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「Wind Light Project」第2回公演『~Dance Espressivo~ RE re;present』に臨む! 長澤風海・長澤仙明・小寺利光 インタビュー

長澤仙明・長澤風海・小寺利光

長澤風海、長澤仙明兄弟による「Wind Light Project」の第2回公演『~Dance Espressivo~ RE re;present』が、7月26日~8月3日すみだパークシアター倉で上演される。

「Wind Light Project」は様々なダンスシーン、またミュージカル作品でも活躍している長澤風海、長澤仙明兄弟が立ち上げたプロジェクト。今回の『~Dance Espressivo~ RE re;present』は、昨年の旗揚げ公演を更にパワーアップし、再構築したもので、出演者には二人のほかに穴沢裕介、山科諒馬、新井智貴、高橋慈生、kizuku、鈴木大菜、谷澤和真が名を連ねている。

そんな公演で振付も手がける長澤風海、長澤仙明、演出の小寺利光が集い、新たな公演に臨む思いを語ってくれた。

ダンスに対する愛や技術に筋が通った人たち

──まず今回の作品『~Dance Espressivo~ RE re;present』で目指していることから教えてください。

風海 旗揚げ公演の再構築という形で作っていて、前回はかなり緻密にストーリーを作って、それに合わせて振りも作ったのですが、今回は受け取られる方々がどう受け取ってもいいですよ、という余白を持たせたいなと。新曲もありますし、前回のメンバーと、今回の新メンバーと一緒に、再演と言うよりはリブートしたものを、新たにお見せしたいと思っています。

仙明 人数が増えたことによって、より男性ならではのパワーが舞台で見せられると思っています。また劇場が少し広くなったことで、存分にパ(※バレエ用語でステップや動きの意味)を発揮できるような公演になると思います。

小寺 元々この作品は二人(長澤兄弟)の発案の元で動いていて、前回幸いご好評をいただけたということで、今回も演出をと言ってもらえたので、目指しているところは以下同文です、というか、基本的にあんまり演出っぽいことはしていない気がするんだけど(笑)。

風海 そんなことはないです!

小寺 そうか? まぁ、僕一人では何もできないので、二人の力で色々なものを広げてもらいつつ、それを僕がまとめていけたらいいのかなと。ただ、まずはメンバーに楽しかった、面白かったと思ってもらえて、かつそれがお客様に伝わったらいいなと思っているので、プレッシャーでいっぱいです。

──新メンバーも加わるということですが、どういう基準でオファーされているのですか?

小寺 基準としてはまずイケメンで(笑)、第一線で活躍されている実力をお持ちの方がやっぱり嬉しいな、というところがあります。やりたいのが「プロによるお遊戯会」なんですよ。やっていることはすごいけど面白いねと。当たり前に自分たちができるスキルを提示する作品なら、既に世の中に色々あるだろうなと思うので、プロのダンサーが観ても面白く、一般のお客様が観ても面白いと思える作品的を構成していきたいなと思っているので、そのコンセプトにあったキャラクターを持った人々、全力でふざけてくれる人が第一かなと僕は思っています。

風海 ダンスに対する愛や技術に、一本筋が通ってる人がいいなと思っていて。前回もそうだったのですが、そういう人たちとだったら色々なクリエイティブができる。例えば振り付けをするにしても、ただ「はい振り付けですよ、これをやって」ではなくて、それに対してどういう提示をしてくるのか、というのが前回すごく楽しかったんです。それによって、こちらも「じゃあこの方向性でいかがでしょうか?」と言い合える。「みんなで創っていこうよ」という基本があって、その過程で例えば削ったとしたら「じゃあここを増やして行こう」という提案を、小寺さんや僕やノリ(仙明)で出し合っていける。小寺さんは演出家ですが、どこか遊び仲間みたいな感覚もあったりするので。

仙明 何かを突き詰めている方たちが多い気がしていて。なおかつ他のジャンルにも興味があって、自分のポテンシャルを発揮できる、一人ひとり個性があるダンサーにお声掛けしているので、僕たちがいいな、この人と一緒にやりたいなと思った方たちと、今回もまたご一緒できるという感じです。

