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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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ミュージカル『南くんの恋人』キービジュアル公開!

内田春菊による漫画『南くんの恋人』は、突然、手のひらほどの大きさになってしまった恋人と過ごす日々を描き、これまで幾度も映像化されてきた名作。今回のミュージカル版では、原作の持つ切なさやユーモアを受け継ぎながら、物語の舞台を現代へ。周囲の期待や価値観に息苦しさを感じる高校生たちの姿を、歌とダンス、個性豊かな登場人物たちによる群像劇として立ち上げる。

主人公の南聡介は、母を亡くした悲しみや家庭の事情を抱え、学校でもどこか自分の居場所を見つけられずにいる高校2年生。一方、同級生の堀切千代光もまた、自身の性別や周囲から求められる“男らしさ”に違和感を抱きながら日々を過ごしている。
他人の視線や噂、SNS、学歴社会、家庭環境、そして「こうあるべき」という価値観。さまざまな“ノイズ”に囲まれ、自分らしく生きることのできない二人は、ある夜、流星群が降り注ぐ海辺で出会う。その直後、千代光の身体は突然、手のひらほどの大きさに。
聡介は小さくなった千代光を自室にかくまい、二人の秘密の暮らしが始まる。聡介は小さくなった千代光を自室にかくまい、二人の秘密の暮らしが始まる。食事や着替え、学校への移動など、これまで当たり前だった日常が一変する中、二人は少しずつ互いの孤独や痛みに触れ、かけがえのない存在となっていく。
身体の大きさ、性別、家族の形、周囲から与えられる評価。さまざまな違いを越えて、「自分は何者なのか」「誰かを大切に思うとはどういうことなのか」を問いかける、切なくも愛おしい青春群像劇。
現代を生きる高校生たちの心情を映したナンバーや、小さくなった千代光とのコミカルな日常、登場人物それぞれが抱える葛藤を描く楽曲など、ミュージカルならではの多彩な歌とダンスにも注目したい。

今回公開された公演キービジュアルには、制服姿の南聡介と堀切千代光を大胆なサイズ差で配置。腕に顔を寄せる聡介のすぐそばに、手のひらほどの大きさになった千代光が立ち、聡介がそっと指先を差し出す構図となっている。
二人の大きさの違いを印象的に見せながら、触れられそうで触れられない繊細な距離感と、千代光を大切に守ろうとする聡介の思いを表現。ピンクやイエロー、ブルーなどの鮮やかな色彩が、作品の持つ切なさに加え、高校生たちの瑞々しさや、小さくなった恋人との不思議な日常をポップに映し出している。
「ただのクラスメイトだった」「君が小さくなるまでは」というコピーとともに、ある出来事をきっかけに大きく変わっていく二人の関係を予感させるビジュアルに仕上がった。

ミュージカル『南くんの恋人』PR動画 https://youtu.be/MXkV-HKT35Q

出演者は、すでに公開されている南聡介役の太田駿静(OCTPATH)とWho-ya(Who-ya Extended)、堀切千代光役の竹野世梛(ICEx)と世古口凌に続き、二人を取り巻く個性豊かなキャラクターたちのビジュアルを公開された。
聡介と千代光の同級生として登場する野村光希役の田野優花。鋭い観察眼を持ち、二人の関係を見守る北舞奈役の秋野祐香。さらに、光希の元恋人である新宮雅也役を畠山理温、中務カズ役を中田凌多、古川アオト役の日暮誠志朗らが、賑やかな学校生活を繰り広げる。
聡介の家族には、亡き妻への思いを抱えながら息子と暮らす父・南清志役に大山真志、聡介の心に今も大きな存在として残る母・南美波役に木村花代。千代光に“普通の息子”であることを求める里親の堀切剛役を泉見洋平、堀切仁美役を笠松はるが演じる。
また、聡介たちの担任で、評価や学歴を重視しながらも生徒たちと向き合おうともがく荻村律子役に麻央侑希、学校の責任者である校長役に芋洗坂係長が扮する。
そして、千代光を“姫”と呼び、迎えに現れる白いカラス・シロ役をドラマ版の『南くんの恋人』ではヒロインを務めた高橋由美子が演じる。物語の鍵を握る不思議な存在でありながら、コミカルな掛け合いでも作品を彩る。

太田駿静 Who-ya 竹野世梛( 世古口凌
田野優花 秋野祐香 畠山理温 中田凌多
日暮誠志朗 大山真志 木村花代 泉見洋平
笠松はる 麻央侑希 芋洗坂係長 高橋由美子

今回発表されたキャストからコメントが届いた。

【コメント】
野村光希役:田野優花
まずは長年愛されている歴史ある作品の初のミュージカル化という挑戦に、野村光希という役で携わることができとても光栄な気持ちでいっぱいです。台本を読んで個人的にとても楽しみなシーンがいくつもあってどう完成されていくのだろうと稽古が始まる前からわくわくがとまりません。作品と役としっかり向き合い、自分ができる精一杯の表現で野村光希を演じさせていただきたいと思います。

北舞奈役:秋野祐香
現代に合わせて新たに描き下ろされたストーリーで、今のお客様にもきっと身近に感じていただける作品になっていると思います。私自身も、これまで多くの方に愛されてきた『南くんの恋人』の世界を、舞台ならではの表現でお届けできることをとても楽しみにしています。皆様の心に残る作品となるよう、役と丁寧に向き合い、精一杯頑張ります。たくさんの方に楽しんでいただけるよう努めますので、ぜひ劇場に足を運んでください!劇場でお待ちしています!

