【みょんふぁの気になるわぁ〜】第15回　“耳より！韓国現代戯曲リーディング公演の演出家募集だって！”

先月ご紹介した韓国、ミョンドンでの日本現代戯曲リーディング公演。

来年2025年2月に、日本で逆のバージョンが開催されます。

『韓国現代戯曲ドラマリーディング　ネクストステップVol.2』
会場は、座・高円寺１。

こちら↓↓
先月発刊された韓国戯曲5作品が収録された韓国現代戯曲集Ⅻから
2作品を上演するのですが、
そのうち1作品の演出家を公募。
出演者もオーディション形式で募集する予定です。

私も１作品、翻訳してます（笑）

募集の詳細はこちらの日韓演劇交流センターのHPに掲載されているので、
覗いてみてくださいませ。

https://tckj.org/nextstep02directorbosyu/

なんだか宣伝みたいになっちゃって恐縮なのですが、
この機会に、是非是非、韓国戯曲に触れて欲しいので
演劇好きな人が集まるここでご案内させていただきました＾＾

事業の目的は、相互の戯曲を紹介し交流することなので、
作家も来日し、シンポジウムや交流会など盛り沢山の企画です。

ドラマや映画、K-POPなど、エンタメ界で日韓交流が活発な昨今ですが、
低予算の中でも、体当たりの交流活動を続けてきた、演劇パワーを！！

先月の渡韓で、出会いと交流の楽しさ、深さを改めて痛感した私です（笑）

そして、2025年は、なんと日韓国交正常化60周年なんですよね。

と言うよりも、
日本と韓国が国交を結んで、まだたったの60年なんです。

1910年の日韓併合から考えるともう115年。

先日、母がこんなことを…。

「100年以上、３代以上にも渡って他国で生きたら、
普通はとっくにその国の国籍になってるけど、
そうならないのが日韓関係」

さらっと、何気なく発せられたこの言葉に奥行きを感じずにはいられません。

さて、
日韓の現代演劇交流は1972年の唐十郎率いる状況劇場の韓国ゲリラ公演から始まりました。
その後、劇団昴や発見の会などが中心となって韓国演劇人を招聘するなど地道な演劇交流が活発化しましたが、日韓演劇交流において絶対に欠かせない存在があります。

新宿2丁目にあった［タイニイアリス］という小劇場です。
現在は［スターフィールド］と名前を変えて劇場として運営されています。

タイニイアリスは、オーナーの劇場主の西村頼子さんと丹羽文夫さんが若い演劇人を応援したいと、
新宿に創設。
1983年から2015年の閉館までの32年間、日本の小劇団のみならず、多くの韓国演劇を招聘し、上演してきました。

現在、韓国の第一線で活躍している演出家や劇団など、多くの韓国演劇人たちがこの劇場の舞台に立ち、日本演劇人たちと交流を深めてきたのです。

タイニイアリスの功績は、残念ながら日本演劇界では広く知られていないのですが、
韓国演劇界では知らない人はいないと言えるほど、韓国演劇人たちから愛されていました。

そして、ついに、
その功績を称えて、2018年、テハンノ（大学路）に、［タイニイアリス］という名の劇場ができたのです。
西村さんには記念牌が贈られ、劇場で授与式まで行われました。

（地下二階にタイニイアリス）

先月、この［タイニイアリス］劇場を訪ねました。

日本では忘れられつつある劇場が、
韓国では、人々の心に永遠に生き続けるようにとの願いを込めて、演劇の町、テハンノのど真ん中に存在する［タイニイアリス］。

なんだか感慨深いものがありました。

テハンノへ行くことがあったら是非是非訪ねてみてくださいませ。
ソナムキル（松の木通り）にあります。

そして、その前にある「ソグミ」と言うサムギョップサル屋さんは
私の１番のお勧めのお店。ここのテンジャングッは絶品です。
こちらも合わせてお楽しみくださいな（笑）

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＜出演情報＞
映画『渇愛の果て、』
5/18~ 新宿K’s cinemaにて順次全国ロードショー

＜みょんみょんの韓国語教室＞
女優みょんふぁと一緒に遊びながら韓国語をマスター
진짜 좋아요!（チンチャ チョアヨ）めっちゃ素敵！

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