
加藤拓也の作・演出で、岡田将生・土居志央梨が出演の舞台『移民』は、2027年1月11日~31日、東京・東京芸術劇場シアターイーストにて上演されるが、そのメインビジュアルが公開された。
『移民』は、2024年に梅田芸術劇場と英国チャリング・クロス劇場による日英共同プロジェクトとして誕生した作品。劇作家・演出家の加藤拓也が英国にて創作し、チャリング・クロス劇場にて上演された『OneSmallStep』を、日本版として新たに脚色。タイトルを『移民』と改め、岡田将生・土居志央梨の出演により日本で初めて上演する。
人類が月へ、そしてその先へと移り住もうとする近未来。星をひとつ、人の手で「住め
る場所」に作り替えようとするとき、私たちは何をコントロールできて、何をコントロールできないのか。壮大な計画の足もとで交わされる、ある夫婦のごく私的な会話を通して、「新しい世界を築こうとする手」と「目の前のひとりの声を聞こうとする手」のすれ違いを見つめさせる。
今回完成したメインビジュアルは、抽象的なSF世界とリアルな人間の身体を対置させることで、本作が描く「月移住」という未知の未来を象徴的に表現している。
人間の関係性や身体は未来においてどのように変化していくのか。その不確かさと可能性を、一枚のビジュアルに凝縮。過去の原初的な存在にも、未来のサイボーグにも見えるイメージを通して、変容する人間の両義性を表現する。
観客を月と地球の異空間に誘いながら、生命の誕生という人智を超えた領域に直面した時浮き彫りになる男女のテーマや人類が向かうその先を切り口に、鋭い台詞劇が描かれる。
《あらすじ》
喬司(岡田将生)と成美(土居志央梨)は大手ゼネコンから人類の月移住計画に携わる夫婦である。
月に都市を築き、生き物を月で繁殖させ、人類の再出発を実現しようとするプロジェクトの先駆者として、二人は移住の準備を進めている。理想の暮らしを月の上に設計しようとするその矢先、ある出来事が二人の前に立ちはだかる。
それぞれの立場、それぞれの正しさを抱えた夫婦の選択は、やがて互いの道を塞ぎあってしまい──。
【公演情報】
舞台『移民』
作・演出:加藤拓也
出演:岡田将生 土居志央梨
秋元龍太朗(声の出演)
●2027/1/11〜31◎東京・東京芸術劇場シアターイースト
〈公式サイト〉https://www.umegei.com/schedule/1394/



