浅草の新年を彩る「新春浅草歌舞伎」出演俳優決定!

浅草の新年を彩る「新春浅草歌舞伎」、2026年1月2日〜26日、浅草公会堂にて上演されるが、その
出演者の顔ぶれが発表された。
江戸時代、江戸随一の繁華街として栄えた浅草の町には、天保以来「江戸三座」と呼ばれる幕府公認の芝居小屋が立ち並び、大変な賑わいであったと伝えられている。その後も、明治、大正、昭和と浅草はショービジネスの中心地として栄えていった。松竹は、戦後しばらく途絶えていた浅草での歌舞伎興行を、昭和55(1980年)正月に「初春花形歌舞伎」として 復活させた。以来、浅草公会堂にて上演、平成15(2003年からは「新春浅草歌舞伎」と名を改めて公演を行っている。来年の正月も「新春浅草歌舞伎」が浅草の町を盛り上げていく。
次代の歌舞伎界を担う花形が顔を揃える「新春浅草歌舞伎 は、“若手歌舞伎俳優の登竜門”として 40年
以上の歴史があり、浅草の正月の風物詩として定着し、広く愛され親しまれている。若手が普段なかなか演じる機会の少ない大役に真摯に取り組み、互いに切磋琢磨し、成長、飛躍していく場としてはもちろんのこと、歌舞伎の芸の伝承という意味合いからも「新春浅草歌舞伎」は重要な役割を担っている。
来年の「新春浅草歌舞伎」では、中村橋之助、市川男寅、中村莟玉、市川染五郎、尾上左近、中村鶴松という若手俳優が、エネルギー溢れる熱い舞台を届ける。今をときめく花形俳優による、新年の幕開けを彩る 舞台に注目いたい。
【公演情報】
「新春浅草歌舞伎」
出演:中村橋之助、市川男寅、中村莟玉、市川染五郎、尾上左近、中村鶴松
●2026/1/2〜26◎浅草公会堂
〈公式サイト〉https://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/915