シネマ歌舞伎 『源氏物語 六条御息所の巻 』予告編公開!

歌舞伎を映画館で楽しむ映像コンテンツ「シネマ歌舞伎」。昨年歌舞伎座を熱狂させ連日大盛況となった舞台を撮影したシネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』(9月公開)の予告編が完成した。映画館では6月13日から上映中。
予告編:https://youtu.be/QiYAYUSycDE
本作の原作は、昨年NHK大河ドラマ「光る君へ」でも話題となった紫式部による「源氏物語 」。本作は、六条御息所光源氏とその妻・葵上の三角関係を新たに描き、観客の心を揺さぶる恋模様が評判となった昨年10月歌舞伎座の舞台を撮影したもの。現代女方最高峰の坂東玉三郎が凄艶な女心を見せる六条御息所、”歌舞伎界のプリンス”と呼ばれ話題沸騰中の市川染五郎が世の女性を魅了する稀代貴公子・光源氏演じている。

また、シネマ歌舞伎だけの特別映像として本作へ思いを語る坂東玉三郎特別イ ンタビューも収録。長年愛される名作の舞台を撮影した見逃せない作品となっている。
今回の予告編でまず目を引くのは、六条御息所と光源氏という恋人同士の逢瀬 を優美に描いた前半のシーン。六条御息所と光源氏が花見や連れ舞に興じる様子まるで絵巻物のように描かれる。しかし、次第2人の心はすれ違い、後半で緊張感が高まる様子がとらえられる。美しく高貴な身分にありながらも、次第に平常心を失っていく六条御息所。長大な「源氏物語」の中でも特に起伏あるドラマチックを描いた本作の魅力が垣間見られる。

【あらすじ】
時は平安の世。光源氏は、美しく、品格と教養を持ち合わせた愛人・六条御息所のもとを訪れます。花見や連れ舞に興じ、久方ぶりの再会を喜ぶ二人。しかし、六条御息所は光源氏の正妻・葵の上の懐妊を嫉み、詰(なじ)ります。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は次第に嫉妬に狂って…。

【上映情報】
シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』
公開日:2025年9月26日(金)全国公開
料金:一般2,200円学生・小児1,500円(税込)
脚本:竹柴潤一
監修:坂東玉三郎
演出:今井豊茂
出演:坂東玉三郎、市川染五郎、中村時蔵、中村歌女之丞、中村亀鶴、坂東彌十郎、中村萬壽ほか(令和6年10月歌舞伎座公演)
予告編は 6月13日(金)より上映映画館ほかで順次公開中。
当日一般料金よりお得に観られる特別鑑賞券〈ムビチケカード〉(税込 1,900 円)も東劇含む上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座ほかで発売中。
〈シネマ歌舞伎公式サイト〉https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/2803/
〈シネマ歌舞伎公式X〉https://twitter.com/cinemakabuki/
【舞台写真:岡本隆史 ©松竹株式会社】