⼀郎
出演◇上谷圭吾 オツハタ 石山蓮華 イトウハルヒ 小早川俊輔 川合諒 上田操 武田紗保 渋江譲二 高野ゆらこ
2/28〜3/2◎駅前劇場
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=741147

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