松竹大谷図書館、新橋演舞場100周年記念展示&資料紹介「今月の芝居から」

松竹大谷図書館は演劇・映画の専門図書館で、その所蔵資料を広く知ってもらうために閲覧室において、展示ケースでの所蔵資料展示と、資料を手にとって見られるブックトラックでの資料紹介を開催している。
7月、8月は、大正14(1925)年に開場し、本年100周年を迎えた新橋演舞場の関連資料を展示。空襲により焼失しながらも昭和23(1948)年に再開し、歌舞伎、新派公演をはじめ、松竹新喜劇、新国劇や前進座を軸にバラエティー豊かな舞台で観客を楽しませてきた新橋演舞場の公演を所蔵資料から振り返り、100周年を寿ぐ。初開場当時に発行された劇場写真集や、昭和54(1979)年の改築時の記念品など、劇場ゆかりの資料を展示している。

また、資料紹介「今月の芝居から」では、100周年にちなみ、新橋演舞場公演をメインに紹介。7月の『刀剣乱舞』、8月のOSK日本歌劇団・翼和希トップスターお披露目公演『レビュー夏のおどり』、『華岡青洲の妻』関連資料のほか、7月の『鬼平犯科帳』歌舞伎座35年ぶりの上演を記念して、新橋演舞場で上演されてきたこれまでの資料なども合わせて紹介。




松竹大谷図書館は閉架式の図書館のため、通常は資料を請求して閲覧するが、資料紹介「今月の芝居から」では、閲覧室内のブックトラックから資料を自由に手にとって見ることができるので、新橋演舞場、歌舞伎座を観劇の折に、気軽に立ち寄って見てほしい。
【イベント情報】
松竹大谷図書館 特別展示&資料紹介
開催期間:2025/7/1~8/8
時間:平日10:00~17:00(土日祝日、最終木曜休館)
開催場所:演劇・映画の専門図書館(公財)松竹大谷図書館 閲覧室
入館料:無料
※展示期間終了後、8/9~8/31は夏季整理休館となります。
〈公式サイト〉https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/