中村勘九郎・中村七之助の活力源は?
あなたの活力源は?
勘九郎 我々は今サウナにハマってます。先日、人間ドックで動脈硬化の検査をしたら、前年のデータと比べて信じられないぐらい血管年齢が若くなってました。この1年で何か生活に変化があったかと考えると、サウナに週3ぐらい入ってるんです。それしか思い当たらない。
七之助 同じです、サウナです。サウナ好きな仲間と情報を共有しながら、あちこち行ってます。
勘九郎 夢は歌舞伎座内にサウナを造ることで(笑)、無理なら劇場の近くに造って、「歌舞伎サウナ」という名前にして、サウナ室にテレビを置いて、その月やっている演目を流す。
七之助 絶対に流行ると思います(笑)。
プロフィール
なかむらかんくろう○十八世中村勘三郎の長男。86年1月歌舞伎座『盛綱陣屋』の小三郎で波野雅行の名で初お目見得。87年1月歌舞伎座『門出二人桃太郎』の兄の桃太郎で二代目中村勘太郎を名のり初舞台。2012年2月新橋演舞場『土蜘』の僧智籌実は土蜘の精、『春興鏡獅子』の小姓弥生後に獅子の精などで六代目中村勘九郎を襲名。歌舞伎を担う立役の花形として古典、新作を問わず活躍。
なかむらしちのすけ○十八世中村勘三郎の次男。中村勘九郎は兄。86年9月『檻(おり)』の祭りの子で波野隆行の名で初お目見得。87年1月歌舞伎座『門出二人桃太郎』で二代目中村七之助を名のり初舞台。 父勘三郎や母方の祖父七世中村芝翫の教えを受け、『金閣寺』の雪姫や、舞踊『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子など女方の大役を次々と演じ、清新な魅力を発揮。その一方、二枚目の立役も勤める。
公演情報
『明治座 十一月花形歌舞伎』
出演◇中村勘九郎 中村七之助 坂東彦三郎 坂東巳之助 中村米吉 中村橋之助 中村歌女之丞 中村梅花 中村鶴松 坂東亀三郎 喜多村緑郎 市川男女蔵 坂東楽善
11/2~26◎明治座
〈お問い合わせ〉明治座チケットセンター 03-3666-6666(10:00~17:00)、明治座オンラインチケット 検索
チケットホン松竹(10:00~17:00)0570-000-489または03-6745-08888、チケット Web 松竹 (24 時間受付) 検索
HP:https://www.meijiza.co.jp/info/2024/2024_11/
【インタビュー◇宮田華子 撮影◇中村嘉昭】
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