アガリスクエンターテイメント『発表せよ!大本営!』をパワーアップして今年8月、シアターサンモールにて再演!

ウェルメイドなコメディを独自の理論で一捻り二捻り、緻密な伏線回収で極上のワンシチュエーション群像劇コメディで、人気のアガリスクエンターテイメント。結成20周年の今年、2019年に初演時に大好評を博し連日満席、さらに舞台映像が映画祭で最優秀賞を受賞するなど話題となった『発表せよ!大本営!』を、新キャストを迎えてパワーアップして再演する。
旗揚げ以来、主宰・脚本・演出として劇団を牽引し、昨年7月には鈴木保奈美主演舞台『逃奔(とうほん)政走(せいそう)-嘘つきは政治家のはじまり?-』も手がけるなど、注目を集める冨坂友より、本作上演へ向けたメッセージが到着した。

『発表せよ!大本営!』を再演することになりました。
この作品は、太平洋戦争中の日本の海軍報道部の面々が、軍の公式発表「大本営発表」で嘘の戦果を発表するために頑張る(←頑張るな)ブラックコメディです。2019年に下北沢の駅前劇場で上演しました。一見、おカタい戦争モノに見える題材のわりに、かなりウケた覚えがあります。疾走感のある終幕の仕方も影響があるのかもしれません。
そんなわけで劇団内で話すたびに「いつか再演したい作品」リストの上位に入っていました。と同時に、わりと上演成果に満足がいっていたことにより、再演するなら何かバージョンアップをしないとただの焼き直しになってしまうという不安もありました。
この度、劇場サイズを拡大し、改良するポイントも見えて、さらには戦後80年という節目の年を迎えて、満を持して再演する運びとなりました。
今年はアジア太平洋戦争をモチーフにした演劇がたくさん上演されると思いますが、いちばん一番笑える作品を目指します。ご来場お待ちしております。
脚本・演出:冨坂友

【あらすじ】
1942年6月。行け行けドンドンの楽勝ムードで臨んだミッドウェー海戦にて歴史的な大敗を喫した日本軍。
戦勝パーティーまで準備していた海軍は、ショックも冷めやらぬまま新たな問題に直面する。
ーーーこの結果を国民にどう発表する?
「真実を伝えるべき」
「いや、国民の士気を落とすわけにはいかない」
「逆に危機感を煽ることによって戦意高揚を図るっていう…」
まとまらない意見。責任をなすりつけ合う各部署。
こうして、海軍報道部員のいちばん長い日がはじまった…!
【公演情報】

アガリスクエンターテイメント
第33回公演『発表せよ!大本営!』
8/13~17◎シアターサンモール
◇脚本・演出
冨坂友
◇出演
津和野諒(*)
矢吹ジャンプ(*)
淺越岳人(*)
前田友里子(*)
北川竜二
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
中田顕史郎
久ヶ沢徹
高木健
森田亘(非実力派宣言)
伊藤圭太(*)
鹿島ゆきこ(*)
鍛治本大樹(キャラメルボックス)
榎並夕起(*)
古谷蓮(*)
髙橋果鈴
(*)アガリスクエンターテイメント所属
公式サイト
https://www.agarisk.com/daihonei2025/