小寺 もうびっくりするんですよ。僕も以前とある謎のグループにいたんですが(笑)、そこで初めてかざみん(風海)に会った時に「なんだこの変態級のモンスターは!?」と思ったわけです。またノリくん(仙明)のタップダンスは俺なんかより全然上手くて、若いのにすごいなと思っている。そんな二人が連れてくる人たちだから、類は友を呼んじゃって、まるで珍獣博覧会みたいな、珍しい生き物たちがたくさん集まっていて(爆笑)。連続5回以下はターン(※片足で回転すること)じゃないみたいな感じ(笑)。「じゃあここをソロで」と言った時にやる技も、「見たことない、こんなの」というものを出してくるから、自分のスキルアップというか、知識のアップにもなります。しかも周りが持っているものを吸収しようという向上心のある人が多いので、日々面白いです。

風海 休憩していないんじゃないか?というぐらいで。「休憩だよ」って言ったら「こういう技知ってますか?」ってやりだすから(笑)。

小寺 それなんだよな~。「20分休憩」って言っても、技の繰り出し合いになったり、次の場面の確認をはじめてすぐ踊り出したりするから「おいおい、あんたたち休まないの?」みたいな(笑)。そういうメンバーばかりだということが前回わかったので、今回は労働基準法に則った休憩はちゃんと取りたいと思っています!(笑)

──作品内容としては初演をリブートし、余白を持たせるということですが、いまお話しいただける範囲でどんな内容に?

小寺 1部はストーリー性のあるもの、2部は盛大にふざけるという流れですが、休憩を挟むわけではないので、僕たちの中で2部構成として創っているという形です。2部でプロの方が見て面白い、プロの真剣な技が見られるシーンを二つご用意していたのですが、それを今回もうひとつ増やそうと思っていて。まだ手をつけていない世界なので、いまこの段階ではそう考えていると言うにとどめておきますが、新しいものも楽しみにしていただきつつ、前回観てくださった方には、面白かった場面をより色濃くお届けできたらなと思っています。

風海 1部はストーリー重視で、2部はショーというコンセプトで、ふたつの要素を合わせてより新しいものにと思っていますが、いまおっしゃった新たな場面、新曲はかなりのビッグナンバーで、二つの要素どころではないですよね?

小寺 ないない、三つか四つぐらいの要素だよね。

風海 クロスオーバーで融合したものができると思っているし、それが可能な技術を持った人たちが集まっているので、そこには注目していただけたら嬉しいなと思います。

仙明 2部の楽しい部分はもちろんなんですけど、1部の方も少し抽象的になったことによって、見え方が前回とは全く違うものになると思っています。何度も言って
いますが、人数が増えたことによって色々な表現ができますし、舞台セットもほんの少し変わったりもしているので、前回観てくださった方には、1部のそういう変化も是非楽しんでいただけたらと思います。

新しい風が吹く場所に光が当たるようなダンス公演を

──ここで一に返るような質問になって恐縮ですが、ご兄弟で「Wind Light Project」を立ち上げられた思いをお話しくださいますか?

風海 2021年、コロナ禍のただなかでダンススタジオを立ち上げたことが全てのはじまりと言うか。もちろん普通のダンスレッスン、バレエやキッズクラスもやっていますけれども、このスタジオをある種の航空母艦のようなものにして、ここからいろんなものが飛び出していけばいいなという思いでスタートしたんです。当時僕はミュージカル作品に出させていただいていて、お芝居をやるのもいいなと思っていたのですが、じゃあこのスタジオを母体に何を発信する?と二人で色々話し合うなかで、仙明が「やっぱり僕らダンスじゃないか」と。そこから僕がDIAMOND☆DOGS(以下D☆D)さんと多くのご縁をいただいてきた経験から男性だけでやりたい、色々な年代が揃った男性によるダンスショーができたら、エネルギーの高いものができるんじゃないかと発想したんです。

