MENU
情報☆キック
株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
公演情報、宝塚レビュー、人気作優のコラム・エッセイ、インタビューなど、楽しくコアな情報記事が満載!
ミュージカルなどの大きな公演から小劇場の旬の公演までジャンルにとらわれない内容で、随時更新中です。

(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
広告掲載のお問い合わせ

えんぶ新春特別企画 “旬”の演劇人に聞きました! 2024年「今年は○×#▲だ!」Vol.7

2024年1月9日に発売された「えんぶ2月号」の新春特別企画を10回に分けて掲載いたします。Vol.7

シライケイタ(劇作家・演出家・俳優/座・高円寺芸術監督、劇団温泉ドラゴン)

今年は「走る50歳」だ!

自宅近くの小金井公園を走るのが習慣なのだ。が、台本の締め切りが迫ってくると全く走れなくなる。書けない書けないと唸って、ランニングどころじゃなくなるのだ。頑張って走ってお腹周りの脂肪を落とし、駅の階段をダッシュで登っても息切れしない体を手に入れても、台本を書き終わるころにはすっかり元の体に戻っている。そんでまた最初から鍛え直し。この負のルーティンから今年こそ抜け出したい。どんなに締め切りが迫っていても、5キロでいいから、いや3キロでもいいから走る。そうして体を保たないとどんどん体が老いていく恐怖がある。今年50歳になる。走りながら書く50歳になるぞ~! なめんなコノヤロー!!

【公演情報】

劇団温泉ドラゴン第18回公演『キラー・ジョー』
3/15~24◎すみだパークシアター倉
https://www.onsendragon.com

多田直人(俳優/演劇集団キャラメルボックス)

今年は「転換点」だ!

40歳の一年です。
20歳のとき、キャラメルボックスに入団して、自分の人生が大きく動き始めました。
30歳のとき、独り芝居「審判」にチャレンジして、演劇への向き合い方がじわりと変わりました。
いずれも、思い返せば、そんな重大な年でした。振り返って気がつくのです。
きっと40歳の今年も、思い返したときに、自分の人生の転換点だったなーって思うような、そんな一年になるんでしょうね。

【公演情報】

『ブンナよ、木からおりてこい』
3/28〜31◎六行会ホール
http://dengeki.co.jp/

米良まさひろ(俳優/セビロデクンフーズ)

今年は「スーとハー」だ!

今年は29歳になる年で、30歳にむけて最後の準備の年なのですが。
いつまでたってもすぐテンパるし、目を見て話せなかったり、急に明るかったり暗くなったり、飲み会では話さず外に出て夜空を眺めるというトガりをみせたり…。どうしようもない謎の焦りや不安から、孤高の存在を演出してしまうヤバい30歳が見えてきていて、こんなんで大丈夫かって日々参っているのですが…。
心が少しでも追い込まれた時にスーって吸ってハーって吐くと景色が少し明るくなって物事を軽く捉えられるようになる事を最近知りまして。今年はこのスーとハーを大切にしてもうちょっと身の回りに余裕が持てる人になりたいなって思っています。
だから今年はスーとハーだ!!!

【公演情報】

セビロデクンフーズ『石田、ゴーゴーヘブン!』(演出・出演)
3/28〜31◎シアター711
https://twitter.com/Sebi_Kung_fus

入船亭扇橋(落語家)

今年は「入船亭扇橋の落語」だ!

真打なりたての落語家なので。是非1度お聞き下さいませ! 年は明けたばかりですが、どうか皆さま『良いお年を』お過ごしになられます様に。

【出演情報】
『表扇家』
4/1◎日本橋社会教育会館
https://i-senkyou10.com/

野間口徹(俳優)

今年は「現状維持」だ!

「現状維持」です。これが一番難しい。欲を出すのも簡単だし、欲を無くすのも簡単。ずっと維持するのが一番難しいです。毎年努力することは変わらなくて、とにかくひとつひとつの仕事を丁寧にやる。だから、僕にとって「今年は」ではなく「今年も」です。

【公演情報】

シス・カンパニー公演『カラカラ天気と五人の紳士』
4月〜5月◎東京、岡山、大阪、福岡にて上演予定
https://www.siscompany.com/produce/lineup/karakara/

加納幸和(劇作家・演出家・俳優/花組芝居)

撮影:田中亜紀
今年は「ぶっ壊すん」だ!

今までにない考え方で花組芝居をやってみようかなと思っています。今年の花組芝居の公演は6月と11月なのですが、どちらも今までにないことをやってみたいと思っていて、僕らのやっている創作活動のある可能性みたいなものを、ちょっと花組芝居にとっては実験的なことを含めて、やろうかなと思っています。まだまだ僕にとっても劇団員にとってもお客さんにとっても刺激的なことをやってみるつもりです。

小林大介(俳優/花組芝居)

撮影:田中亜紀
今年は「初体験」だ!

3月に子どもが産まれるんです。父親になるという初体験が待っているので、すごく楽しみです。自分の子が産まれてきてくれるとは思ってもいなかったので、育児に四苦八苦しながら子どもと一緒に頑張ります!

武市佳久(俳優/花組芝居)

撮影:田中亜紀
今年は「健康志向」だ!

諸先輩方に怒られそうですが、昨年30歳を迎え僅かに「老い」を感じ始めました。もう良い大人なので、今年は生活習慣を整える年にしたいです。お酒飲み過ぎません。夜中にラーメン食べません。欲望に身を任せません。

【公演情報】

博多座25周年記念作品『新生!熱血ブラバン少女。』
4/6~21◎博多座、4/26~28◎大阪新歌舞伎座
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20240426.html

桂憲一(俳優/花組芝居)

撮影:田中亜紀
今年は「穏やかに」だ!

もともと好戦的な人間でもないし、どちらかというとわりと穏やかなほうだと思うのですが、なんか最近イライラすることが増えてきました。常識のない人とかにイラッとするし、車の運転とかしていてもイラッとする。あまりいいことではないので、どこかでワーッと発散して、なるべく日常は穏やかでいようと思っています。

【公演情報】
戦争と平和を考える2作品連続上演
渡辺源四郎商店Presentsうさぎ庵Vol.21『雲を掴む』
5/8~12◎ザ・スズナリ

続き(vol.8)はこちら!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!