上田久美子・竹中香子・三河家諒の活力源は?

あなたの活力源は?
上田 プールです。可能なら毎日10分、500メートル泳ぎたいです。飽きるので10分しか泳ぎませんが、長く表現活動していくには、運動の習慣は必要だと思います。脳も身体の一部なので。
竹中 企画会議です! 新しい企画を思いついた時は、いろんな人に話して、反応をみたり、新しいアイディアをもらうことで、徐々に実現に向けて現実味が帯びていく感じが大好きです。
三河家 大まかに言うと、やっぱり健康と言うか自分自身と向き合う事かな? 数年前に大病をして尚更ですかね。心が元気じゃないと体も悪くなるし、体が動けば心も元気!! 自分が元気じゃないと他人の心は動かせないかなと思います。
プロフィール
うえだくみこ○奈良県出身。戯曲家・演出家。京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業後、一般企業勤務を経て、演出助手として宝塚歌劇団入団。2013年『月雲の皇子 -衣通姫伝説より-』で初の脚本・演出を手がける。15年『星逢一夜』で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。22年3月で宝塚歌劇団を退団。同年、スペクタクルリーディング『バイオーム』脚本で岸田國士戯曲賞最終ノミネート。23年、全国共同制作オペラ『道化師 / 田舎騎士道』演出。23年-24年に文化庁の海外研修制度によりフランスの公共劇場にて研修。24年1月、自身の作品を企画・制作する団体Projectumïを立ち上げた。
たけなかきょうこ○埼玉県出身。プロデューサー・俳優・演劇教育。2011年渡仏、日本人としてはじめてフランスの国立高等演劇学校の俳優セクションに合格。16年フランス俳優国家資格取得。パリを拠点に多数の舞台に出演。17年より日本での活動も再開。一人芝居『妖精の問題』(市原佐都子作・演出)ではNY公演を果たす。22年『蝶々夫人』(市原佐都子作・演出)出演。24年初戯曲『ケアと演技』をYAU CENTERにて上演。太田信吾との共同演出作品『最後の芸者たち』は、Festival d’Automne Paris 2024のプログラムとしてパリで上演された。
みかわやりょう○福岡県出身。俳優。大衆演劇三河家劇団・四代目三河家桃太郎の三女として生まれ、1986年15歳で初舞台を踏み、以降大衆演劇活動に従事。01年より実兄(05年五代目三河家桃太郎を襲名)が座長を勤める三河家劇団に参加。10年に三河家劇団を退団、以後フリーにて活動中。『婦系図』のお蔦から三枚目の男役まで幅広い役を巧みに演じ分け、大衆演劇の枠を超えた本格女優として全国に知られ、多くのファンの絶大な支持を得ている。また、一人芝居や女流邦楽家や新内との競演等ジャンルの違う作品にも多く挑戦している。
【構成・文◇宮田華子 撮影◇松本和幸(舞台) 山崎伸康(人物)】
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