ヨンフンとドイの魅力をより一層楽しむためのいくつかのアイテム

新しい出会い
――活力源を教えて下さい。
ヨンフン なんだろう…日本に来た時、最初、俳優を辞めるつもりだったから、ちょっと気持ちが落ちていて…家の近くの鉄板焼き屋で、新しい知らないお客さんと話すのが本当に楽しくて、1間週に3回ぐらい行ってました。そこで、初めて会った人たちの話を聞いたら、なんかいろんな人生があるなと思って。
――ほう。
ヨンフン それもいいけど…、やっぱり私は現場が好きです。俳優じゃなくスタッフでも現場にいたらもっと頑張りたくなりますね。日本に来てから 1年間ずっと仕事をしています。 仕事というか、自分が何かの役に立てると思ったら、なんか活力が出る人間かなって思いました。
――仕事人間なんですか?
ヨンフン 現場に行くと新しい世界に入る気持ちになります。「ここでは私が主人公」っていうか、まあ普通の照明のスタッフさん、という役割なんですけど。日常生活とは違う現場にいると元気になります。ゲームする時みたいに、新しい世界のキャラになれる。自分は今、このキャラで主役になって…と。

――活力源はじゃあ仕事ですね?
ヨンフン 仕事というか現場です。なんの現場であれ、新しい出会い。新しい仕事とか新しい人とか、出会いです。
――なるほど…まじめなんですね。
ヨンフン あとは寝るのが好きです。ゴロゴロするのが大好きです(笑)。
カメラと映像
――いかがですか?
ドイ 私は内向的人間でつまらない人なんで。
――内向的?
ドイ 家でずっとゴロゴロしてるし(笑)。
――ゴロゴロは大事です!
ドイ 写真を撮るのが趣味で、フィルムカメラを持っています。
――今どき、珍しいですね。
ドイ 私のお父さんの影響なんですけれども。お父さんが私にくれたフィルムカメラで撮ったり、携帯でも撮ります。空を撮るのが好きなんです。空とか、光景を撮って、インスタに音楽と一緒に載せて、「今日はこんな空だったね」ということをちょっとアップデートするのが私の楽しみというか…。

――日記みたいなものですか?
ドイ 何も文字は書かないです。何も書いてはいないんですけれども、なんか日記みたいな感じで、「今日はそんな日だった」、「今日はこんな空を私は見た」という。「こんな気持ちで、なんかこんな音楽が良かったな」っていうことをちょっとアップデートする。
――空というのは雲とか空だけですか?
ドイ はい、特に夜の空が好きなんです。夜空が。
――夜の空って暗いですよね?
ドイ 暗いけどいろいろ見えるんですよ。街灯とかネオンとか、月が出てる時もあるし。
――東京の夜空って、曇ってると灰色というか謎な色してますよね?
ドイ それが素敵です。
――フィルムカメラで撮った写真は、自分で現像するんですか?
ドイ 今はフィルムをそのままスキャンしてデータ化しています。私、動画も撮っていて、韓国では映像作家として活動もしていました。現代美術的な作品のほか仕事としてK-POPのコンサートで密着映像を演出して、自分で撮って編集して、エムオン!(SONY MUSIC TV)っていうソニーミュージック系の放送局でちょっと流れるとか。インスタのアカウントは3個持っています。
――すごいですね!
ドイ あとNetflixをよく観ます。
プロ野球と銭湯
ヨンフン 思い出しました。私、実は野球も大好きなんです。韓国のプロ野球なんですけど。
ドイ 日本も野球すごいですよね。
ヨンフン 地元のチームがロッテ・ジャイアンツっていう、千葉ロッテと同じ企業なんですけど、そのチームは33年間優勝していないんです。だから私が死ぬ前に優勝を見れるかなっていう話をしています。
――弱いんですね?
ヨンフン 弱いんです。でも地元だからしょうがない。
――そういうもんですよね。
ヨンフン はい。普通に休みの時は家でゴロゴロしながらプロ野球を見ます。
――自分ではやらないんですか?
ヨンフン 友達とキャッチボールぐらいはします。あと日本の銭湯も好きです。近所の銭湯には全部行きました。
ドイ 私も好きです。風呂上がりにコーヒー牛乳飲んだりするのも楽しいですよね。


ヨンフン 銭湯の音や匂いが大好きですね。一度行ったら2時間くらい入ってます。熱くなったら一回上がって休憩してから、もう一回入ったりして、血流が良くなります。
プロフィール

Kim Young Hoon
1996年生まれ、韓国出身。東亜放送芸術大学卒業。韓国で舞台や映像などで俳優として10年間活動した後、2025年に来日。日本に来て初めて受けたオーディションが『Marriage Hunting』。以降NHKやTBSのTVドラマ出演や、NTVドラマで韓国語指導も行っている。

Kim Doy
1989年生まれ、韓国出身。韓国や中国で俳優として活動、受賞多数。(過去)映像作家としても活躍。北野武マニアの父親に背中を押され、日本に演技の勉強をしに留学。みょんふぁと出会い、事務所入所の面接した2日後に、『Marriage Hunting』への出演が決まった。
【インタビュー◇坂口真人 写真提供◇キム・ドイ キム・ヨンフン】