新宮雅也役:畠山理温
皆さんこんにちは!新宮雅也役の、畠山理温です!!学生時代は芸能活動との両立や自粛の影響で、思うような生活を送ることができませんでした。今回、『南くんの恋人』の台本を読ませていただいた時に、賑やかで楽しそうだなと感じました。なので、高校生活を存分に楽しみたいと思います!そして僕の大好きな音楽とお芝居とダンスが全て詰まったいるので今からわくわくが止まりません!!素敵な作品になること間違いなしです!1人でも多くの方々に観てもらいたいと思います。ぜひ劇場に足をお運びください!お待ちしております!!

中務カズ役:中田凌多
念願だったハイスクールを題材としたミュージカルに出演できること、大変嬉しく思っています。そして、これまで大切に紡がれてきた本作に関われることを光栄に思います。 光希の元恋人の1人ということで、作品に刺激的な渦を起こせるよう、精一杯頑張ります。 最高のカンパニーでお届けする新たなJ-POPミュージカルを、どうぞご期待ください!

古川アオト役:日暮誠志朗
長く愛されてきた『南くんの恋人』が、今回初めてミュージカルになるということで、僕自身、どんな作品になっていくのかとても楽しみにしています。古川アオトは、これまで僕が演じてきた役とはかなり違うタイプで、自分にとっても新しい挑戦です。アオトならではの軽さや勢い、人間らしさを楽しみながら、丁寧に役をつくっていきたいと思います。新しい『南くんの恋人』を、ぜひ劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです!

南清志役:大山真志
今回南くんのお父さん、南清志を演じさせて頂きます。亡くなった妻を想いながら息子と暮らす父親役ということで自分もそんな役を演じる歳になったのかとしみじみ思う今日この頃。息子がダブルキャストなので2人の聡介と共に素敵な親子関係を築いていけたらと思います。

南美波役:木村花代
いよいよ始動します。ミュージカル『南くんの恋人』。あの世界観をどう表現するの?とたくさんの方に質問されますが私も未知数です(笑)。お客様と同じ思いでワクワクしながら楽しみたいと思います。是非、不思議な世界観を体験しに来てくださいね!

堀切剛役:泉見洋平
世代を超え愛され続けている作品に参加出来るのを嬉しく思います。ハイスクールミュージカルというコトで、僕も制服とか着て歌ったりするのかな・・・なんて思っていたら何と”パパ”でした(笑)。ミュージカル版オリジナルの”堀切剛”役。育ての息子”千代光”の想いに難色を示す昔ながらの”親父”になれるよう頑張ります。そして今回はJPOPミュージカルというコトで、新しい音楽も楽しみです!是非大切な人と劇場で感動をシェアしてください。

堀切仁美役:笠松はる
原作発表から40年のこの年に初のミュージカル化。お話をいただいた時どんな舞台になるのかワクワクと想像が膨らみました。5度のドラマ化で多くの世代から愛されている『南くんの恋人』ですから、リスペクトいっぱいにお稽古励みたいです。千代光の暮らしてきたベースを表す役割になるかと思います。彼の複雑な人生を見つめて、同じく複雑であろう母を探してみようと思います。

荻村律子役:麻央侑希
学園もの。その昔、とっても憧れがありました。現実的な所にどこかフィクションが散りばめられていて。そんな世界観にはもうご縁がないなぁ…と思っていた矢先!先生役という形でご縁を頂けるなんて。憧れを抱いていた学生時代から時を重ねると、また色んな角度から表現出来ることもあるんじゃないか?!とワクワクしています!最高のキャスト、最高のスタッフと共に作り上げる本作品を沢山の方に見て頂き愛していただけますように!

校長役:芋洗坂係長
昔、ドラマで見ていたあの世界に、自分も参加できることが今から楽しみで仕方ありません。映像でしか表現できないと思っていた世界を、舞台でどう表現するのか、今からワクワクしています。校長という立場上、学校の体裁が気になり、ついイライラしてしまいがちですが、舞台裏では聡介と千代光の関係を、袖幕を噛みしめながら見守りたいと思います。皆様もぜひ、ハンカチの端を「んーっ」と噛みながらご覧ください!

白いカラス・シロ役:高橋由美子
33年前に「ちよみ」として生きた『南くんの恋人』。あの頃の私には想像もできなかった形で、再びこの作品の世界に帰ってくることになりました。33年という時間を重ねた今だからこそ、この物語から見えるもの、伝えられるものがあるように思います。かつて「ちよみ」だった私が、今度は新しい『南くんの恋人』の一員として、どんな景色を見るのか。私自身、とても楽しみです。あの頃を知る皆さんにも、初めて出会う皆さんにも。33年の時を越えて新たに生まれる『南くんの恋人』を、ぜひ劇場で見届けてください。

【公演情報】
ミュージカル『南くんの恋人』
原作:内田春菊『南くんの恋人』
脚本:新井友香
演出・歌詞構成:元吉庸泰
音楽:オレノグラフィティ
振付:GENTA YAMAGUCHI
歌唱指導・音楽アドバイザー:福井小百合
出演:太田駿静(OCTPATH) Who-ya(Who-ya Extended) 竹野世梛(ICEx) 世古口凌
田野優花 秋野祐香/畠山理温 中田凌多 日暮誠志朗
大山真志 木村花代/泉見洋平 笠松はる
麻央侑希 芋洗坂係長
高橋由美子
アンサンブル:音咲いつき 設楽銀河 岩淵心咲 漆間良尚 大川正翔 尾崎豪 Ken corin 嵯峨のん 徳田海斗
オンステージスウィング:海里 隈元梨乃
●12/6〜16◎日本青年館ホール
〈公式サイト〉https://aoi-stage.jp/minamikun/
〈公式X〉 https://x.com/minamikun_2026/