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法廷劇の金字塔『十二人の怒れる男』開幕!

あなたは、13人目の陪審員になる。 その沈黙は、有罪か!
銀座・博品館劇場にて5月30日に舞台『十二人の怒れる男』(主催:株式会社エイジポップ/一般社団法人CEDAR)が開幕した(6月7日まで)。その舞台写真及びキャストコメントが到着した。

本作は、レジナルド・ローズによる不朽の名作戯曲。ひとりの少年の命をめぐり、十二人の男たちが密室で議論を重ねる、世界的法廷劇の金字塔。発表当初より大きな反響を呼んでいる本作は、世代を超えた実力派キャストの集結に早くも注目が集まっている。既報の通り、和田琢磨、中村梅雀、相葉裕樹ら世代を超えた俳優12名が出演。濃密な会話劇として、演出・松森望宏の新たな解釈で立ち上げる。

情報があふれ、空気によって「正しさ」が決まってしまいかねない現代社会において、「多数決」と「正義」は本当に同じなのか――。本作が突きつけるのは、他者の人生を裁くとき私たちはどこまで誠実でいられるのか、という根源的な問い。たった一人の異議申し立てが、集団の思い込みを揺さぶり議論そのものの意味を取り戻していくこの物語は、分断と対立が深まるいまの日本社会にこそ、改めて届けるべき強いメッセージを持っている。
「考えることをやめない」ための舞台として立ち上げる本プロジェクト。12人の俳優が、言葉と沈黙のすべてを賭けてぶつかり合うこの密室劇は、観客一人ひとりに「あなたならどう裁くのか」を突きつける。密室の中で交わされる言葉の応酬と、揺らぎ続ける「正義」。その行方を、ぜひ劇場で確かめてほしい 。

《STORY》
殺人罪で起訴された少年の運命を決めるのは、12人の陪審員。証拠は揃い、目撃証言もある。陪審員たちは「有罪」に票を投じ、議論はすぐ終わるはずだった――しかし、たった一人の陪審員8番が「合理的な疑いがある」と異議を唱える。
「本当に彼は犯人なのか?」「証言は信用に値するのか?」
閉ざされた陪審員室で繰り広げられる、緊迫の心理戦。証拠の矛盾が浮かび上がるにつれ、12人の間には亀裂が生まれ、理性と感情、偏見と真実が激しくぶつかり合う。「正義」とは何か?「公平な目」を持つことはできるのか?そして、最終的に彼らが下す決断とは――。密室劇の最高峰にして、時代を超えて問い続けられる名作。あなたなら、この評決にどう向き合うか?

【コメント】

陪審員8番役:和田琢磨 
いよいよ「12人の怒れる男」が開幕します。
今回は演出家の松森さんを中心に稽古場から”熱”を絶えず感じ続けることを大切に稽古を重ねてきました。観ている方にも13人目の陪審員となってぜひ”熱”を一緒に感じ取って頂けるよう心を込めて演じます。

陪審員3番役:中村梅雀
3番はずっと怒ってます。
彼は息子のことでとても苦しんでいます。怒りの根源です。
演者が本気で怒っていなければ成立しません。
怒り続けるということが、どれだけ心身にとって良くないか。
映画だったらワンカットずつで休めるし、何日もかけて撮るので、怒り続けていられますよねぇ(笑)
今公演は、脳と声帯と血圧の、耐久性の限界に挑みます。
無事に終えることが出来ますように。
しかし、名作です。
出演出来たことを光栄に思います。

陪審員4番役:相葉裕樹 
『十二人の怒れる男』がいよいよ開幕します。
密室の中で交わされる言葉や視線、小さな揺らぎによって、少しずつ空気や考え方が変わっていく。その過程に、この作品ならではの面白さがあると感じています。
陪審員4番として、感情に流されることなく、論理と信念を持ってその場に存在したいと思っています。
観てくださる皆様にも、まるで同じ部屋で議論に参加しているような感覚を味わっていただけたら嬉しいです。
劇場でお待ちしております。

陪審員7番役:今江大地 
さて、いよいよ舞台「十二人の怒れる男」の幕が上がります。
僕はとてもわくわくしています。舞台上で繰り広げられる会話劇。シンプルなセットのみで、登場人物は身一つで勝負をします。自分が正しいことを示すために。また登場人物にはそれぞれの過去があり、今を生きている。ぜひその姿を観に来てください。劇場でお待ちしています。

陪審員11番役:陳内将 
十二人の怒れる男。
この作品が誕生してから70年ほど経った今でも、世界中で複数の団体様が舞台化し、挑み続けている理由がようやく分かった様な気がします。
一つの事件に対し、十二人の男が、十二人の俳優がそれぞれのバックボーンを丁寧に掘り下げた上で集まり白熱した議論が始まります。
それはもう日々のお稽古がとんでもないほど疲れるのです。
もちろん良い意味での疲れです!笑
本編でセリフとして描かれていない微細な部分まで松森さんのもと拘って作り上げました!
客席もかなりの集中力が要されると思いますので、何卒、万全の体調で目撃しに来て下さいませ!