仙明 僕もD☆Dさんの公演や、兄が出たものをたくさん観てきて、すごく憧れが強かったんです。だから自分たちも、ダンスを主体にと考えていけば、ああいうショーが創っていけるんじゃないかと。「Wind Light Project」は兄の風海の「風」と僕の仙明の「明」の字を取って、新しい風が吹く場所に光が当たるような、そんなダンス公演ができたらいいねという思いではじめました。

小寺 あのね……そんないいもんじゃないですよ、あのグループ(爆笑)。ただ、本当にえげつない運動量なんだけど、遊びの延長感がとても強いグループで、僕は仲間として10何年固定メンバーの一員でやらせてもらって、メジャーデビューもしたりなど、グループとしてかなり大がかりに動いていたところに、風海が入ってきたんですよ。正式にD☆Dのメンバーになった訳ではなかったけれども、結構たくさん出てくれたよね。

風海 かなりの本数出させてもらいました。

小寺 そのおかげで、D☆Dの作品が広がっていったこともたくさんあったので、そのご縁からいま僕は雇われ演出家としてここにいる訳で。正直僕でいいのか?という思いは未だにあるんですけど、二人共仕事を共にしてきた上でとても尊敬できるパフォーマーなので、この二人が新たなプロジェクトを立ち上げて、その作品創りに僕を、と指名してくれるんだったら、やっぱり全力でやりたいなと思っています。ただ、ひとつちゃんと言っておかないといけないのは、旗揚げ公演の時、僕は最初演出補佐で入ったんです。二人が演出をするから手伝って欲しいということで。でもやっぱり出演しながら演出は難しいということで、僕がひとつあがってたんです。だから「演出家」と名乗ってはいますけれども、あくまでも三人で創っている三人のトライアングルとして楽しくやっています。

風海 三本の矢ですよね。

──その三本の矢での旗揚げ公演を終え、いま次の作品に向かうなかで、「Wind Light Project」に期待しているところは?

小寺 二人の考えってかなり荒唐無稽なものが出てくるんですよ。「何を言ってるんだ?この人たちは?」と(笑)。一方で僕もとんでもないことを二人に言い出す時もあったりして。でも、それを叶えられる場所ではあるんですよね。こんなことをやったら面白いよね。じゃあ、どうしようかと、話し合ったら、どうにか形になっちゃうことが多くて。自分が想像したものが形になるだけでなく、それを越えてくる能力の人たちが集まっているので、クリエイティブとして驚きが多い現場で、すごく可能性を感じています。

仙明 兄弟だけに、二人だけだと結構まとまらないことが多くて。その中に小寺さんがいてくれると、漠然としていたものが本当に形になっていくんです。

風海 色々な意見も出していただけますし、じゃあこうしてみよう、これを試してみようというスピードがすごく速くて。こちらも追いつけるようなものを出していこうという前向きな気持ちになれる、創作に対するエネルギーがとても高い方なので。

小寺 ありがとうございます。確かに二人の意見がまとまらなくて揉めたりするのが一番イヤだなと思っているので、その最終決定権を僕がもらえていることで、二人にも納得してもらえる上に、逆に自由な意見も出しやすくなる環境だなと思っているので、(二人に)だから意見はどんどん言ってね。二人の意見はやっぱりすごく面白いし、大事だと思っているので、その両方を通すことができなかった時の妥協点を探って、決定する権利を僕が持っているという感覚ですね。

広い視野、新たなものを取り入れていける

──ご兄弟だけに少しお話しづらいかも、と思いつつ是非この機会にご兄弟がお互いに感じている魅力をお話いただけますか?

小寺 あ、それは聞きたい、聞きたい。

風海 やっぱり技術があって視野が広いところですね。あとは、僕より明るいんですよ。と言って僕もめちゃくちゃ暗いわけではないんですが(笑)、仙明の明るさとポジティブ感、志向したダンスのジャンルも違うんですが、バレエに対してもすごくリスペクトもしてくれるし、全ての表現に対して真っすぐなところが魅力ですかね……うん、でもこれは恥ずかしいね。

仙明 うん、恥ずかしい。

小寺 えー、俺は楽しいぜ!

