「よだかの星」を元に描く解放の物語『美美しき』を娑婆駄馬がAPOCシアターで年末に上演!
「宮沢賢治『よだかの星』を元に描く、美しさに捉われ、居場所に縛り付けられた者たちによる解放の物語」(娑婆駄馬プレスリリースより)って、ちょっとよくわからないですね。
「“己の存在証明をブッ立てろ”をモットーに、古典文学を日本の既成楽曲に合わせて踊る【歌わない和製ジュークボックスミュージカル】」(HPより)が娑婆駄馬のコンセプトだそうです。ちょっとよくわからない。
よくわからない部分がキモですね。このわからなさ加減でおもしろそうな気がしてきます。わからなさ加減に向かって全力で飛翔していく彼らは冬の夜空に燃え続ける星になれるのでしょうか?
ぜひ現場でお確かめください!
平均年齢24歳の若手のみで挑む今作は、こんなお話だそうです。
<あらすじ>
踊り子である“ヨダカ”は、その美しさからサーカスで一番の人気者。
だが、美麗な姿以外は求められず、声を出すことさえ許されなかった。
自身の言葉を胸の内にしまいこみ孤独な日々を過ごしていたヨダカの前に、才能を利用され何も作れなくなった芸術家”サソリ”が現れる。
サソリに出会ったヨダカは、閉じ込められた”美しさ”から逃れたいと思うようになるが……
―「美しき」舞台を壊そう 本当の幸せのために
宮沢賢治の『よだかの星』を元に描く、美しさに捉われ、居場所に縛り付けられた者達による解放の物語。
<公演情報>
娑婆駄馬『美美しき』
原作◇宮沢賢治(よだかの星)
作・演出◇エレナ・ファノラキス
振付◇上松萌子
出演◇市原麻帆 稲吉あかり 大塚遊馬 San. 宮崎柊太
12/26~29◎APOCシアター(世田谷区桜丘5-47-4)
ホームページ:https://shabadaba.com