陪審員5番役:長江崚行 
ついに始まります。
ああ、どきどきする。
緊張と興奮が入り混じって仕方ありません。
蒸し暑い日も急に冷えた日も、長机を囲んでキャストの皆様と言葉を交わした日々が、お客様を交えて開幕する。
ああ、やはりどきどきする。
楽しんで素敵な日々を過ごせますように。
役者としての幸福に心躍らせながら、真摯に向き合います

陪審員6番役:小松準弥 
舞台『十二人の怒れる男』、いよいよ開幕いたします。
十二人全員がほぼ最後まで舞台上に存在し続ける作品だからこそ、稽古ではそれぞれの人物の背景や空気感、その場に流れる実感を何より大切に積み重ねてきました。劇場で皆様と共有する空間がどのように広がっていくのか、今からとても楽しみです。千穐楽まで丁寧に、そして心を一つに、熱い議論をお届けします。ぜひ劇場で体感してください。お待ちしております!

陪審員2番役:國島直希 
ずっと舞台上にいます。ずっといるので、この舞台を客観的に観れたことはないのですが、演じていて、圧というか、凄まじい熱を感じます。それは物理的にもですし、心の内側にも、舞台上の空気感からも。とてもいい作品が出来上がったんじゃないかと、12人の内の1人として感じています。早く観て貰いたい気持ちと、心一つに、全員でやってやるぞって気持ちで昂ぶっています。
僕らの熱を客席で是非感じてください。お待ちしています。

陪審員12番役:佐藤信長 
いよいよ舞台『十二人の怒れる男』が開幕となります。
この1ヶ月間、キャスト・スタッフ全員で、ひとつひとつのシーンを丁寧に積み重ねながら作品を作り上げてきました。約2時間30分、途切れることのない緊張感の中、この部屋で繰り広げられる12人の会話、感情、そして人間ドラマに、ぜひ没頭していただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしております。

陪審員10番役:モロ師岡 
これは法廷劇だが、現代の日本に置き換えて観ても良い。いや、世界に置き換えても良い。役者の演技は激しいスポーツの置き換えても良い。台詞と言うボールを回し、確実にその台詞を受け取り次の選手に回す。厳しいタックルが来ても絶対に落とす事は出来ない。もし台詞を受け取れずノックオンしたら反則を取られる。若手の素早い台詞回し、いぶし銀な俳優の渋い台詞回し。最早、観客を相手に戦うチームプレイの格闘技だ。たかが演劇に大袈裟なと思うかも知れない。そのたかが演劇に2時間半全力で挑みたい。
よろしくお願いいたします。

陪審員長役:大鶴義丹 
私が演じる陪審員長という役は、『長』とは名乗っているものの実力や実績でその立場を得たのではなく、たまたま選ばれてその責務を果たそうとする「普通の社会人」です。「権威」ではありません。これが面白い点で、知識人や論客でもないただの市民が重要な議事進行役を任されている、矛盾。まさに現実社会の縮図なのだと思います。その混乱の中心で右往左往するのが私の役の仕事だと思っています。

陪審員9番役:佐藤B作 
厳しい稽古の結果が良く出た初日の公演になった様な気がします。出演者十二人の初日の緊張感は半端なくすごかったのですが、それが芝居展開に好影響を与え、素晴らしい二幕物の演劇が出来上がったと思っています。
この初日の成果に負けない演劇を、この後創り続けて行くぞ!!と肝に銘じて最年長俳優は頑張り続けます。
どうぞご期待下さい!!

【公演情報】
『十二人の怒れる男』
作:レジナルド・ローズ
翻訳:小田島恒志・小田島則子
演出:松森望宏
出演 
陪審員長:大鶴義丹
陪審員2番:國島直希
陪審員3番:中村梅雀
陪審員4番:相葉裕樹
陪審員5番:長江崚行
陪審員6番:小松準弥
陪審員7番:今江大地
陪審員8番:和田琢磨
陪審員9番:佐藤B作
陪審員10番:モロ師岡
陪審員11番:陳内将
陪審員12番:佐藤信長
判事:福山潤(声の出演)
守衛:今井聡
●5/30〜6/7◎銀座・博品館劇場
〈公式サイト〉https://cedar-produce.net/12-angry-men/
〈公式X〉@cedar_engeki
 

【舞台撮影:阿部章仁】