仙明 僕は兄を見ていて「この人すげえ、うまいな」って思うことが結構あって。持っている雰囲気や、空気感にはとても真似できないもの、1人ふわっと違う次元にいるような感覚があります。やっぱり兄の核はバレエなんですが、でもさっき僕に言ってくれましたけど、兄もすごく視野が広くて、色々なものを取り入れようとしているからこそ「Wind Light Project」は兄に先頭に立ってもらって、僕はそれを包み込みたいなという気持ちがすごくあるんです。兄のダンスが僕は大好きだし、考え方も僕よりは暗いんですけど(笑)、その時々暗くなるところを僕が補えばいいやと思えるので、二人で一緒にどんどん上を目指していけたらいいなと思っています。

小寺 素晴らしい!

──ここで巻き込みますけれども、お二人から見た小寺さんの魅力は?

小寺 えっ!?そこくる?

風海 それはもう魅力の大きな塊です。

小寺 それ単に大きいだけだろ?簡単じゃん(笑)。

風海 いえいえ、やっぱり知識の幅が広いし、しかもそれを使うツールをものすごくたくさんお持ちで、瞬時に形に落とし込める能力がすごいんです。明るくて周りをすごく勇気づけてくれますし、演出的なところでは先ほどからお話ししているように、判断が早くて、僕たちがやりたいこと、想いを形にしてくださる方です。

小寺 照れるじゃん(笑)。

仙明 トシさんって本当に優しくて、絶対に人を傷つけないですし、優しく包み込んで導いてくれる方です。やっぱり僕らの共通言語はダンスで、特に一緒にタップをやっている時に、その優しさがパフォーマンスからにじみ出ていると感じます。バレエ、ジャズ、ヒップホップと、やってきたものが本当に広いのに全部が本物で、色々な視点をお持ちなので大尊敬です。

小寺 あー、これは第三者で聞いている方が楽しいね(笑)。

──すみません(笑)。お二人から判断が早いという言葉が再三出ていますが、それはやはり培ってきたキャリアによるところですか?

小寺 そうですね。自分が今まで関わってきた舞台や演出家さんで、取捨選択が早いと、現場としてはすごくありがたかったんですよね。それだけトライ&エラーをたくさん重ねられる時間が増えるので。もちろん長考するのが悪いという訳ではなく、あくまでも僕はそう感じていたということなんですけど。だから、僕は現場にその時間を多く持たせてあげたいし、クリエイトしていくなかで、時間に余裕があると、逆にちょっと寝かせようかということもできる。そうすると、頭でこうだと思っていたものと、また違ったものが自然に立ち上がってきたりもするので、もの創りとしてとても面白いです。風海はやっぱりソリストの素質がある人、センターに立って華になる人なんですよね。飛びぬけた実力がありつつ、孤高になっちゃうわけでもなく、ちゃんと下を受け入れる能力もある。こういう人はそんなにたくさんいないですし、ノリ君もセンターに立てる実力を持ちながら、ムードメーカー的な役割りもできる。そういう二人が中心になっているプロジェクトであり、作品なので、それを素敵な形にしたいと思っています。

自分たちがやってきたものが軌跡になる

──そうしたなかで、「Wind Light Project」の今後の展開、未来へのビジョンについてはどうですか?

風海 「Wind Light Project」の趣旨としては、ダンスをエンターテイメントとして紹介して、楽しんでいただくということが一番なのでそれは今後も目指していきたいです。もっと大きなところでのショーも創りたいですし、一方でこのスタジオを使ったスタジオLIVEみたいな試みもはじめていて、小寺さんにも出ていただいたんですけど。

小寺 初めて出ました! 楽しかったです。

風海 そういう新しい試み、思いつきを形にしていって、新たな企画としてコンテンツを増やし、幅を広げられることを目標にやっていきたいです。

仙明 ダンスの可能性を様々に感じながら、僕たちはずっとクリエイトし続けたいという気持ちがあって、お互いの得意なジャンルだけでなく、新しい時代とともに生まれてくるものを取り入れながら、「Wind Light Project」を続けていきたいです。この人たちと踊りたいという若いダンサーがどんどん増えてくれたらすごく嬉しいなと思っているので、憧れてもらえる存在になれるように、頑張っていきたいです。

