【みょんふぁの気になるわぁ〜】第2回 韓国ブロードウェイ 世界最大の劇場街『テハンノ（大学路）』 ～その２～

お待たせしました～
さて、いよいよ！
降り立ちました、恵化（へファ）駅。

韓国の地下鉄は、色と番号で分けられていて、９号線まであり、
へファ駅は、地下鉄４号線。水色のラインです。

はい、ここで早速横道へ（笑）

ソウルの交通は、基本はバスか地下鉄が主流。
交通費ときたら、日本の約半額と、とってもお安いのでございますよ、あーた。

タクシーも、なんと国の補助があってびっくりするほど安く、初乗り料金が3,000ウォン、約300円。
2,000円ぐらいで1時間ほど乗れると言う…。

よく日本に旅行に来た韓国人が、気軽にタクシーを利用して2万円ぐらい請求され目ん玉飛び出るアルアル満載です（笑）。

・・・だ、だ、だ、だ、だったのですが！！

昨年末に、初乗り料金が3,800ウォンに値上りした上に、この円安。
日本円に換算すると、今だと500円ぐらいですね…。

実はわたくし先日、ソウルに行ってまいりました。
円安の影響で、何もかもバカ高く、ペットボトルのお茶が250円。恐ろしくて買うことができず喉の渇きを耐え忍びました。
日本の弱国化をひしひしと感じる旅でござんした。

あ、すみません、テハンノに戻りましょ^^

さて、公演ポスターだらけの階段を上がり地上に出ると、

ソウル文化財団が運営する、ソウル型演劇創作生態系のハブと言われる、
『ソウル演劇センター』が出迎えてくれます。

2022年11月にリニューアルされ、1階はオープンラウンジ、2階にアカデミールームやセミナー室、3階にはホワイトボックスとして、公演や展示エリアとなっています。

元々は、一階はチケットセンターとして、たくさんのチラシや予約カウンターがあり、2階に演劇資料室などがありました（↓こんな感じ）。
写真のステージで、今日上演される劇団が、ハイライトだけチラッと見せて宣伝したりしていました。

今では、チケットセンターも資料室もテハンノのあちらこちらに点在しているので、リニューアル後は、より実演的な建物として生まれ変わったわけですね。

さて、前回、チラッとご紹介しましたが、
このテハンノ（大学路）には、正式登録だけで約150、非登録も含めると200に及ぶ劇場がひしめき合っております。

街のランドマークである、マロニエ公園の入り口には劇場マップが。

このように劇場は、ABCDと４区域に分類されて紹介されています。
でも、一つの建物に２つや３つ入っている場合も多く、
ここに掲載されていない劇場もたっくさん身を潜めているのでお見逃しなく。

そしてマロニエ公園の中にはテハンノで困ったことはなんでも相談できる
「좋은공연안내센터（素敵な公演案内センター）」が鎮座しています。

想像してください！
正式登録だけで150もの劇場があるわけですから、テハンノでは毎日、最低でも100以上の作品が上演されていると言うことですよね。

アーティスティックなものからミュージカル、親子で楽しめるものまで、
その全ての公演情報はここで網羅されているんです。
もちろん、更にはテハンノ以外での劇場で上演されている作品も笑顔で教えてくれます。

そうそう、
韓国は劇場でチラシの折込制度はなく、全てのチラシはチケットセンターなどに置いてあるのです。

テハンノに行くと、常に知人が公演していたり、道端でばったり出会ったりと、まさに東京は下北を歩いているような感じなのですが、
とにかくこの数！
比較対象にならないですね～～

国民も演劇見るならテハンノ！と、
アーティストだけでなく、カップルやらファミリーやらがレジャーの１つとして公演を楽しみ、演劇が日常に深く関わってるんですよね。

この世界一の劇場街は、
今では世界中から観客が訪れています。
私も行く度に、ワクワクが止まらないw

ではでは、屋台のおでんでも食べて、
次回は、もう少し深いところまで散策しましょ～～♪

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