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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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加藤健一事務所が名作『Flowering Cherry〜夢見るチェリー〜』初上演!

加藤健一事務所では、演劇ファンに長く愛されてきた名作『Flowering Cherry〜夢見るチェリー〜』を、初上演する。作者は英国の劇作家・脚本家として知られるロバート・ボルト、脚本は小田島恒志の新訳、演出には初参加となる早船聡が手がける。

父・チェリーの夢が、家族をかきまわす!
夢のリンゴ園で人生大逆転…なるか!?
「夢を語るのは一流、実行力は三流」 そんな男の代表格、ジム・チェリー。
意外とどこにでもいそうな、この“どうしようもない男”を、なぜか憎めない、愛すべき人間像としてカトケンが演じ、その夫に対する妻・イザベルを演じるのは、文学座の看板女優・山本郁子。確実に現実を生きる女性の強さで、ジムの幻想をくっきりと浮かび上がらせる。

《STORY》
届かぬ夢を追う父、現実を生きる家族。夢の小枝に実るのは、果実か愛か、それとも??
イギリス郊外に暮らす中年のチェリー夫妻、ジム(加藤健一)とイゾベル(山本郁子)。
保険会社で働くジムは、仕事が性に合わないと、妻に黙って突然退職してしまった。
彼は「故郷でリンゴ園をやりたい」という見果てぬ夢を語るが、それには資金も経験も現実味も無い。
これまで献身的に彼を支えてきたイゾベルは、新しい人生を思い描き続けるだけで、踏み出す勇気も無いジムに苛立っている。
二人の子ども達もまた、そんな父を理解できずにいた。
夢と困惑のはざまで揺れる家族の姿を通して、愛のぬくもりと人生の選択を描いた家庭劇。

【コメント】
加藤健一
この作品の副題をあえて「夢見るチェリー」としたのには理由があります。チェリーと呼ばれているのは主人公の男の事ですが、「Flowering Cherry」というと、どうしても植物のチェリーの木に花が咲くというイメージが強すぎるからです。一旦そう思い込んでしまうと、劇のクライマックスでとても大きな支障をきたす恐れがあります。翻訳者の意見では「Flowering Cherry」には、チェリーという男がいつも「ひと花咲かすぞ!」と言っているイメージがあるそうです。ならば「夢見るチェリー」の方が誤解がないだろうと思い、この副題に致しました。
新年度が始まったばかりのお忙しい時期とは存じますが、是非劇場まで足をお運びください。

【公演情報】
加藤健一事務所『Flowering Cherry〜夢見るチェリー〜』
作:ロバート・ボルト
訳:小田島恒志
演出:早船 聡
出演
加藤健一 山本郁子(文学座) 
林 次樹(Pカンパニー) 浅井伸治(劇団チョコレートケーキ) 
菊地 歩(扉座) 澁谷凜音(青年座) 小田あかり
●4/15〜23◎下北沢・本多劇場
〈公式サイト〉https://katoken.la.coocan.jp/123-index.html