風海 本当にそうで、僕もD☆Dさんの舞台を観てこの人たちと踊りたいと思ったんですよね。だからそんな想いを次につなげていくプロジェクトになっていきたい
と思っています。

──大きな流れになっていくことに期待していますが、まず今回の舞台『~Dance Espressivo~ RE re;present』を楽しみにされている方たちにメッセージを。

風海 ダンスというものが日本ではまだ、もうひとつ文化として根付いてはいないような気がするんです。でも単純に僕たちのエネルギーを感じていただいて、観てよかった、なんかいい気分だった、明日も頑張ろうと思っていただける、明日への活力になるようなエンターテイメントを目指して、そういうダンスを見せていきたいなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。

仙明 1度観たらきっとまた観たいと思っていただけると思います。前回お客様が笑って、笑って、さらに涙も流してくださっていることが、舞台上にもひしひしと伝わってきましたので、更にパワーアップしていきますので、是非観にいらして下さい!

小寺 僕たちの仕事は、ものを売っているわけではないので、お客様に何かを届けると言っても、どう感じるかでしか評価をしていただけないものだと思うんですよ。だから万人に受けるものをというのは難しいと思っているのですが、一人でも多くの人の心に引っかかるような、活力になったり、目標になったり、憧れになったり、そういうものをひとつ残せたら自分たちがやってきたことが、軌跡になるんだろうなと思っています。いま自分がパフォーマーとしてやっていた頃とは違う立場になったので、余計にやってきたことを無駄にしたくないし、皆さんの心に何かが残るものを一生懸命創れたらと思っているので、是非そのひとつを探しに、遊びにきていただけたらと思っています。

長澤仙明・長澤風海・小寺利光

【プロフィール】
ながさわかざみ○静岡県出身。幼少時より中国武術を始め、数々の大会で優勝。その後クラシックバレエへ。カナダへ渡り、オペラカンパニーのダンサーとしてツアーに参加。帰国後はバレエを中心に、ミュージカル、ダンスショー等様々な舞台に出演し、ダンサー、振付師として活動。主な出演は『王家の紋章』、『キングアーサー』(狼役)、『アルジャーノンに花束を』(アルジャーノン役)、『メリーポピンズ』(ネーレウス役)、『BOLELO-最終章』振付・出演など。

ながさわのりあき○静岡県出身。歌、芝居、ダンス等ジャンルの垣根を越え様々なミュージカル、舞台に出演。また振付師として活動の場を広げつつ、自身の得意なタップダンスの普及に力を注ぐ。JTSPタップダンス奨学生4期生。主な芸歴、日生劇場オペラ『ヘンゼルとグレーテル』、『17AGAIN』、『メリーポピンズ』、『流星の音色』、『アニー』、『20世紀号に乗って』、『Death Takes A Holiday』、『キンキーブーツ』など。

こでらとしみつ○神奈川県出身。10才でTAP を始め、TAP・ジャズ歴20 年以上のダンスキャリアを持つ。高校卒業後テーマパークダンサーを経て1999年に単身NYに渡米。帰国後、本格的にこの仕事に従事。『42nd Street」や『エニシング・ゴーズ」などで、大舞台に通用する華のあるタップダンスを武器に多方面で活躍。04年、DIAMOND☆DOGSに加入して14年間在籍し、2018年に卒業。卒業後は出演以外にも演出補佐、演出助手、振付助手、タップ指導など、スタッフとしても活躍の場所を広げている。

【公演情報】
Wind Light Project 第2回公演『~Dance Espressivo~ RE re;present』
演出:小寺利光
振付:長澤風海 長澤仙明
出演:穴沢裕介 山科諒馬 新井智貴 高橋慈生 kizuku 鈴木大菜 谷澤和真 長澤仙明 長澤風海
●7/26~8/3◎すみだパークスタジオ倉
〈料金〉SS席9,000円 S席7,500円 A席6,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉dancia@beyphone.com
〈公式サイト〉https://windlightproject.com

【取材・文/橘涼香 撮影/中田智章】

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